倉庫オーダタイプ (whinh0610m000)

セッションの目的:  倉庫オーダタイプを定義します。倉庫オーダタイプには、たとえば、出庫、入庫、転送など、さまざまな倉庫手順を定義できます。

このセッションでは、倉庫オーダタイプを倉庫手順にリンクできます。倉庫手順にリンクされた倉庫オーダタイプはワークフロープロセスにも関連付けられます。

 

倉庫オーダタイプ
倉庫オーダのタイプを識別するコード。倉庫オーダタイプにリンクしたデフォルトの倉庫手順は、その倉庫オーダタイプが割り当てられた倉庫オーダの倉庫での処理方法を決定します。ただし、デフォルトの手順は、倉庫オーダごと、またはオーダラインごとに修正できます。
在庫処理タイプ
在庫移動のタイプを表すために使用する分類

次の在庫処理タイプがあります。

  • 出庫
    倉庫から倉庫以外のエンティティに移動
  • 入庫
    倉庫以外のエンティティから倉庫に移動
  • 転送
    ある倉庫から別の倉庫に移動
  • 仕掛品振替
    ある原価計算ワークセンタから別の原価計算ワークセンタに移動
バックオーダの作成
このチェックボックスがオンの場合、納入数量がオーダ数量に満たないと、現在のオーダタイプの倉庫オーダに対してバックオーダが自動的に作成されます。
単一出荷
このチェックボックスがオンの場合、現在のオーダタイプのオーダについて、出荷では、同じ倉庫オーダの全オーダセットのオーダラインに対して作成された出荷ラインのみを含めることができます。

この設定は、棚卸単位タイプ出庫または転送のオーダタイプに適用されます。

このチェックボックスをオンにすると、現在の倉庫オーダタイプの倉庫オーダから生成された輸送オーダについて輸送オーダ (fmfoc2100m000) セッションおよび輸送オーダ (fmfoc2100m100) セッションの直接出荷チェックボックスが自動的にオンになり、グレー表示の状態になります。このことは、このチェックボックスがオンになっている倉庫オーダタイプにオーダタイプが関連付けられている販売オーダから生成される輸送オーダについても当てはまります。

倉庫オーダタイプは、次のように販売オーダタイプに関連付けることができます。

  • 販売オーダタイプ (tdsls0594m000) セッションの倉庫オーダタイプフィールドで、倉庫オーダタイプを選択します。
  • 発生元別デフォルトオーダタイプ (whinh0120m000) セッションで、特定のプロパティに一致する販売オーダのデフォルト倉庫オーダタイプを選択します。
注意

出荷ごとに 1 ラインを選択した場合、出荷ごとに 1 オーダは適用されません。

出荷ごとに 1 オーダセット
このチェックボックスがオンの場合、現在のオーダタイプのオーダについて、出荷では、同じ倉庫オーダの単一オーダセットのオーダラインに対して作成された出荷ラインのみを含めることができます。このため、キット処理を使用している場合には、同じサブキットに属する構成要素のみを出荷に含めることができます。
注意

出荷ごとに 1 ラインを選択した場合、出荷ごとに 1 オーダセットは適用されません。

入庫手順
倉庫オーダタイプのデフォルトの入庫手順。倉庫オーダが生成されると、このデフォルトの手順が商品の入庫で使用されます。
検査手順
倉庫オーダタイプのデフォルトの検査手順。倉庫オーダが生成されると、このデフォルトの手順が検査に使用されます。
出庫勧告手順
倉庫オーダタイプのデフォルトの出庫勧告手順。倉庫オーダが生成されると、このデフォルトの手順が商品の出庫で使用されます。
出荷手順
倉庫オーダタイプのデフォルトの出荷手順。倉庫オーダが生成されると、このデフォルトの手順が商品の出荷で使用されます。
凍結必須
このチェックボックスがオンの場合、出荷と積荷の凍結は必須です。凍結済の出荷または積荷のみ確定可能です。

したがって、出荷手順では、出荷および積荷の凍結/確認 (whinh4275m000) 活動を自動実行することはできません。このため、倉庫オーダ別活動 (whinh2104m000) セッションと出庫オーダライン別活動 (whinh2124m000) セッションの自動チェックボックスは使用できません。

