倉庫オーダ (whinh2100m100)

セッションの目的:  倉庫オーダをオーダ発生元別に表示およびメンテナンスします。

注意

住所/住所の保管場所を表示するには、[マップ] セクションを使用します。一度にレコードを 1 つのみ選択する必要があります。

他のパッケージで発生した倉庫オーダの場合は、倉庫管理で作成されたデータのみを修正できます。

在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションの倉庫オーダチェックボックスがオンであり、倉庫オーダをマニュアルで修正、作成、または削除する場合、履歴が作成されて倉庫オーダのさまざまなバージョンが登録されます。これは、オーダとオーダラインにあてはまります。

発生元/オーダの各組合せは、オーダラインの複数のセットに分割できます。あるオーダセットに属すすべてのオーダラインの出荷属性は同じになります。

マニュアルで作成される倉庫オーダのオーダ元は、次のようになります。

  • 販売 (マニュアル)
  • 購買 (マニュアル)
  • サービス (マニュアル)
  • メンテナンス販売 (マニュアル)
  • メンテナンス作業 (マニュアル)
  • JSC 生産 (マニュアル)
  • 転送 (マニュアル)
  • プロジェクト (マニュアル)
  • プロジェクト契約

倉庫管理で作成された倉庫オーダの場合、オーダ番号は在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションの番号グループフィールドで決まります。

倉庫オーダは、次のいずれかの手順に従って処理されます。

  • 現在のオーダラインが属す倉庫オーダヘッダの倉庫オーダタイプにリンクされているデフォルトの倉庫手順
  • 現在の倉庫オーダに定義されている倉庫手順

倉庫オーダごとに倉庫手順を調整するには、適切なメニューから倉庫オーダ別活動 (whinh2104m000) を選択します。特定のオーダに関する手順の最初の活動をマニュアルから自動に変更する場合は、適切なメニューの処理コマンドを使用してオーダの処理を開始する必要があります。また、最初の活動が自動であるマニュアルオーダに対しても、処理コマンドを使用する必要があります。倉庫手順の詳細については、倉庫手順を定義するにはを参照してください。

注意
  • このセッションでは、在庫調整を処理できません。在庫調整は物理的な取引を生成しないため、循環棚卸オーダ (whinh5100m000) セッションでサポートされています。
  • 転送 (マニュアル) のオーダ発生元を持つ倉庫オーダの品質検査は、品質管理パラメータ (qmptc0100m000) セッションで倉庫移動のオーダタイプについて QM の導入パラメータが選択されている場合にのみ可能です。
  • 発生元がプロジェクト (マニュアル) およびプロジェクト契約の倉庫オーダについて、原価品目を追加できます。
  • プロジェクト契約から発生したオーダの場合、発生元としてプロジェクト契約が使用されます。

 

オーダ
オーダの発生元発生元は、倉庫オーダを開始した梱包を指します。転送の発生元は、倉庫管理に相当します。
オーダ
倉庫オーダのコード。倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションのシリーズフィールドで指定されたシリーズを使用して、オーダ番号が生成されます。倉庫オーダが倉庫管理以外のパッケージから生成されている場合、この番号はオリジナルのオーダ番号に対応し、[シリーズ] フィールドに指定されたシリーズには基づきません。
オーダ
オーダセット。キット処理シナリオでは、オーダセットに、サブキット品目の構成要素が含まれています。
ブロック
このチェックボックスがオンの場合、オーダはブロック済です。
ヘッダ状況
倉庫オーダヘッダの状況

指定可能な値

倉庫オーダヘッダ状況

在庫処理タイプ
在庫移動のタイプを表すために使用する分類

次の在庫処理タイプがあります。

  • 出庫
    倉庫から倉庫以外のエンティティに移動
  • 入庫
    倉庫以外のエンティティから倉庫に移動
  • 転送
    ある倉庫から別の倉庫に移動
  • 仕掛品振替
    ある原価計算ワークセンタから別の原価計算ワークセンタに移動
出荷元
コード
商品の出荷元の会社

出荷元会社は、出荷元コードフィールドの倉庫が属すロジスティック会社です。

重要

このフィールドは、複数会社の倉庫転送に関する倉庫オーダの場合のみ考慮します。

関連トピック

出荷元コード
倉庫オーダのソースを識別するコードで、出荷元タイプとともに使用します。
出荷元タイプ
出荷元タイプは、出荷元コードとともに、倉庫オーダのソースを識別するために使用します。

