パッチヘッダ別パッケージ (ttpmc1107m000)

セッションの目的:  パッチヘッダ別パッケージをメンテナンスします。

このセッションは、パッチヘッダ (ttpmc1106m000) セッションから開始できます。

 

基準 VRC
PMC において、一意の方法で製品を識別する手段。配布側の更新版には、基準 VRC 識別子が用意されています。基準 VRC には、関連のマスタ製品をインストールする物理 VRC のコードを含められますが (B61_a など)、物理 VRC に関連しないコードにすることもできます (7.6_a_tt など)。受取側では、更新 VRC はすべて基準 VRC 識別子にリンクしています。インストール処理で、更新版の基準 VRC 識別子が更新 VRC の基準 VRC 識別子と一致するかどうかが検査されます。一致しない場合は、その更新 VRC に更新をインストールできません。
パッチコード
基準 VRCソリューションを表す一意の ID
パッケージ
パッケージコード
派生元の基準 VRC
このフィールドで、派生製品の基準 VRC と関連する親製品との関係を定義できます。この関係は、機能パックのインストール時に更新 VRC を受取側に作成および派生させる場合に使用します。派生製品の機能パックを作成する際に基準となる基準 VRC との関係は、必ず定義する必要があります。

:

次の製品が利用できるとします。

  • パッケージ p1、p2、および p3 を持つ標準製品 PARENT
  • PARENT から派生した派生製品 LOC1。パッケージ p1 と p2 が変更されている。LOC1 のパッケージ p3 は変更されない。LOC1 には新パッケージの p4 が導入されている。
  • LOC1 から派生した派生製品 LOC2。パッケージ p1、p2、p3、および p4 が変更されている。LOC2 のパッケージ p3 は変更されている。

2 つの機能パックが利用できます。このシナリオでは、派生元の基準 VRC を次のように入力する必要があります。

製品機能パックパッケージ基準 VRC派生元の基準 VRC
PARENT1p1B61_a1
PARENT1p2B61_a1
PARENT1p3B61_a1
PARENT2p1B61_a2
PARENT2p2B61_a2
PARENT2p3B61_a2
LOC11p1B61L_a1_loc1B61_a1
LOC11p2B61L_a1_loc1B61_a1
LOC11p4B61L_a1_loc1
LOC12p1B61L_a2_loc1B61_a2
LOC12p2B61L_a2_loc1B61_a2
LOC12p4B61L_a2_loc1
LOC21p1B61L_a1_loc2B61L_a1_loc1
LOC21p2B61L_a1_loc2B61L_a1_loc1
LOC21p3B61L_a1_loc2B61_a1
LOC21p4B61L_a1_loc2B61L_a1_loc1
LOC22p1B61L_a2_loc2B61L_a2_loc1
LOC22p2B61L_a2_loc2B61L_a2_loc1
LOC22p3B61L_a2_loc2B61_a2
LOC22p4B61L_a2_loc2B61L_a2_loc1