パスワードの変更 (ttstpchangepw)

セッションの目的:  LN サーバのオペレーティングシステムパスワードを変更します。

セッションでは、現行パスワードを入力してから、新パスワードを 2 回入力する必要があります。

このパスワードは、blogin または rexec 認証を採用している LN 環境にのみ適用されます。このパスワードは、SSO (IFS 統合) を採用している環境には適用されません。

パスワードを作成および置換する基準は、組織のパスワードポリシーによって異なります。パスワードポリシーの詳細については、担当のシステム管理者にお問い合わせください。

パスワードの詳細については、LN ユーザパスワードを参照してください。

重要

フィールドにデータを入力した後、Tab キーを押します。これはすべてのフィールドに適用されます。

注意

セッションは、リモートシステムへのログオンにユーザアカウントが使用されているかどうかをチェックします。使用される場合、リモートユーザデータ (ttaad201) テーブル内の対応するパスワードが自動的に更新されます。

このセッションは、必ずマスタアプリケーションサーバ (MAS) で実行します。このセッションをアプリケーションサーバ (AS) で実行すると、AS 上のリモートユーザデータのパスワードのみが変更されます。MAS のパスワードは更新されません。この結果、MAS にログオンできなくなります。

passwd コマンドとの関係

このセッションから、以下のパラメータが LN サーバの UNIX オペレーティングシステム内の passwd コマンドに送信されます。

old passwordnew passwordnew password

passwd コマンドがこれとは異なる入力パラメータを要求している場合は、エラーメッセージが表示されます。passwd コマンドで要求される入力パラメータは、UNIX のバージョンと使用している UNIX ログインコードによって異なります。

エラーは、たとえば次の場合に生じます。

  • LN サーバのオペレーティングシステムが Trusted HP である。passwd コマンドから追加の問合せがあり、別の入力パラメータが要求されている。
  • root ユーザとしてログインしている。passwd コマンドが入力パラメータ old passwordnew password のみを要求している。

エラーの原因がパラメータの不一致かどうかを確認するには、UNIX shell を開始して passwd コマンドを実行します。この方法では、予期されている入力パラメータがわかります。

 

現行パスワード
現行パスワードを入力します。不正なパスワードを入力すると、セッションはもう一度入力するように指示します。
新しいパスワード
新パスワードを入力します。
新しいパスワードの再入力
新しいパスワードをもう一度入力します。新パスワードの 2 回の入力が一致しない場合、セッションはもう一度入力するように指示します。