出荷元タイプには次の値を使用できます。

  • 取引先
  • 倉庫
  • ワークセンタ
  • プロジェクト
住所
商品の出荷元の住所コード。出荷元コードフィールドに指定されたエンティティの住所です。
出荷元住所
商品の出荷元住所
保管場所
商品の出荷元である保管場所

倉庫と品目の両方が保管場所管理され、オーダ発生元が次のいずれかの場合、このフィールドで保管場所を指定できます。

  • 販売 (マニュアル)
  • サービス (マニュアル)
  • メンテナンス販売 (マニュアル)
  • メンテナンス作業 (マニュアル)
  • JSC 生産 (マニュアル)
  • ASC 生産 (マニュアル)
  • 転送 (マニュアル)
  • 購買 (マニュアル)
  • プロジェクト (マニュアル)
  • プロジェクト契約
注意

指定できる保管場所のタイプは、ピッキングバルク、または発送確定のみです。

納期/時刻
出荷の納品が計画される日付

デフォルト

計画納期を決定するときにリードタイムを時間数で表す場合、実際のカレンダーに基づいて、1 日に利用可能なすべての時間が考慮されます。ただし、リードタイムを日数で表す場合、該当日に利用できる時間があることが実際のカレンダーに示されていると、その日が 1 日全体と見なされます。

例 1: 時間単位のリードタイム

システム日付/時間 (= オーダ作成日/時間): 水曜日 7:00:00。

出庫リードタイム: 2 時間

実際のカレンダーは、毎週月曜日から金曜日まで利用可能で、開始時間は 8:00:00、終了時間は 18:00:00 です。

実際のカレンダーに従って、カレンダー修正を加える必要があります。つまり、出庫リードタイムは、実際の時間である水曜日の 8:00:00 に加えられます。このため、デフォルトの計画納期は水曜日 10:00:00 です。

例 2: 日単位のリードタイム

システム日付/時間 (= オーダ作成日/時間): 水曜日 17:45:00。

出庫リードタイム: 1 日。

実際のカレンダーは、毎週月曜日から金曜日まで利用可能で、開始時間は 8:00:00、終了時間は 18:00:00 です。

実際のカレンダーに従うと、カレンダー修正は加えられません。実際のカレンダーに従ってある 1 日に利用できる時間がいくらかでもあれば、その日は 1 日分として考えられます。このため、水曜日は 15 分残っているため、1 日として考えられます。デフォルト計画納期は、この例では翌日の開始時間である木曜 8:00:00 になります。

注意

計画入庫日に基づいて計画納期を取得するには、計算を選択します。たとえば、計画入庫日のみがわかっている場合は、このオプションを使用できます。

出荷先
コード
商品の出荷先の会社

出荷先会社は、出荷先コードフィールドの倉庫が属すロジスティック会社です。

重要

このフィールドは、複数会社の倉庫転送に関する倉庫オーダの場合のみ考慮します。倉庫オーダは、次の場合に複数会社の倉庫転送になります。

  • 在庫処理タイプが転送
  • 出荷元タイプ出荷先タイプ倉庫
  • 出荷元コードフィールドに指定された倉庫と出荷先コードフィールドに指定された倉庫が別のロジスティック会社に属している
出荷先コード
商品の出荷先を識別するコードで、出荷先タイプとともに使用します。
出荷先タイプ
出荷先タイプは、出荷先コードとともに、商品の出荷先を識別するために使用します。

出荷先タイプには次の値を使用できます。

  • 取引先
  • 倉庫
  • ワークセンタ
  • プロジェクト
注意

発生元がプロジェクト (マニュアル) である倉庫オーダの場合、出荷先取引先に設定されているときにのみ、原価品目を使用できます。

住所
商品の出荷先となる住所のコード
注意

出庫勧告を生成する場合、同じ出荷先住所の全倉庫オーダを選択して実行を作成できます。

出荷先住所
商品の出荷先住所
保管場所
商品の出荷先である保管場所

倉庫と品目の両方が保管場所管理され、オーダ発生元が次のいずれかの場合、このフィールドで保管場所を指定できます。

  • 販売 (マニュアル)
  • サービス (マニュアル)
  • メンテナンス販売 (マニュアル)
  • メンテナンス作業 (マニュアル)
  • JSC 生産 (マニュアル)
  • ASC 生産 (マニュアル)
  • 転送 (マニュアル)
  • 購買 (マニュアル)

