出荷資材取引ここでは、梱包品目の登録機能について説明します。 出荷資材取引 出荷資材取引を使用すると、梱包品目の数量と支払について取引先とやり取りできます。また、出荷資材取引を使用すると、取引先への報告を目的として梱包品目を分類することもできます。詳細は、次のオンラインヘルプを参照してください: 出荷資材取引 (whwmd4170m000) セッション
注意
LN では、次の場合にのみ梱包品目処理が記録されます。
重要
同じ出荷資材取引内で 1 つの取引先から別の取引先にすべての品目をコピーできます。 出荷資材取引 (SMA) の検索 LN では、出荷資材処理を記録する場合に、該当する処理にリンクされる出荷資材取引 (SMA) を次の順に検索します。
上記の手順で、LN は、処理日に最も近い発効日が設定されたエントリを出荷資材取引の中から検索します。出荷資材取引の有効期限は設定されていません。出荷資材取引の既存エントリの有効期限は、取引体系の新規エントリの発効日によって決定されます。 梱包品目の登録 LN では、梱包品目の入庫数量と出庫数量が日付別に記録され、梱包品目に関連した処理を含む入庫処理と出庫処理の実行時にセッションが更新されます。梱包品目は、扱い単位、入庫ライン、出荷、またはコンテナにリンクさせることができます。梱包品目処理 (whinr1115m000) セッションは、出荷資材取引が梱包品目に使用されていない場合でも更新されます。 梱包品目処理をマニュアルで入力することもできます。
重要
転送タイプの販売オーダでは、例外として、商品が 「VMI 倉庫」 を経由する VMI シナリオがサポートされています。販売転送オーダは、商品が自社倉庫から 「VMI 倉庫」 に納入された後で顧客宛てに出庫される VMI シナリオに使用されます。取引先はオリジナルの販売オーダに設定されています。供給処理のどの段階で、梱包品目に関連した処理を LN の倉庫 (whwmd2500m000) セッションの出荷資材取引の更新時フィールドで更新するかを選択できます (ロジスティックサービスプロバイダ (LSP) シナリオの場合)。このフィールドは、自社で倉庫管理が行われない VMI 倉庫の場合にのみ有効になります。供給処理の次の段階で、梱包品目に関連した処理を LN で更新できます。
制限事項
出荷資材取引体系 LN では、取引先と梱包品目の組合せが出荷資材取引 (SMA) にリンクされます。取引先と品目の組合せによって、梱包品目処理の出荷資材取引が表されます。出荷資材取引体系 (whwmd4171m000) セッションを使用すると、梱包品目処理に適切な出荷資材取引を見つけることができます。 取引先と品目の組合せを出荷資材取引にリンクさせる場合は、発効日にもとづいて行います。将来の発効日を指定して、新しい一連の出荷資材取引を今後利用できるようにすることもできます。品目を指定しないと、すべての品目に対して SMA が取引先にリンクされることになります。また、SMA を指定しないと、品目が考慮されなくなります。 出荷資材取引体系の重要な特徴を次に示します。
取引を処理にリンクさせる場合、LN は、まず取引先と品目の組合せレベルで取引の検索を試行します。取引先と品目の組合せレベルで取引が見つからない場合は、より広範な取引先レベルに戻して、処理にリンクさせる取引の検索を試行します。 出荷資材取引体系が取引先レベルで定義されている場合は、取引先 (のグループ) のすべての品目が 1 つの取引にリンクされます。詳細な処理ログから特定の梱包品目を除外する場合には、次のオプションを使用できます。
処理にリンクさせる出荷資材取引 (SMA) を検索する場合、LN は、処理日に最も近い発効日が設定されたエントリを出荷資材取引体系から検索します。有効期限は設定されていません。出荷資材取引体系の既存エントリの有効期限は、取引体系の新規エントリの発効日によって決定されます。 同じ出荷資材取引体系に複数の取引先をリンクできます。考えられるシナリオを次に示します。 シナリオ 1: すべての梱包品目を 1 つの SMA にリンクさせる このシナリオを実現するには、次の内容のエントリを取引体系に定義します。
シナリオ 2: すべての梱包品目を 1 つの SMA にリンクさせ、取引から特定の品目を除外する このシナリオを実現するには、取引先が指定されているが、品目が指定されていないエントリを取引体系に定義します。また、取引先と品目の組合せが指定されているが、出荷資材取引が指定されていないエントリも取引体系に定義する必要があります。
シナリオ 3: 梱包品目の一部を指定し、その部分だけを 1 つの SMA にリンクさせる 選択された品目だけが SMA にリンクされます。このシナリオを実現するには、取引先と品目の組合せが指定された一連のエントリを取引体系に定義します (1 つの品目につき、1 つのエントリ)。
シナリオ 4: 梱包品目の大部分を 1 つの取引にリンクさせ、梱包品目のごく一部を別の取引にリンクさせる このシナリオを実現するには、2 つの取引を設定します。取引先が指定されているが、品目が指定されていない 1 つのエントリを取引体系に作成します。取引先と品目の組合せが指定されている別のエントリを作成します。
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||