テキストグループ (tttxt1110m000)

セッションの目的:  テキストグループを作成およびメンテナンスします。

テキストグループでは、テキストをグループに分類します。テキストの機能に基づいてテキストグループを定義し、これらのテキストグループをデフォルトとしてテキストフィールドまたは通常ユーザに対してリンクできます。

テキストグループごとに、テキストエディタとデフォルトのウィンドウタイプを指定する必要があります。複数行エディタを選択できる一方、Microsoft Word を使用して RTF (Rich Text Format) またはその他のフォーマットのファイルを扱うこともできます。

テキストグループのテキストウィンドウサイズは、グリッド内に表示されます。たとえば、[2,3,80x25] と表示されるとします。この例では、2 番目の行からテキストの記述を開始することができ、3 番目の列では行ごとに最大 80 文字を入力可能であり、各テキストウィンドウの行数は最大で 25 行であることを示しています。

 

テキストグループ
テキストのコード

特定のテキストグループに属するテキストを使用する権限をユーザに与えることができます。

記述
該当するテキストグループの記述
エディタタイプ
テキストグループ内のテキストのメンテナンスに使用されるテキストエディタ

以下のいずれかのエディタを選択できます。

複数行 このエディタは、Notepad に類似したものです。ただし、クライアント PC 上ではなく、LN サーバ上で実行されます。 

LN のテキストは通常、複数行エディタを使用して書かれます。

Word テキストを編集するときに、MS Word が起動します。MS Word 上でテキストを入力したり、テキストのフォーマットを設定したりすることができます。たとえば、フォントのタイプとサイズの変更、色の変更、画像の挿入などができます。MS Word の実行時には、複数行エディタウィンドウがバックグラウンドで表示されます。このウィンドウを使用して、テキストをレコードから切断したり、他の言語に切り替えたりするなどのテキスト管理関連のタスクを実行できます。

テキストフォーマットは、PDF など Microsoft 以外のレポートでは失われることにご注意ください。

Word ( RTF なし) Word の場合と似ていますが、MS Word はプレーンテキストエディタとしてのみ使用されます。つまり、フォントのタイプ、フォントのサイズ、色などのフォーマット設定は保存されません。

 

デフォルトウィンドウ
テキストグループ内のテキストに使用されるデフォルトのウィンドウタイプ

ウィンドウタイプにより、テキストをメンテナンスおよび表示するウィンドウの特徴が決定されます。つまり、画面上のサイズ、位置、および外観、さらにウィンドウ内のテキスト行の長さが定義されます。

テキスト選択を許可
このチェックボックスがオンの場合、ユーザは、まだテキストが挿入されていないレコードにテキストを追加する際に選択コマンドを使用してテキストグループからテキストを選択できます。

このチェックボックスがオフの場合、ユーザは、レコードにテキストを追加する際にテキストグループからテキストを選択できません。ただし、複製コマンドを使用してテキストを複製することができます。

グループ内の既存のテキストが複数のレコードにリンクされないようにする場合は、このチェックボックスをオフにします。これにより、レコード用のテキストを編集する場合のデータの破損を回避できます。