指定できる保管場所のタイプは、ピッキング、またはバルクのみです。

注意

工程倉庫では、バルク保管場所にのみ商品を入庫できます。このため、工程倉庫のピッキング保管場所に商品を出荷しても、この倉庫でこれらの商品を受け取ることはできません。

入庫日
商品の移送先倉庫への到着予定日

デフォルト

デフォルトの計画入庫日は、次の公式で計算されます。

計画入庫日 = PLD + TT + CC

PLD計画納期
TT輸送時間
CCカレンダー修正 (出荷先)

倉庫オーダが製造オーダから発生している場合は、輸送時間が考慮されません。

計画入庫日およびリードタイムを時間数で表す場合、実際のカレンダーに基づいて、1 日に利用可能なすべての時間が考慮されます。ただし、リードタイムを日数で表す場合、該当日に利用できる時間があることが実際のカレンダーに示されていると、その日が 1 日全体と見なされます。

例 1: 時間単位のリードタイム

計画納期: 水曜日 10:00:00

輸送時間: 8 時間

運送業者の実際のカレンダーの開始時間は 7:00:00、終了時間は 17:00:00 です。出荷先の実際のカレンダーの開始時間は 8:30:00、終了時間は 18:00:00 です。これらの実際のカレンダーは両方とも、毎週月曜日から金曜日まで利用可能です。

運送業者は、水曜日の 7 時間 (10:00:00 ~ 17:00:00) と木曜日の 1 時間 (7:00:00 ~ 8:00:00) で商品を輸送します。このため、運送業者のカレンダーに従うと、計画入庫日は木曜日の 8:00:00 になります。ただし、出荷先の実際のカレンダーも考慮すると、計画入庫日は木曜日の 8:30:00 です。

例 2: 日単位のリードタイム

計画納期: 水曜日 16:00:00

輸送時間: 2 日

運送業者の実際のカレンダーの開始時間は 7:00:00、終了時間は 17:00:00 です。出荷先の実際のカレンダーの開始時間は 8:30:00、終了時間は 18:00:00 です。これらの実際のカレンダーは両方とも、毎週月曜日から金曜日まで利用可能です。

実際のカレンダーがある 1 日に利用できる時間があることを示している場合、その日は 1 日分として考えられます。このため、運送業者の実際のカレンダーに従って、水曜日は 1 時間残っているため 1 日分に考えられます。輸送は水曜日と木曜日で行われます。デフォルトの計画入庫日は、運送業者の実際のカレンダーに従って金曜日の 7:00:00 です。ただし、出荷先の実際のカレンダーも考慮すると、デフォルトの計画入庫日は金曜日の 8:30:00 になります。

注意

計画納期に基づいて計画入庫日を取得するには、計算を選択します。たとえば、計画納期のみがわかっている場合は、このオプションを使用できます。

オーダ情報
シリーズ
同じシリーズコードで始まるオーダ番号または伝票番号のグループ。

シリーズにより、特定の特徴を持つオーダを識別することができます。たとえば、大きな会計オフィスが処理する全販売オーダは LA (LA0000001、LA0000002、LA0000003 など) で始まります。

倉庫オーダタイプ
倉庫オーダのタイプを識別するコード。倉庫オーダタイプにリンクしたデフォルトの倉庫手順は、その倉庫オーダタイプが割り当てられた倉庫オーダの倉庫での処理方法を決定します。ただし、デフォルトの手順は、倉庫オーダごと、またはオーダラインごとに修正できます。
オフィス
倉庫オーダを処理する部門
品目転送
品目
別の品目に転送される品目
シリアル
置き換えられるオリジナルシリアル番号

