パッチの処理 (ttpmc2102m000)

セッションの目的:  ソリューションのレジストリ内に存在し、特定の更新 VRC に接続されたパッチを表示します。

パッチの処理を行う前に、ソリューション/パッチファイルの走査 (ttpmc2200s000) セッションを使用してパッチを走査する必要があります。

このセッションは、受取側システムのパッチ処理全体の中心的なセッションです。走査を実行した後、このセッションからパッチに対してそれ以降のすべての処理を開始できます。

 

更新 VRC
更新がインストールされる PMC 受取側の物理 VRC。どの更新 VRC にも基準 VRC がリンクされています。
基準 VRC
PMC において、一意の方法で製品を識別する手段。配布側の更新版には、基準 VRC 識別子が用意されています。基準 VRC には、関連のマスタ製品をインストールする物理 VRC のコードを含められますが (B61_a など)、物理 VRC に関連しないコードにすることもできます (7.6_a_tt など)。受取側では、更新 VRC はすべて基準 VRC 識別子にリンクしています。インストール処理で、更新版の基準 VRC 識別子が更新 VRC の基準 VRC 識別子と一致するかどうかが検査されます。一致しない場合は、その更新 VRC に更新をインストールできません。
パッチコード
基準 VRCパッチを表す一意の ID。同じパッチを複数の基準 VRC に含めることができます。この場合、パッチは互いに相互依存関係で接続する必要があります。
受取側状況
次の状況は、ソリューションまたはパッチのインストールまたはアンインストールの進捗状況を示します。

これらの状況は受取側でのみ使用します。配布側で使用する配布側のソリューション状況と混同しないようにしてください。

  • 有効
    ソリューションまたはパッチはシステムでスキャンされ、有効な状態です。
  • インストール可
    ソリューションまたはパッチはチェックされ、インストール可能です。
  • 保存中

    構成要素のバックアップを保存中です。

    この状況はパッチには適用できません。

  • インストール中
    インストール処理中に、ソリューションまたはパッチはこの状況になります。
  • インストール済
    ソリューションまたはパッチがインストールされています。
  • アンインストール可
    アンインストールするソリューションまたはパッチをチェック済みです。
  • アンインストール中
    アンインストール処理中に、ソリューションまたはパッチはこの状況になります。

 

パッチを開く
パッチのオープン (ttpmc2105s000) セッションを開始します。

パスワードがある場合のみパッチを開くことができます。

依存情報
依存情報 (ttpmc1541m000) セッションを開始します。
検査してインストール

このセッションでは、検査とインストールを結合した機能を実行します。検査結果が問題ない場合、ソリューションは即座にインストールされます。

インストール前の検査
インストール

このセッションを開始できるのは、パッチの状況がインストール可の場合のみです。

アンインストール前の検査

このセッションを開始できるのは、パッチの状況がインストール済の場合のみです。

アンインストール

このセッションを開始できるのは、パッチの状況がアンインストール可の場合のみです。

更新 VRC への接続
パッチがすでに別の更新 VRC について走査済の場合にそのパッチ更新 VRC で使用できるようにします。パッチを使用できるようにすると、そのパッチのすべてのソリューションが使用可能になります。この両方の更新 VRC は同じ基準 VRC にリンクされている必要があります。

最初の VRC でパッチが走査されると、パッチの状況は少なくとも有効になります。

この方法では、たとえば本番環境でパッチを一度走査すれば、そのパッチをテスト環境にインストールできます。

更新 VRC から切断
更新 VRC への接続フィールドに記述された処理を取り消します。
ソリューション履歴
ソリューション履歴 (ttpmc2560m000) セッションを開始します。
更新 VRC 別ソリューション/パッチの出力
更新 VRC 別依存情報の出力 (複数レベル)
ソリューション/パッチ履歴の出力
ソリューション/パッチの出力
ソリューション/パッチの出力 (ttpmc1400m000) セッションを開始します。