隔離検査扱い単位の処理方法

購買オーダが発生元で、入庫検査中に不合格になって隔離検査に送られた扱い単位の場合、購買オーダタイプ、オーダシリーズ、購買元取引先と出荷元取引先のデフォルト値は、処分 (whwmd2272m200) セッションの入庫ラインから取得されます。

出庫検査中に不合格になった扱い単位の場合、購買元取引先と出荷元取引先のデフォルト値は、品目と品目グループの優先順位に基づいて品目購買データから取得されます。

扱い単位が存在する場合、隔離検査在庫処分の分割 (whwmd2272m100) セッションで処分ラインを分割することはできません。処分ラインを分割するには、まず扱い単位を削除する必要があります。

隔離検査在庫の移動 (whwmd2271m100) セッションを使用して、未処理の扱い単位全体を異なる倉庫保管場所に移動することができます。これは、このセッションを扱い単位ツリーまたは隔離検査在庫扱い単位 (whwmd2574m000) セッションから開始した場合にのみ可能です。扱い単位数量が処分ライン数量よりも少ない場合、扱い単位の移動中に、関連する処分ラインは分割されます。

扱い単位が存在する場合、処分ラインを移動することはできません。処分ラインは扱い単位の一部に関連付けられている場合があり、不完全な扱い単位の移動はサポートされていないためです。

隔離検査在庫概要 (whwmd2171m000) または隔離検査在庫 (whwmd2671m000) セッションで、隔離検査 ID の扱い単位を削除できます。子扱い単位もすべて削除されます。

処理される扱い単位は削除されません。

子扱い単位は、処理時に親扱い単位とのリンクが解除されます。この処理されリンクが解除された子扱い単位は、親扱い単位が削除されても削除されません。

扱い単位が削除されると、関連する処分ラインは処分待ちにリセットされます。処分が処分待ちの別の処分ラインが存在する場合、ストックポイント詳細が同一であると処分ラインはマージされます。