出荷通知 (whinh3600m000)

セッションの目的:  出荷通知ライン、工順、梱包などの関連データを含む、出荷通知の詳細を表示およびメンテナンスします。このセッションでは、直送の入庫も実行できます。

事前出荷通知により、到着予定の出荷に関する詳細情報を得ることができます。また、入庫処理の効率をさらに向上させることができます。倉庫の担当者は、受領済の事前出荷通知に対応する出荷を入庫できるので、貨物全体をスキャンする必要がなくなります。この結果、事前出荷通知を使用することで、入庫処理をより迅速に、かつ少ないエラーで実行できるようになります。

事前出荷通知は、出荷元取引先から到着予定の商品に関する情報を登録するために送付されます。事前出荷通知ヘッダには、輸送機関、船積会社、発注先、および到着時刻に関する情報が含まれます。

事前出荷通知は EDI によって受け取ることができるほか、マニュアルでも作成できます。マニュアルで追加した事前出荷通知の状況は、マニュアル計画済です。

注意
  • 納品先住所の保管場所を表示するには、[マップ] セクションを使用します。一度にレコードを 1 つのみ選択する必要があります。
  • 現在の事前出荷通知を削除するには、以下を実行します。

    • 状況が入庫済の場合、適切なメニュー出荷通知の削除をクリックします。
    • 状況が入庫済以外の場合、上のステップを参照するか、ツールバーの [削除] をクリックします。まだ処理が必要な事前出荷通知を削除しないよう気を付けてください。

 

出荷元取引先
オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。
出荷

事前出荷通知を受け取ると、その事前出荷通知番号は在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションの入庫シリーズフィールドで指定されたシリーズの先頭空番号になります。

状況
事前出荷通知の状況詳細は、次の情報を参照してください: 事前出荷通知状況
貿易コンプライアンス状況

貿易コンプライアンス状況は事前出荷通知ラインから更新されます。複数の事前出荷通知ラインの状況が異なる場合は、事前出荷通知ラインの最も早い貿易コンプライアンス状況が表示されます。

注意

グローバル貿易コンプライアンス機能が有効の場合は、貿易コンプライアンス状況が確認済の場合にのみ、事前出荷通知を入庫することができます。不合格になったラインを持つ事前出荷通知を入庫しようとすると、合格したラインのみが入庫されます。

倉庫
発注先が商品の納入を計画している倉庫
納品先住所
商品の納入先住所
納入運送業者/LSP
出荷を実行する運送業者
発注先 ASN
購買元取引先の事前出荷通知番号
積荷証券
購買元取引先の積荷証券
梱包リスト
購買元取引先の梱包リスト
梱包票
購買元取引先の梱包票
EDI
このチェックボックスがオンの場合、EDI 情報があります。
テキスト
このチェックボックスがオンの場合、事前出荷通知に関する追加情報があります。
直送
このチェックボックスがオンの場合、事前出荷通知には、直送、またはプロジェクト納品ラインが含まれます。
輸送積荷
事前出荷通知が参照する積荷。次のことができます。
  • 計画積荷/出荷 (whinh4180m000) セッションにズームして、特定の倉庫オーダ用に作成された積荷を選択します。
  • 積荷 (whinh4140m000) セッションにズームして、複数の倉庫オーダに関連付けることができる積荷を選択します。
  • 先頭空番号 (tcmcs0150m000) セッションにズームして、積荷番号を生成するシリーズを選択します。この番号は、輸送の直送の事前出荷通知にかかる輸送費を計算するために使用します。
危険物
このチェックボックスがオンの場合、出荷には危険資材が含まれます。このフィールドは、情報提供専用です。
輸送出荷
事前出荷通知が参照する出荷

次のことができます。

  • 計画積荷/出荷 (whinh4180m000) セッションにズームして、特定の倉庫オーダに作成された積荷に属する出荷を選択します。
  • 出荷 (whinh4130m000) セッションにズームして、複数の倉庫オーダに関連付けることができる積荷に属する出荷を選択します。
  • 先頭空番号 (tcmcs0150m000) セッションにズームして、出荷番号を生成するシリーズを選択します。この番号は、輸送の直送の事前出荷通知にかかる輸送費を計算するために使用します。
出荷参照
購買スケジュールに基づいて出荷を順番に入庫するために使用する購買スケジュールの参照