シリアル番号付品目の置換え (tscfg2240m000) セッションで、たとえば、構成要素が変更された場合などに、フィジカルブレイクダウンの最上位品目の品目 ID または品目 ID とシリアル番号の両方を置き換えることができます。シリアル番号付品目が少量である場合、オリジナル品目の在庫レベルは 1 から 0 に減少し、新しい品目の在庫レベルは 0 から 1 に増加する必要があります。このため、シリアル番号付品目の置換え (tscfg2240m000) セッションで置換え処理が開始されたときに、タイプが転送の倉庫オーダが生成されます。

また、マニュアルシリアル転送も作成できますが、次の条件を満たすシリアル番号付品目をマニュアルで転送することはできません。

  • 引当済である
  • 転送または出庫がブロックされている
  • 状況が不合格作業条件リサイクル予定、または破棄済である
品目
元の品目が転送される品目のコード
シリアル
オリジナルのシリアル番号に置き換わるシリアル番号。

シリアル番号付品目の置換え (tscfg2240m000) セッションで、たとえば、構成要素が変更された場合などに、フィジカルブレイクダウンの最上位品目の品目 ID または品目 ID とシリアル番号の両方を置き換えることができます。シリアル番号付品目が少量である場合、オリジナル品目の在庫レベルは 1 から 0 に減少し、新しい品目の在庫レベルは 0 から 1 に増加する必要があります。このため、シリアル番号付品目の置換え (tscfg2240m000) セッションで置換え処理が開始されたときに、タイプが転送の倉庫オーダが生成されます。

また、マニュアルシリアル転送も作成できますが、次の条件を満たすシリアル番号付品目をマニュアルで転送することはできません。

  • 引当済である
  • 転送または出庫がブロックされている
  • 状況が不合格作業条件リサイクル予定、または破棄済である
オーダ日
倉庫オーダが生成または登録された日付
オーダグループ
倉庫オーダが属しているオーダのグループ

オーダグループを使用すれば、関連する倉庫オーダのグループごとに出庫処理を実行できるため、時間を節約できます。

運送業者/LSP
輸送サービスを提供する組織。デフォルトの運送業者を出荷先および出荷元の両取引先にリンクさせることができます。さらに、運送業者でソートした梱包リストの販売オーダおよび購買オーダを出力することができます。

オーダ処理および請求処理では、必ず運送業者を取引先として定義してください。

運送業者/LSP 指定
このチェックボックスがオンの場合、 運送業者/LSPフィールドで選択されている運送業者は必須になります。倉庫オーダから輸送オーダが作成される場合、拘束される運送業者は、輸送オーダの輸送計画に使用する必要がある運送業者です。倉庫管理で作成された倉庫オーダの場合は、このチェックボックスをオン、またはオフにできます。販売オーダ、または購買オーダから発生した倉庫オーダの場合、このチェックボックスは読取専用です。このチェックボックスの値は、発生元の販売オーダ、または購買オーダによって決まります。
経路
商品の出荷に使用される経路出庫勧告を生成する場合、特定経路用の全倉庫オーダを選択して実行を作成できます。
輸送サービスレベル
12 時間以内の納入など、輸送の期間を表すエンティティ。輸送サービスレベル (オプション) は、以下のように使用されます。
  • 積荷の輸送コストを決定する係数として
  • 輸送オーダの輸送レートを決定する係数として
改訂コード
オーダの改訂番号
改訂
品目の改訂番号
最小数量許容範囲
倉庫オーダが入庫処理タイプである場合、このフィールドには、オーダ数量から許容可能な最大不足数量の割合が表示されます。入庫オーダライン (whinh2110m000) セッションの数量で即停止フィールドは、許容範囲を満たしていない場合に実行されるアクションを示します。

購買オーダまたは購買スケジュールが倉庫管理に発行されると、品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションまたは品目 - 購買 (tdipu0101m000) セッションから最小数量許容範囲が取得されます。

例: 入庫

最小数量許容範囲: 10%

オーダ数量: 200

入庫済数量が 180 品目未満の場合、入庫オーダライン (whinh2110m000) セッションの数量で即停止フィールドの値は次のようになります。

  • なし: 入庫を確認できます。
  • 警告: 入庫を確認できますが、警告が表示されます。
  • ブロック: 入庫を確認することはできません。
最大数量許容範囲
倉庫オーダが入庫処理タイプである場合、このフィールドにはオーダ数量から許容可能な最大余剰数量の割合が表示されます。入庫オーダライン (whinh2110m000) セッションの数量で即停止フィールドは、許容範囲を満たしていない場合に実行されるアクションを示します。

