レポートサーバ (ttrpi1500m000)

セッションの目的:  レポートサーバを定義します。

 

レポートサーバ
分かりやすいレポートサーバ名を指定します。
レポートサーバ記述
該当するレポートサーバの記述を指定します。
レポートサーバタイプ
該当するレポートサーバが Microsoft SSRS か Infor Reporting サーバかを指定します。
有効
該当するレポートサーバが有効な場合は、このチェックボックスをオンにします。該当するレポートサーバが有効でない場合は、このチェックボックスをオフにする必要があります。
暗黙の配置許可
このチェックボックスをオンにすると、該当するレポートが出力時に自動的に配置されます。この処理は、該当するレポートがレポートサーバ上でまだ有効になっていない場合にしか実行されない点に注意してください。
クレームベース認証
Infor Reporting 10.3 以降を使用している場合はこのチェックボックスをオンにします。これらの Infor Reporting バージョンでは、認証は Infor Federation Services (IFS) によって処理されます。

10.3 より前の Infor Reporting バージョンを使用している場合は、このチェックボックスをオフにします。これらの Infor Reporting バージョンでは、認証は Active Directory によって処理されます。

ユーザ名
Web サービス呼出に使用するアカウントを指定します。このユーザがレポートサーバにアクセスするには、レポートを表示する権限が必要です。また、このユーザには、レポートサーバの内容を管理する権限 (レポート設計をインポート/エクスポートする権限など) も必要になります。

Microsoft SSRS の場合は、個別の LN ユーザに、レポートを表示する権限を付与する必要があります。

Infor Reporting の場合は、ここで指定したユーザですべてのアクセスに対応できます。つまり、個別の LN ユーザに、レポートを表示する権限を付与する必要はありません。

それぞれの役割の詳細については、Microsoft 文書/Infor Reporting 文書を参照してください。

パスワード
以前に [ユーザ名] フィールドで指定したユーザ名に対応する正しいパスワードを指定します。
レポートフォルダ
レポートの保存先のフォルダ。デフォルト文字列とマクロが表示されます。これらのマクロは、ランタイムに選択済レポートに置換されます。また、独自のフォルダを指定することもできます。

レポートフォルダの構文は、レポートサーバのタイプによって異なります。

Microsoft SSRS の場合は、「%2f」 で始まる完全なフォルダパスを指定する必要があります。「%2f」 は特殊文字 「/」 を表します。例: %2fInfor%20Reporting%2fLN%2fSessionReports%2f$hostname%2f$pacc

Infor Reporting の場合の構文は /content/folder[@name='i10r']/folder[@name='infor.ln']/folder[@name='rep']/folder[@name='$hostname']/folder[@name='$pacc'] になります。このパスをレポートサーバ上で作成すると、「i10r」、「infor.ln」、および 「rep」 が言語依存の名称に置換されます。

次のマクロに対応しています。

  • $hostname - LN サーバのコンピュータ名
  • $pacc - パッケージコンビネーション
  • $pk - パッケージ

    このマクロを使用すると、異なる LN パッケージのレポートを別々のサブフォルダに保存できます。

  • $mod - モジュール

    このマクロを使用すると、異なる LN モジュールのレポートを別々のサブフォルダに保存できます。

Web サービス URL
レポートサーバ上のレポートへのアクセスに使用する URL を指定します。

Microsoft SSRS の場合は、この URL を Reporting Services Configuration Manager で検索できます。

Infor Reporting の場合は、この URL を IBM Cognos Configuration (ローカル設定/環境/外部ディスパッチャ URI) で検索できます。

レポートビューア URL
Microsoft SSRS の場合は、URL /Pages/ReportViewer.aspx?%2f$folder%2f$report&rs:Command=Report を指定します。

Infor Reporting レポートの表示をリダイレクトするには、Infor Reporting 用 Infor ES Connector を使用します。Infor Reporting の場合は、URL http://<ホスト名>:<コネクタのポート>/InforErpEnterpriseConnector/ReportLauncher?http://<ホスト名>:<infor レポートのポート>/infor10reporting/cgi-bin/cognos.cgi?b_action=cognosViewer&ui.action=run&ui.object=$folder/package[@name='$report']/report[@name='report']&run.prompt=false&cv.header=false&ui=h1h2h3h4 を指定します。

Microsoft SSRS と Infor Reporting のどちらの場合でも、「$folder」 マクロがレポートフォルダに置換され、「$report」 マクロが表示するレポートに置換されます。URL の構成の詳細については、Microsoft 文書/Infor Reporting 文書を参照してください。

名前空間
認証とアクセス制御に関するユーザおよびグループ情報にアクセスできる認証プロバイダの構成済インスタンスを指定します。
注意

このフィールドは、Infor Reporting にのみ適用されます。

Web サービス URL 用 LN Connector
Infor Reporting 用 Infor ES Connector への接続に使用する URL。このコネクタは、LN と Infor Reporting の通信に対応しています。
注意

このフィールドは、Infor Reporting にのみ適用されます。

一時ディレクトリ
中間ファイルと画像が保存される Infor Reporting サーバ上のディレクトリ
注意

このフィールドは、Infor Reporting にのみ適用されます。

 

接続テスト
指定した Webサービス URL への接続を開始します。
デフォルトの設定
レポートフォルダと URL のデフォルト値が設定されます。URL にホスト名が含まれている場合は、そのホスト名が保持されます。