パッチ (ttpmc1501m000)

セッションの目的:  パッチをメンテナンスします。

 

基準 VRC
PMC において、一意の方法で製品を識別する手段。配布側の更新版には、基準 VRC 識別子が用意されています。基準 VRC には、関連のマスタ製品をインストールする物理 VRC のコードを含められますが (B61_a など)、物理 VRC に関連しないコードにすることもできます (7.6_a_tt など)。受取側では、更新 VRC はすべて基準 VRC 識別子にリンクしています。インストール処理で、更新版の基準 VRC 識別子が更新 VRC の基準 VRC 識別子と一致するかどうかが検査されます。一致しない場合は、その更新 VRC に更新をインストールできません。
エクスポート VRC
PMC 配布側において、PMC ソリューションに属する構成要素のエクスポート元になる物理 VRC。基準 VRC ごとにエクスポート VRC がリンクされているので、各製品の構成要素はそれぞれ異なる物理 VRC からエクスポートされます。
エクスポート VRC
基準 VRC 結合は、PMC 配布側で定義され、一連の関連する基準 VRC で構成されます。基準 VRC 結合によって、基準 VRC 間の相互依存の作成が制御されます。相互依存は、同じ基準 VRC 結合に属する基準 VRC 間のみで定義できます。基準 VRC 結合によって、基準 VRC 間の不必要な相互依存の作成を防ぐことができます。
パッチコード
基準 VRCパッチを表す一意の ID
パッチ記述
パッチについての記述
新基準 VRC
このフィールドは機能パックの場合のみ適用されます。このチェックボックスがオンの場合、基準 VRC は機能パックです。オフの場合、バッチ VRC はパッチです。
パッチ順序番号
パッチ順序番号。機能パックの場合のみ、値を入力できます。新しい機能パックごとに、番号を 1 つずつ増やして入力します。
状況
次の状況は、ソリューション、コレクション、およびパッチのメンテナンスの進捗状況を示します。説明を分かりやすくするため、ソリューションについてのみ触れていますが、例外が明記されていない限り、いずれの説明もコレクションおよびパッチに適用されます。

このソリューション状況は、配布側でのみ使用します。状況変更の履歴は、更新履歴テーブルに記録されます。

配布側でメンテナンスしたソリューションと、受取側でインポートしたソリューションを区別するため、ソリューションをインポートするときに状況が消去されます。この点はパッチの場合も同様ですが、コレクションには当てはまりません。理由は、コレクションがそれ自体として受取側で認識されないためです。受取側では、コレクションに含まれるソリューションのみが認識されます。

  • 作業中
    作成中のソリューションの初期状況
  • 依存関係定義済
    さまざまなソリューション間の依存関係が定義されており、ソリューションをエクスポート可能です。自動的に作成できない依存関係を作成する場合もあるので、この状況はマニュアルで選択する必要があります。
  • エクスポート済
    ソリューションはエクスポートされています。この状況はシステムによって処理されます。この状況をマニュアルで設定することはできません。ただし、状況が 「エクスポート済」 のソリューションを 「作業中」、「解決済」、「完了」、または 「依存関係定義済」 に戻すことはできます。エクスポート済のソリューションで何かを変更した場合、状況は常に 「依存関係定義済」 に戻ります。この場合、ソリューションを再びエクスポートする必要があります。ソリューションを発行するには、状況が 「エクスポート済」 でなければなりません。
  • 発行済
    ソリューションが発行されています。これは、ソリューションが凍結していることを意味します。このソリューションには、それ以上変更を加えることができません。ソリューションを発行するには、状況を 「エクスポート済」 から 「発行済」 に変更し、この状況でソリューションを保存する必要があります。
公開
このチェックボックスがオンの場合、パッチは公開されます。

 

ソリューション/パッチの出力
ソリューション/パッチの出力 (ttpmc1400m000) セッションを開始します。
依存情報の出力 (複数レベル)
依存情報の出力 (複数レベル) (ttpmc1440m000) セッションを開始します。
更新履歴の出力
更新履歴の出力 (ttpmc1460m000) セッションを開始します。
廃止ソリューションの生成
廃止ソリューションの生成 (ttpmc1252s000) セッションを開始します。

このオプションは、次の条件が満たされる場合のみ使用できます。

パッチの生成
パッチの生成 (ttpmc1250s000) セッション (パッチの場合) または新基準 VRC 用のパッチの生成 (ttpmc1253s000) セッション (機能パックの場合) を開始します。

このオプションは、パッチの状況がまだ発行済でない場合のみ利用できます。

ソリューション(S)
ソリューション (ttpmc1100m000) セッションを開始します。このセッションは、選択済パッチのソリューションをすべてリストします。
依存情報
依存情報 (ttpmc1140m000) セッションを開始します。
パッチの検証
パッチの検証 (ttpmc1401s000) セッションを開始します。
パッチのエクスポート

パッチをエクスポートできるのは、パッチの状況依存情報定義済の場合のみです。

更新履歴(H)
更新履歴 (ttpmc1560m000) セッションを開始します。
パスワードの変更
パッチ別パスワード (ttpmc1105s000) セッションを開始します。

このオプションは、次の条件が満たされる場合のみ使用できます。