購買オーダまたは購買スケジュールが倉庫管理に発行されると、品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションまたは品目 - 購買 (tdipu0101m000) セッションから最大数量許容範囲が取得されます。

例: 入庫

最大数量許容範囲: 10%

オーダ数量: 200

入庫済数量が 220 品目を超える場合、入庫オーダライン (whinh2110m000) セッションの数量で即停止フィールドの値は次のようになります。

  • なし: 入庫を確認できます。
  • 警告: 入庫を確認できますが、警告が表示されます。
  • ブロック: 入庫を確認することはできません。

倉庫オーダが出庫処理タイプである場合、このフィールドには出荷が許容可能なオーダ数量からの最大余剰数量の割合が表示されます。出庫オーダライン (whinh2120m000) セッションの数量で即停止フィールドは、許容範囲を満たしていない場合に実行されるアクションを示します。

販売オーダまたは販売スケジュールが倉庫管理に発行されると、品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000) セッションまたは品目 - 販売 (tdisa0501m000) セッションから最大数量許容範囲が取得されます。

品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000) セッションまたは品目 - 販売 (tdisa0501m000) セッションの許容範囲タイプフィールドの値とその場合の処理について次に示します。

  • 割合: 最大数量許容範囲フィールドの値はこの割合に等しくなります。
  • 数量: 最大数量許容範囲が決定されます。これは、常時次の式に従って割合で表されます。
最大許容範囲 (数量単位) ÷ オーダ数量 × 100%
注意

マニュアルで作成した倉庫オーダの場合は、最大数量許容範囲もマニュアルで指定できます。

例: 出庫

最大数量許容範囲: 10%

オーダ数量: 200

勧告数量が 220 品目を超える場合、出庫オーダライン (whinh2120m000) セッションの数量で即停止フィールドの値は次のようになります。

  • なし: 出庫勧告を保存できます。
  • 警告: 出庫勧告を保存できますが、警告が表示されます。
  • ブロック: 出庫勧告を保存することはできません。
最少時間許容範囲
発注先の早期の納入を許容できる日数

この制限前の納入は、シグナルが付くかブロック済になります。

最大時間許容範囲
発注先の納入の遅延を許容できる日数

この制限後の納入は、シグナルが付くかブロック済になります。

契約日
契約にリンクされているオーダから得られた倉庫オーダの契約日
受渡条件
商品の納期に関する条件または合意
権利移動地点
法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが販売者から購入者に移動します。
言語
会社内のコミュニケーションと作業指示書の出力に使用される言語
参照
情報
任意の情報を入力できるフィールド
組立キット
オーダに依存する品目のまとまりで、一括で工程倉庫に渡す必要があります。
返品オーダ
このチェックボックスがオンの場合、このオーダは返品オーダです。

次の条件のいずれかに当てはまる場合は、現在のチェックボックスがオンの状態で無効化されています。

  • オーダ発生元が販売 (マニュアル) であり、在庫処理タイプが入庫である
  • オーダ発生元が購買 (マニュアル) であり、在庫処理タイプが出庫である

オーダ発生元がJSC 生産 (マニュアル) の場合、このチェックボックスは現在有効です。

バックフラッシュオーダ
このチェックボックスがオンの場合、オーダはバックフラッシュオーダです。
注意

在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションでバックフラッシュオーダを抑制 チェックボックスがオンの場合、バックフラッシュオーダは抑制されます。このため、ブロックされていない場合と出荷されていない場合を除いて、これらのオーダは現在のセッションで表示できません。

ブランケットオーダ
このチェックボックスがオンの場合、このオーダはブランケット倉庫オーダです。
委託
このチェックボックスがオンの場合、このオーダは委託在庫に関するものです。

デフォルト

品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションの委託チェックボックスが指定されている場合は、このチェックボックスからデフォルト値が取得されます。

関連トピック

不合格商品返品
このチェックボックスがオンの場合、オーダを使用して不合格品目を取引先に返品します。

関連トピック

発注先に未払の返品隔離検査在庫
このチェックボックスがオンの場合、オーダを使用して隔離検査品目を取引先に返品します。
直接資材供給転送
このチェックボックスがオンの場合、オーダは DMS 計画によって生成されました。

