役割ブラウザ役割ブラウザで役割と副役割を表示できます。これは役割を役割ツリーでグラフィカルに表したものです。LN 全体で各種ブラウザのインタフェースが整合するように、役割ブラウザには既存のデスクトップブラウザの表示ロジックが使用されています。 役割ツリーは役割とその副役割すべてを表し、その下にさらに副役割が含まれている場合もあります。副役割の権限も役割と同様に定義できます。 役割ブラウザで、役割フォルダをダブルクリックすると、その役割の副役割を表示できます。役割データ (ttams2100m000) セッションを開始するには、役割または副役割を選択し、オプションメニューの役割データをクリックします。 下図は、副役割を持つ役割の例を示しています。部長の役割には多数の役割が関連付けられています。部長は部長の権限だけでなく、製品アーキテクト、製品コンサルタント、およびプロジェクト主任の権限も持ち、それらすべてがそれぞれの役割で定義されています。プロジェクト主任の役割には、追加の副役割もあります。役割ブラウザには、部長の役割から最も地位の低い従業員の役割まで、部長のすべての権限が表示されています。 ![]() 役割ブラウザ 再帰的な役割構造を定義することはできません。たとえば、下級ソフトウェアエンジニアが、副役割で上級ソフトウェアエンジニアの権限を持つことはできません。役割ブラウザは、再帰的役割を識別してハイライトします。ハイライトされた再帰的役割は削除する必要があります。 下図は循環的な役割の例を示しています。下級ソフトウェアエンジニアが上級ソフトウェアエンジニアの役割も持っていますが、もちろんそのようなことはありません。 ![]() 循環的な役割の例
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