扱い単位を検査するには

扱い単位の設定によって、扱い単位が生成されるかどうか、扱い単位をユーザが作成するかどうか、入庫/出庫フローの品目に対して使用するかどうかが決まります。生成される場合は、検査ヘッダと検査ラインが作成されたときに、検査扱い単位が生成されます。

入庫/出庫検査ヘッダまたは検査ラインに扱い単位が存在している場合は、検査扱い単位または検査ラインの検査結果を指定できます。

倉庫検査概要 (whinh3122m000) セッションの検査ヘッダの扱い単位ありフィールドは、扱い単位が存在しているかどうかを示します。

扱い単位の検査結果を指定すると、該当する検査ライン数量が更新されます。

検査ラインで指定された検査結果は、検査を処理した後、該当する扱い単位で更新されます。しかし、それは検査の検査ラインがすべて同じ検査結果である場合、つまり、検査全体が承認済、不合格、または (入庫のみ) 破壊済である場合のみです。

部分検査は、倉庫検査概要 (whinh3122m000) セッションまたは倉庫検査 (whinh3622m000) セッションでマニュアルで処理します。

検査のすべての扱い単位について検査結果を指定した後、検査は次のように処理されます。

  • 扱い単位 (whwmd5130m000) または扱い単位 (whwmd5630m000) セッションから始まって検査結果が指定された場合、LN が処理
  • ユーザがマニュアルで処理
注意

品目数量の一部が承認済、不合格、(入庫のみ) 破壊済でない検査を処理する場合、残りの数量について新しい検査が作成されます。

ただし、該当する最下位レベルの扱い単位に未指定数量と承認済数量がある場合、検査を処理することはできません。そのような場合は、メッセージが表示されるので、数量全体を指定して、該当する検査扱い単位を処理する必要があります。

該当する最下位レベルの扱い単位に未指定数量と、不合格数量または破壊済数量があり、承認済数量がない場合、検査を処理することはできません。そのような場合、破壊済数量と不合格数量は扱い単位から削除され、扱い単位の外側で処理されます。未指定数量は扱い単位内に残り、その数量のために新しい検査連番が作成されます。