パッチヘッダ (ttpmc1106m000)セッションの目的: パッチヘッダをメンテナンスします。 機能パックのパッチヘッダのみ作成できます。 パッチヘッダにはメタデータが含まれ、このメタデータで Infor Installation Wizard を使用して受取側環境に機能パックをインストールする場合の操作を指示します。 このセッションは、テキストをクリックすると表示される XML パッチヘッダを作成します。
基準 VRC PMC において、一意の方法で製品を識別する手段。配布側の更新版には、基準 VRC 識別子が用意されています。基準 VRC には、関連のマスタ製品をインストールする物理 VRC のコードを含められますが (B61_a など)、物理 VRC に関連しないコードにすることもできます (7.6_a_tt など)。受取側では、更新 VRC はすべて基準 VRC 識別子にリンクしています。インストール処理で、更新版の基準 VRC 識別子が更新 VRC の基準 VRC 識別子と一致するかどうかが検査されます。一致しない場合は、その更新 VRC に更新をインストールできません。 パッチコード
基準 VRC のソリューションを表す一意の ID パッケージコンビネーションの処理 Installation Wizard では、新パッケージコンビネーションの作成、新しい更新 VRC の作成、および新しい更新 VRC の既存または新パッケージコンビネーションへのリンクなどの特定の処理を、受取側システムで自動的に実行できます。このフィールドは、Installation Wizard を使用して PMC 受取側環境に機能パックをインストールする際に、パッケージコンビネーション (PC) に関して実行する処理を制御します。 次のオプションがあります。 何もしない 特定の処理は何も実行されません。どのパッケージコンビネーションも作成、または変更されません。 全パッケージで PC を作成 このオプションは派生製品について使用します。派生製品についていくつかのパッケージが変更されるとします。この場合、まず、新パッケージコンビネーションが作成されます。派生製品の変更済パッケージのパッケージ VRC は、新パッケージコンビネーションにリンクされます。さらに、親製品の変更されていないパッケージのパッケージ VRC も新パッケージコンビネーションにリンクされます。 例: 受取側環境には次のパッケージ VRC を持つパッケージコンビネーションが含まれます。
派生製品の機能パックが作成されます。機能パックのヘッダフィールドパッケージコンビネーションの処理には値全パッケージで PC を作成が含まれ、機能パックには次の変更済パッケージが含まれます。
派生製品の機能パックが受取側環境にインストールされると、次のパッケージ VRC を含む新パッケージコンビネーションが作成されます。
基準 VRC のパッケージのみで PC を作成 このオプションは、親製品から派生していない独立した新しい製品を配布する場合に使用します。機能パックに含まれているパッケージのパッケージ VRC のみを含む新パッケージコンビネーションが作成されます。 例: 受取側環境には次のパッケージ VRC を持つパッケージコンビネーションが含まれます。
新しい独立製品の機能パックが作成されます。機能パックのヘッダフィールドパッケージコンビネーションの処理には値基準 VRC のパッケージのみで PC を作成が含まれ、機能パックには次のパッケージが含まれます。
独立製品の機能パックを受取側環境にインストールすると、新パッケージコンビネーションが作成されます。この新パッケージコンビネーションには、新しい独立製品のパッケージ VRC のみが含まれます。既存のパッケージコンビネーションはそのままで変更されません。 既存のパッケージコンビネーションにパッケージを追加 このオプションは、親製品から派生していない独立した新しい製品を配布する場合に使用します。上のオプションと異なり、新製品のパッケージ VRC を既存のパッケージコンビネーションに含めたい場合があります。この場合、機能パックに含まれる新パッケージは、既存のパッケージコンビネーションにリンクされます。受取側の環境に利用できるパッケージコンビネーションが存在しない場合、機能パックはインストールされますが、更新 VRC はパッケージコンビネーションにリンクされません。 例: 受取側環境には次のパッケージ VRC を持つパッケージコンビネーションが含まれます。
新しい独立製品の機能パックが作成されます。機能パックのヘッダフィールドパッケージコンビネーションの処理には値既存 PC にパッケージを追加が含まれ、機能パックには次のパッケージが含まれます。
既存のパッケージコンビネーションは、機能パックのインストール時に拡張されます。機能パックをインストールすると、パッケージコンビネーションには次のパッケージ VRC が含まれます。
注意: 機能パックをインストールする際に利用可能なパッケージコンビネーションがなかった場合は、機能パックのインストール時にパッケージコンビネーションは作成されません。PC が無い場合に PC を作成オプションも参照してください。 PC が無い場合に PC を作成 このオプションは、前の既存の PC にパッケージを追加オプションと同じです。ただし相違点が 1 つあります。つまり、受取側の環境にパッケージ VRC を追加できる既存のパッケージコンビネーションがない場合は、新パッケージコンビネーションが作成されて機能パックがインストールされます。 パッケージコンビネーション パッケージコンビネーションを指定できるのは、パッケージコンビネーションの処理フィールドに次の値のいずれかが含まれる場合のみです。
Installation Wizard で、ここに指定するパッケージコンビネーションがデフォルトとして表示されますが、この値は上書きできます。パッケージコンビネーションは受取側の環境で作成されます。 記述 パッケージコンビネーションの記述。Installation Wizard で、この記述はデフォルトとして表示されますが上書きできます。 派生元の基準 VRC このフィールドを使用すると、派生製品の基準 VRC とそれに関連する親製品との関係を定義できます。この関係は、機能パックのインストール時に更新 VRC を受取側に作成および派生させる場合に使用します。派生製品の機能パックを作成する際に基準となる基準 VRC との関係は、必ず定義する必要があります。 例: 次の製品が利用できるとします。
2 つの機能パックが利用できます。このシナリオでは、派生元の基準 VRC を次のように入力する必要があります。
パッケージ このコマンドによってパッチヘッダ別パッケージ (ttpmc1107m000) セッションが開始されます。 デフォルト パッケージに基づいて PMC で定められたデフォルトに戻します。
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