役割と権限を作成するには手順の目的 最初、通常ユーザには LN の権限は何もありません。したがって、役割に依存する権限を職務に定義する必要があります。このセクションでは、LN の権限管理システム (AMS) を使用して、通常ユーザの役割と、関連する役割依存の権限を作成する方法を説明します。 権限管理システムを使用して以下のことができます。
手順の結果と前提条件 結果 権限管理手順では、会社の通常ユーザのタスクと義務を明確に定義したユーザ環境を作成します。 前提条件 役割と権限を作成するには、以下の前提条件が必要になります。
次のケーススタディは、役割と権限の作成方法について説明しており、LN の AMS の機能や特徴を理解するのに役立ちます。さらに、役割のコンセプトについても実地にもとづいて説明しています。 このケーススタディでは、オランダと米国にオフィスがある Global Enterprises の権限管理について説明します。これらのオフィスは Holland Company (オランダ会社) と USA Company (米国会社) と呼ばれています。Global Enterprises の従業員は会社のデータディクショナリと、両オフィスのデータベースを使用できなければなりません。 説明するセッションでデータを入力する方法の詳細は、セッションのオンラインヘルプを参照してください。 手順の概要 権限管理手順は複数の小さい手順に分かれています。システム管理者はこれをスタンドアロンの手順として使用して、さまざまなレベルの権限をメンテナンスできます。標準の役割に加えて定義する追加の役割も、この手順で作成できます。 ケーススタディ - Global Enterprises の権限管理 Global Enterprises のシステム管理部門は、従業員の権限管理を担当しています。権限管理には、従業員の役割依存の権限を役割で定義する作業が含まれます。ユーザ権限を簡単にメンテナンスできるように、システム管理者は最も基本的な権限を使用した標準の役割を 1 つ定義し、特定のタスクに役割を追加定義します。 標準の役割に定義された権限は、ユーザが Global Enterprises の一般データディクショナリと、オランダおよび米国のオフィスにあるデータを使用するために必要です。 標準の役割に、システム管理者はさまざまなレベルのセッションの権限とライブラリの権限を定義します。また、ユーザが自分のユーザデータを変更できないようにします。 手順概要 以下のリストに、手順とそのセッションを示します。
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