関連トピック

扱い単位
倉庫オーダにリンクされた転送予定の扱い単位。出庫オーダラインは、扱い単位構造に基づいて作成されます。
注意
  • 出荷元および出荷先フィールドが倉庫に設定されている場合にのみ、このフィールドが有効になります。
  • 以下の場合にのみ、このフィールドは適用されます。
    • 扱い単位が出荷元倉庫にリンクされている
    • 扱い単位構造内の扱い単位がブロックされておらず、扱い単位の状況在庫に設定されている
    • 構造内の扱い単位にアクティブな処理データ (入庫/出庫、循環棚卸/調整、隔離検査データ) が指定されていない

 

返品オーダの作成
出荷元グループボックスに指定された倉庫に返送される品目に対して正規の倉庫移動オーダが作成されます。この返品オーダにより、出荷先倉庫から出荷元倉庫に品目が返送されます。

最初の倉庫移動が倉庫 A から倉庫 B への移動の場合に、「返品」 倉庫移動を作成すると、倉庫移動 (同じ品目や同じ数量など) がコピーされ、B から A への移動になります。

計画納期の計算
次の公式を用いて、計画入庫日に基づいて計画納期を計算するにはこのコマンドを使用します。

PRD - CC - TT - CCsf

PRD計画入庫日
CCカレンダー修正 (出荷先)
TT輸送時間
CCsfカレンダー修正 (出荷元)

注意: 計画納期を計算するときにリードタイムを時間数で表す場合は、実際のカレンダーに基づいて、1 日に利用可能なすべての時間が考慮されます。ただし、リードタイムを日数で表す場合、該当日に利用できる時間があることが実際のカレンダーに示されていると、その日が 1 日全体と見なされます。

例 1: 時間単位のリードタイム。計画入庫日: 金曜日 17:30:00。輸送時間 (時間単位): 10。出荷先の取引先の実際のカレンダーの開始時間は 8:30:00、終了時間は 17:00:00 です。運送業者の実際のカレンダーの開始時間は 7:30:00、終了時間は 18:00:00 です。出荷元の実際のカレンダーの開始時間は 8:00:00、終了時間は 17:00:00 です。これらのカレンダーはいずれも、月曜日から金曜日まで利用可能です。

出荷先の取引先の実際のカレンダーに従うと、入庫を金曜日の 17:30:00 に実行することはできません。このため、計画入庫日は修正されて金曜日 17:00:00 になります。運送業者の実際のカレンダーに従うと、運送業者は金曜日の 9.5 時間 (7:30:00 ~ 17:00:00) と木曜日の 0.5 時間 (17:30:00 ~ 18:00:00) で商品を輸送します。出荷元の実際のカレンダーに従うと、商品は木曜日の 17:30:00 に納入できません。このため、計画納期は修正されて木曜日の 17:00:00 になります。

例 2: 日単位のリードタイム。計画入庫日: 金曜日 9:00:00。輸送時間 (日数単位): 2。出荷先の取引先の実際のカレンダーの開始時間は 8:30:00、終了時間は 17:00:00 です。運送業者の実際のカレンダーの開始時間は 7:30:00、終了時間は 18:00:00 です。出荷元の実際のカレンダーの開始時間は 8:00:00、終了時間は 17:00:00 です。これらのカレンダーはいずれも、月曜日から金曜日まで利用可能です。

出荷先の取引先の実際のカレンダーに従うと、入庫は金曜日の 9:00:00 に実行できます。このため、カレンダー修正 (出荷先) は必要ありません。実際のカレンダーがある 1 日に利用できる時間があることを示している場合、その日は 1 日分として考えられます。このため、運送業者の実際のカレンダーに従うと、金曜日は 1 日分に考えられるため、金曜日と木曜日が輸送日になります。運送業者の実際のカレンダーに従うと、計画納期は木曜日の 7:30:00 になります。ただし、出荷元取引先の実際のカレンダーを考慮すると、出荷元取引先の実際のカレンダーでは木曜日の 7:30:00 は開いていないため、計画納期は水曜日の 17:00:00 になります。