このオプションを選択すると、出荷検証や検証スキャンなどの処理が影響を受けないように、出荷、出荷ライン、または積荷のデータが変更できなくなります。

出荷確認
このチェックボックスがオンの場合、出荷検証が有効になります。

出荷検証は、出庫フローの追加ステップです。出荷または積荷凍結済になった後、LN の外部で Exchange Management (EXM) によって、出荷または積荷構造について各種のチェックが実行されます。EXM から返された検証結果が合格の場合は、積荷と出荷を確認して出荷手順を続行できます。

出荷検証を使用するには、凍結必須チェックボックスをオンにし、BOD の発行を有効にする必要があります。

順序付
このチェックボックスがオンの場合、順序付機能が使用されます。

関連トピック

以下の時点まで取消済出庫オーダラインを削除
出庫オーダラインの発生元オーダが取り消されると、LN は出庫オーダラインを削除するか、フィールドの現在値によっては出庫オーダライン (whinh2120m000) セッションの取消済チェックボックスをオンにします。
計画オーダラインの輸送オーダの生成
このチェックボックスがオンの場合、状況が計画済である倉庫オーダについて輸送オーダが生成されます。デフォルトでは、このチェックボックスはオンです。
輸送オーダを自動作成
このチェックボックスがオンの場合、 輸送オーダは倉庫オーダが作成されると自動的に生成されます。

このチェックボックスは、輸送パッケージが導入されている場合のみオンにできます。

このチェックボックスは、倉庫オーダタイプが使用されている場合のみオフ、またはオンにできます。

注意

輸送オーダは、輸送オーダ (fmfoc2100m000) セッションで表示できます。

計画済入庫オーダラインの生成
このチェックボックスがオンの場合、現在の倉庫オーダタイプの倉庫オーダについて生成された入庫オーダラインの状況が計画済になります。デフォルトでは、このチェックボックスはオフです。
ロットの自動生成
このチェックボックスがオンの場合、 ロット/シリアル登録テンプレートフィールドで選択した登録テンプレートに指定されているとおり、または品目 - 倉庫管理 (whwmd4100s000) セッションの入庫時ロット入力フィールドあるいは転送時ロット入力フィールドに指定されているとおりに入庫時にロット登録が必要であれば、入庫時にロットコードが自動生成されるか、ロット管理品目に転送される、あるいはその両方が行われます。
シリアルの自動生成
このチェックボックスがオンの場合、 ロット/シリアル登録テンプレートフィールドで選択した登録テンプレートに指定されているとおり、または品目 - 倉庫管理 (whwmd4100s000) セッションの入庫時シリアル番号項目フィールドあるいは転送時シリアル番号項目フィールドに指定されているとおりに入庫時にシリアル登録が必要であれば、入庫時にシリアル番号が自動生成されるか、シリアル番号付品目に転送される、あるいはその両方が行われます。
計画済出庫オーダラインの生成
このチェックボックスがオンの場合、現在の倉庫オーダタイプの倉庫オーダについて生成された出庫オーダライン の状況が計画済になります。デフォルトでは、このチェックボックスはオフです。
出庫勧告
このチェックボックスがオンの場合、出庫勧告が生成されると自動的に出庫勧告が出力されます。
出庫勧告
出庫勧告が自動的に生成される場合に、出庫勧告が出力されるプリンタ。現在のオーダタイプに対する倉庫手順で、出庫勧告を自動的に生成するかどうかを指定できます。
注意

製造のジョブショップ管理モジュールで出庫勧告用のプリンタを指定するか、ユーザプロファイル (whwmd1140s000) セッションでプリンタを指定すると、このフィールドで選択したプリンタは無効になります。

出庫勧告不足
このチェックボックスがオンの場合、出庫勧告不足が発生した状況で出庫勧告が生成されるときに、出庫勧告不足リストが自動的に出力されます。
出庫勧告不足
出庫勧告が自動的に生成される場合に、出庫勧告不足リストが出力されるプリンタ。現在のオーダタイプに対する倉庫手順で、出庫勧告を自動的に生成するかどうかを指定できます。
注意

出庫勧告不足リスト用のプリンタを製造のジョブショップ管理モジュールまたは、ユーザプロファイル (whwmd1140s000) セッションで指定している場合、このフィールドで選択したプリンタは無効になります。

 

倉庫オーダタイプの出力
倉庫オーダタイプの出力 (whinh0410m000) セッションを開始します。