依存情報 (ttpmc1140m000)

セッションの目的:  ソリューション間またはパッチ間の依存情報を定義します。

依存情報は自動的に生成させることも、マニュアルで定義することもできます。

生成される依存情報で存在しないものがある場合は、ソリューションやパッチをエクスポートする際に警告が表示されます。

すべての依存情報を定義すると、ソリューションの状況は依存情報定義済に変更可能となり、ソリューションはエクスポート可能な状態になります。状況はソリューション (ttpmc1100m000) セッションの詳細セッションで変更できます。

ソリューションの状況がエクスポート済だった場合は、依存情報を変更すると、ソリューション状況は依存情報定義済にリセットされます。

このセッションは、ソリューション (ttpmc1100m000) セッションの適切なメニューからのみ開始できます。

 

基準 VRC
PMC において、一意の方法で製品を識別する手段。配布側の更新版には、基準 VRC 識別子が用意されています。基準 VRC には、関連のマスタ製品をインストールする物理 VRC のコードを含められますが (B61_a など)、物理 VRC に関連しないコードにすることもできます (7.6_a_tt など)。受取側では、更新 VRC はすべて基準 VRC 識別子にリンクしています。インストール処理で、更新版の基準 VRC 識別子が更新 VRC の基準 VRC 識別子と一致するかどうかが検査されます。一致しない場合は、その更新 VRC に更新をインストールできません。
ソリューションコード
基準 VRC のソリューションを表す一意の ID
関連 VRC
現行ソリューションまたはパッチが関連付けられている、ソリューションまたはパッチ基準 VRC

関連 VRC は、依存タイプが機能パックから前機能パックへの相互依存または事前必須の場合には、異なる基準 VRC に設定できます。

関連トピック

ソリューション
依存関係があるソリューションまたはパッチ

関連トピック

タイプ
PMC におけるソリューション間の関係。依存関係は、PMC ソリューションのメタデータの一部であり、PMC 配布側で定義されます。依存関係により、PMC ソリューションが PMC 受取側において適切な構成および順序でインストールされることが保証されます。

次の値は、ソリューション間の依存関係タイプを示します。

次の 3 つの依存関係タイプがあります。

あるソリューションが他のソリューションに依存する場合、依存先のソリューションがすでにインストール済か、または一緒にインストールする場合にのみ、そのソリューションをインストールできます。

パッチ間には、同じ依存関係タイプが存在します。説明を分かりやすくするため、ソリューションについてのみ触れていますが、パッチについても同様です。ただし、パッチには、事後要求タイプは適用されません。

作成中のソリューションでは、相互依存や事前必須の依存タイプを指定します。

発行済のソリューションでは、事後要求依存情報を追加します。事後要求依存情報は作成中のソリューションを指す必要があります。

注意

事後要求依存情報は、必ず、新しいソリューションを発行する前に追加してください。

事後要求依存情報は、作成中のソリューションのダンプの形で受取側に転送されます。つまり、この依存情報は新しく作成したソリューションが走査された後にしか受取側ではわかりません。

手動
このチェックボックスがオンの場合、依存情報は生成されず、マニュアルで定義されています。
注意

依存情報を生成または再生成すると、依存情報の生成 (ttpmc1240s000) セッションが開始されます。このセッションでは、マニュアルで定義された既存の依存情報を削除するかどうか指定できます。

 

依存情報の生成
依存情報の生成 (ttpmc1240s000) セッションを開始します。
依存情報の出力 (複数レベル)
依存情報の出力 (複数レベル) (ttpmc1440m000) セッションを開始します。