ソリューションレジストリの派生更新 VRC へのコピー (ttpmc2290m000)

セッションの目的:  ソース VRC である 1 つの更新 VRC のソリューションレジストリを、ソース VRC から直接派生している対象 VRC の別の更新 VRC にコピーします。

このセッションは、特定のリリース用の今後の PMC パッチを、互いに直接派生している別々の更新 VRC でインストールしたいと考える LN カスタマイズパートナ向けです。

注意

派生 VRC には、後続の機能パックはインストールしないようお勧めします。したがって、このセッションを使用して機能パックのレジストリをコピーしないようお勧めします。

ソース VRC と対象 VRC を指定する必要があります。必ず両方の VRC が PMC 内に存在し、それぞれの基準 VRC が同じでなければなりません。対象 VRC として指定された VRC は、パッケージ VRC (ttadv1511m000) セッションでソース VRC から派生している必要があります。現在のセッションでは、ソース VRC のインストール済ソリューションのソリューションレジストリ (テーブル: ttpmc201) が対象 VRC にコピーされます。

次の図は、LN カスタマイズパートナにおける VRC 構造の例を示しています。
[...]

VRC の Product(x)U_pa3 と Product(x)U_pa4 は更新 VRC として定義されています。パッチ 3 のソリューションは Product(x)U_pa3 にインストールされます。Product(x)U_cus3 のカスタマイズは、パッチ 3 のフィックスで更新されます。

ここで、パッチ 4 が発行されると、別の VRC でインストールする必要があります。これは、カスタマイズ Product(x)U_cus3 を所有する顧客はパッチ 4 の更新を実行できないため、カスタマイズ Product(x)U_cus4 を所有する別の顧客がパッチ 4 の更新を実行する必要があるためです。

新しい更新 VRC Product(x)U_pa4 のパッチ 4 のソリューションをインストールするには、パッチ 3 VRC Product(x)U_pa3 のレジストリをこの新しい更新 VRC Product(x)U_pa4 にコピーする必要があります。これは、パッチ 4 のソリューションとパッチ 3 のソリューション間の依存情報は、ソリューションをインストールする更新 VRC でのみ検査されるためです。

重要

このセッションを使用してソリューションレジストリをコピーする場合、ソース VRC のソリューションをアンインストールすることはできなくなります。

 

更新バージョン
更新がインストールされる PMC 受取側の物理 VRC。どの更新 VRC にも基準 VRC がリンクされています。
更新バージョン
更新がインストールされる PMC 受取側の物理 VRC。どの更新 VRC にも基準 VRC がリンクされています。

 

続行
ソース VRC から対象 VRC にソリューションレジストリをコピーします。