アンインストールするソリューション/パッチの検査 (ttpmc2206s000)

セッションの目的:  ソリューションをアンインストールできるかどうか検査します。

このセッションは、次のセッションから開始できます。

このセッションは、ソリューションのレジストリに存在するソリューションに対して機能します。検査は常に複数レベルで実行されます。このため、現行ソリューションが関連ソリューション、つまり事前必須、相互依存、および事後要求であるすべてのソリューションが検査されます。1 つの例外が適用されます: 詳細は事後要求を無視フィールドを参照してください。

検査を実行する前に、VRC 結合で指定された更新 VRC とその他の更新 VRC のソリューションのうち、状況がアンインストール可のものはすべて、インストール済状況に戻ります。

状況を保持オプションが選択されていない場合、このセッションでは検査対象のソリューションでアンインストール条件を満たすもののうち、状況がインストール済のソリューションの状況をアンインストール可に設定します。

上書きソリューションをアンインストールするために検査する場合、ソリューションの無効ソリューションの状況もアンインストール可になります。無効ソリューションが閉じたパッチに属す場合、上書きソリューションをアンインストールするにはパッチのパスワードが必要です。

このセッションを実行した後で、ソリューションをアンインストールします。

 

更新 VRC
更新がインストールされる PMC 受取側の物理 VRC。どの更新 VRC にも基準 VRC がリンクされています。

このフィールドは、ソリューションの処理 (ttpmc2101m000) セッションまたはパッチの処理 (ttpmc2102m000) セッションから現行セッションを開始したときに表示されます。

ソリューションコード
基準 VRC のソリューションまたはパッチを表す一意のコード

このフィールドは、ソリューションの処理 (ttpmc2101m000) セッションまたはパッチの処理 (ttpmc2102m000) セッションから現行セッションを開始したときに表示されます。

インストール実行
PMC において、一緒にインストールされたソリューションのグループ。このグループは、一連のソリューション、または事前要件を持つ 1 つのソリューション、あるいはその両方の組合せになります。

このフィールドは、インストール実行 (ttpmc2503m000) セッションから現行セッションを開始したときに表示されます。

状況を保持
ソリューションの状況をアンインストール可に変更せずに、ソリューションを検査する場合は、このオプションを選択します。このオプションは、特定のソリューションのアンインストールの結果を確認するだけの場合に便利です。「アンインストール済ソリューションの検査」 レポートには、ソリューションが受け取った状況が表示されます。ただし、ソリューションの処理 (ttpmc2101m000) セッションまたはパッチの処理 (ttpmc2102m000) セッションでは、以前の状況であるインストール済がまだ表示されています。
依存実行のすべてをアンインストール
このフィールドは、インストール実行 (ttpmc2503m000) セッションから現行セッションを開始したときに表示されます。指定したインストール実行のソリューションと依存ソリューションのみ、または依存ソリューションをインストールするインストール実行の他のソリューションのみをアンインストールするには、このオプションを選択します。

次のソリューションがインストールされているとします。
例: インストール済ソリューション
例: インストール済ソリューション

インストール実行 10 をアンインストールします。依存情報が定義されているため、154、163、および 199 のソリューションもアンインストールする必要があります。このフィールドで、ソリューション 168 もアンインストールするかどうかコントロールできます。

ソリューション 210 は、ソリューションのインストール実行に依存ソリューションが含まれないため、アンインストールされません。

ある時点ですべてのソリューションをアンインストールするには、インストール実行範囲、たとえば、10 ~ 999999 を使用できます。

指定可能な値

Yes 定義されている依存情報によって、1 つ以上のソリューションをアンインストールする必要がある場合、インストール実行のすべてのソリューションがアンインストールされます。
No 指定したインストール実行範囲外の依存ソリューションのみがアンインストールされます。

 

事後要求を無視
このチェックボックスがオンの場合、 事後要求依存情報は無視されます。旧ソリューションが不正であった場合、新旧ソリューション間に事後要求依存情報が定義されます。

指定可能な値

Yes 事後要求依存情報は無視されます。これは、旧ソリューションがインストール済のままであることを示唆します。ただし、新旧ソリューションの両方が同じインストール実行でインストールされている場合は、両ソリューションがアンインストールされます。
No 事後要求依存情報は無視されません。旧ソリューションもアンインストールされます。

 

詳細な情報
このチェックボックスがオンの場合、アンインストールされるすべてのソリューションの詳細情報が出力されます。ソリューション詳細は、「アンインストール済ソリューションの検査」 レポートの別のセクションに出力されます。ソリューションごとに依存情報が出力されます。