出荷検証 - 検証エラーの修正

EXM は、次のような各種の検証エラーを返すことがあります。

検証エラーに関する詳細は、メッセージログ (tcstl1500m000) セッションに表示されます。このセッションは、出荷 (whinh4130m000) または積荷 (whinh4140m000) セッションの適切なメニューで開くことができます。(出荷検証状況が検証済の場合で) エラーがなければ、このセッションは使用できません。

出荷構造、扱い単位構造、およびその他の多くの出荷データを修正するには、積荷または出荷の再オープンと再凍結が必要です。再凍結を行うと、このデータが EXM に自動的に発行されます。

ただし、以下のデータの修正には、積荷または出荷の再オープンと再凍結は不要です。

  • 出荷の追跡番号と積荷の運送業者追跡番号。凍結済の出荷または積荷でこれらの番号を変更すると、検証状況が修正済に変わります。
  • 出荷または積荷でメンテナンスされるのではなく、出荷伝票に出力されるマスタデータ (弊社発注先番号.など)。このデータを修正しても、検証状況には影響しません。

再オープンと再凍結が不要な修正済の積荷、出荷またはその他マスタデータを発行するには、出荷 (whinh4130m000) セッションまたは積荷 (whinh4140m000) セッションの出荷の公開または積荷の公開オプションを使用します。

再凍結をしたり、発行オプションを使用すると、検証状況が検証中にリセットされます。

注意
  • 積荷にリンクしている出荷の状況に関係なく、積荷を発行できます。
  • 積荷を確認するには、積荷の出荷と積荷自体の状況が検証済になっている必要があります。
  • 積荷にリンクされた出荷の 1 つを除くすべてが確定されている場合、この最後の出荷は、積荷の状況が検証済の場合にのみ確定できます。これにより、積荷の検証エラーの見落としを防ぐことができます。
EXM の検証中または検証エラー状況を無効化するには

検証が未完了か検証エラーがあるにもかかわらず、ただちに出荷する必要がある場合は、権限を持つユーザが検証中または検証エラーの状況を使用して出荷や積荷を検証することができます。このために、出荷 (whinh4130m000) セッションまたは積荷 (whinh4140m000) セッションの出荷の発行または積荷の発行オプションを使用します。これにより、状況が検証済に設定されます。

この権限は、ユーザプロファイル (whwmd1540m000) セッションの未検証積荷/出荷の発行チェックボックスがオンになっているユーザに付与されます。