出荷通知に扱い単位が生成される場合、参照は扱い単位にもリンクされます。参照を持つ扱い単位を受け取ると、参照は作成された入庫ラインにもリンクされます。入庫 (ライン) が確認されると、参照は他の入庫情報と一緒に購買管理に渡されます。購買管理は、その参照を組立管理に渡して出荷が到着することを知らせます。

外部扱い単位
外部扱い単位は、出荷元取引先が提供する扱い単位番号です。出荷元取引先が事前出荷通知ラインの扱い単位番号を提供しなかった場合、LN はこのフィールドに入力しません。
扱い単位
このセッションで生成される内部扱い単位番号。商品はこの扱い単位番号を使用して処理されます。扱い単位を生成する場合、発注先が指定した外部扱い単位が一意であるときには、この外部扱い単位コードが商品の処理に使用されます。必要であれば、別の扱い単位を生成してこのフィールドの扱い単位と置き換えることができます。
事前出荷通知作成日
事前出荷通知が EDI によって送られた日付

事前出荷通知作成日はマニュアルで変更できます。

注意

事前出荷通知をマニュアルで作成する場合、デフォルトの事前出荷通知作成日は現在の日付と時間です。

事前出荷通知到着日
事前出荷通知が到着した日付、または事前出荷通知がマニュアルで作成された日付

事前出荷通知到着日は変更できません。

出荷日
商品が出荷される日付
計画納期/時刻
出荷の納品が計画される日付
実際納期
品目の実際の納期

 

出荷通知の削除
出荷通知の削除 (whinh3250m000) セッションを開始します。
輸入仕入原価ライン
事前出荷通知輸入仕入原価を表示する輸入仕入原価ライン (tclct2100m000) セッションを開始します。注意: 輸入仕入原価が導入されている場合にのみ、このオプションが表示されます。
出荷通知別輸入仕入原価
特定の事前出荷通知の輸入仕入原価ラインをメンテナンスする出荷通知別輸入仕入原価ライン (tclct2100m200) セッションを開始します。注意: 輸入仕入原価が導入されている場合にのみ、このオプションが表示されます。
輸入仕入原価の再計算
事前出荷通知の輸入仕入原価を再作成する輸入仕入原価の再計算 (tclct2800s000) セッションを開始します。注意: 輸入仕入原価が導入されている場合にのみ、このオプションが表示されます。
出荷通知の出力
出荷通知の出力 (whinh3400m000) セッションを開始します。デフォルトでは、このセッションが開始され、レポートが出力されます。
履歴
出荷通知の削除 (whinh3250m000) セッションを開始します。
扱い単位の生成
現在の事前出荷通知の扱い単位を生成します。
扱い単位の削除
現在の事前出荷通知の扱い単位を削除します。
扱い単位
扱い単位 (whwmd5130m000) セッションを開始します。
扱い単位ツリー
現在の事前出荷通知の扱い単位のツリー構造を開始します。
計画済
このコマンドを使用して、状況が計画済である出荷通知を表示します。詳細は、次の情報を参照してください: 事前出荷通知状況
入庫済
このコマンドを使用して、状況が入庫済である出荷通知を表示します。詳細は、次の情報を参照してください: 事前出荷通知状況
すべて
このコマンドを使用して、システムに存在するあらゆる状況の出荷通知を表示します。詳細は、次の情報を参照してください: 事前出荷通知状況
入庫
入庫を作成し、事前出荷通知に関連するオーダラインをその入庫にリンクします。詳細は、次の情報を参照してください: 商品の入庫方法

グローバル貿易コンプライアンスが設定されている場合、入庫の確認時に貿易コンプライアンスチェックが実行されます。グローバル貿易コンプライアンスの状況が確認済以外である事前出荷通知ラインは入庫にリンクされます。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理のグローバル貿易コンプライアンス

コンプライアンスのチェック
現在の事前出荷通知の事前出荷通知ラインについて、貿易コンプライアンスチェックを実行します。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理のグローバル貿易コンプライアンス
貿易コンプライアンスのチェック結果
伝票のコンプライアンスチェック結果 (tcgtc1510m000) セッションを開始します。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理のグローバル貿易コンプライアンス