注意

  • 計画入庫日が指定されていない場合、計画入庫日と計画納期の両方が現在の日付に設定されます。
  • 計算した計画納期が現在の日付よりも前になる場合、計画納期が現在の日付に設定されます。
倉庫オーダの出力
倉庫オーダの出力 (whinh2400m000) セッションを開始します。デフォルトでは、このセッションが開始され、レポートが出力されます。
計画入庫日の計算
次の公式を用いて、計画納期に基づいて計画入庫日を計算します。

計画入庫日 = PDD + TT + CC

PDD計画納期
TT輸送時間
CCカレンダー修正 (出荷先)

注意: 計画入庫日を計算するときにリードタイムを時間数で表す場合は、実際のカレンダーに基づいて、1 日に利用可能なすべての時間が考慮されます。ただし、リードタイムを日数で表す場合、該当日に利用できる時間があることが実際のカレンダーに示されていると、その日が 1 日全体と見なされます。

例 1: 時間単位のリードタイム。計画納期: 水曜日 10:00:00。輸送時間 (時間単位): 8。運送業者の実際のカレンダーの開始時間は 7:00:00、終了時間は 17:00:00 です。出荷先の取引先の実際のカレンダーの開始時間は 8:30:00、終了時間は 18:00:00 です。これらの実際のカレンダーは両方とも、毎週月曜日から金曜日まで利用可能です。

運送業者は、水曜日の 7 時間 (10:00:00 ~ 17:00:00) と木曜日の 1 時間 (7:00:00 ~ 8:00:00) で商品を輸送します。このため、運送業者のカレンダーに従うと、計画入庫日は木曜日の 8:00:00 になります。ただし、出荷先の取引先の実際のカレンダーも考慮すると、計画入庫日は木曜日の 8:30:00 です。

例 2: 日単位のリードタイム。計画納期: 水曜日 16:00:00。輸送時間 (日数単位): 2。運送業者の実際のカレンダーの開始時間は 7:00:00、終了時間は 17:00:00 です。出荷先の取引先の実際のカレンダーの開始時間は 8:30:00、終了時間は 18:00:00 です。これらの実際のカレンダーは両方とも、毎週月曜日から金曜日まで利用可能です。

実際のカレンダーがある 1 日に利用できる時間があることを示している場合、その日は 1 日分として考えられます。このため、運送業者の実際のカレンダーに従って、水曜日は 1 時間残っているため 1 日分に考えられます。輸送は水曜日と木曜日で行われます。デフォルトの計画入庫日は、運送業者の実際のカレンダーに従って金曜日の 7:00:00 です。ただし、出荷先の取引先の実際のカレンダーも考慮すると、デフォルトの計画入庫日は金曜日の 8:30:00 になります。

注意: 計画納期が指定されていない場合は、計画納期が現在の日時に設定されます。

倉庫オーダ別活動
倉庫オーダ別活動 (whinh2104m000) セッションを開始します。
有効化
このコマンドは、選択されているオーダの状況を計画済からオープンに変更するために使用します。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況ヘッダ状況が計画修正済または、オーダラインが計画済状況に設定されている場合、倉庫オーダヘッダからオーダを有効化できます。
無効化
このコマンドは、選択されているオーダの状況をオープンから計画済に変更するために使用します。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況オーダをヘッダレベルで無効化できるのは、ヘッダ状況がオープンまたは修正済で、少なくとも 1 つのラインがオープン状況に設定されている場合のみです。無効化すると、オーダライン状況は、オープンから計画済に変更します。
処理
倉庫オーダの有効化
倉庫オーダの有効化 (whinh2203m000) セッションを開始します。
関連オーダ
このコマンドは、複数会社の転送に利用できます。このコマンドを使用すれば、関連会社の転送オーダを表示できるため、関連会社に転送される品目の情報を表示できます。転送元会社の場合は、このコマンドをクリックすると転送先会社の関連オーダが表示されます。転送先会社のオーダにアクセスしている場合は、このコマンドをクリックすると転送元会社の関連オーダが表示されます。

関連会社の転送オーダのオーダ番号は、それぞれ異なる番号にできます。各会社が転送オーダに異なる番号グループとシリーズを持てるようにするためです。

異なる会社の倉庫に品目を転送する転送オーダを作成すると、転送元と転送先の両方の会社に転送オーダが作成されます。転送元会社は出庫会社、転送先会社は入庫会社になります。