LN ソフトウェア環境特定のソフトウェア環境を作成するには、パッケージコンビネーションを使用します。 ソフトウェア環境の構成要素は以下のとおりです。
特殊なパッケージコンビネーションを作成して、ソフトウェア構成要素をカスタマイズしたり、新しいソフトウェア構成要素を作成したりできます。 LN のソフトウェア環境を以下の表に示します。
標準環境 標準環境には、全 LN パッケージの全 LN パッケージ VRC の標準ソフトウェアが含まれています。標準環境を使用すると、カスタマイズしたソフトウェアを標準ソフトウェアと比較できます。 標準環境の例を以下の図に示します。 ![]() 標準環境 この図は、特定のパッケージコンビネーションに関連付けられているユーザの例を示しています。ユーザデータ (ttaad2500m000) 詳細セッションを使用して、ユーザをパッケージコンビネーションにリンクします。 ランタイム環境 ランタイムのパッケージコンビネーションには、標準パッケージ VRC から派生したパッケージ VRC を含めることができますが、パッケージコンビネーション内のすべてのパッケージが同じパッケージ VRC である必要はありません。パッケージにカスタマイズがない場合は、このパッケージの標準 VRC がランタイムパッケージコンビネーションで使用されます。たとえば、下図のサービスおよびメンテナンスパッケージ (tsB61_a) はカスタマイズされていません。他のパッケージはカスタマイズされており、それらには派生パッケージ VRC がパッケージコンビネーションで使用されています。 パッケージコンビネーションが顧客定義であることを指定するには、顧客拡張子 (cus) だけでなく拡張子 0 も加えてください。この文字は、パッケージコンビネーションが顧客独自のものであることを示します。 ランタイム環境の例を以下の図に示します。 ![]() ランタイム環境 開発環境 ランタイム環境と同様に、開発環境のパッケージコンビネーションにも、標準パッケージ VRC から派生したパッケージ VRC が含まれています。また、パッケージコンビネーション内のすべてのパッケージが同じパッケージ VRC である必要はありません。パッケージにカスタマイズがない場合は、このパッケージの標準 VRC がランタイムパッケージコンビネーションで使用されます。 開発者は、新しいソフトウェア構成要素の開発や既存の構成要素の変更に、開発環境を使用します。 開発環境の例を以下の図に示します。 ![]() 開発環境 このパッケージコンビネーションの名前には、前と同様に 0 の文字が含まれています。この場合は、顧客拡張子が開発者の dev (development の略) で置き換えられています。
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