スクロールバー

LN セッションでは、次のタイプのスクロールバーをサポートしています。

古いスクロールバー

このスクロールバーは不正確です。スクロールバーのスライダのサイズは一定です。セッション内のレコードの数は反映されません。スライダ位置は、スクロールバーの上部、真ん中、下部のいずれかです。データセット内の相対位置を示すものではありません。

このスクロールバーは、WorkTop でのみサポートされます。LN UI では、このスクロールバーの代わりに、ナビゲーションボタンが表示されます。

新しいスクロールバー

これはより高度なスクロールバーです。スクロールバーのスライダのサイズは、セッション内のレコードの数と反比例します。スライダの位置は、データセット内の相対的な位置を示します。

このスクロールバーは、WorkTop および LN UI でサポートされます。

 

新しいスクロールバーでは、セッションの開始時に、計算が必要になります。このため、セッションのパフォーマンスに支障が生じる可能性があります。パフォーマンスに及ぼす影響は、セッション内のレコードの数に比例します。

パフォーマンスの低下を解消するため、以下の対策が可能です。

WorkTop でスクロールバーを無効にした状態でセッションを開始すると、古いスクロールバーが表示されます。

LN UI でセッションを開始した場合、スクロールバーは表示されません。代わりに、ナビゲーションボタンが表示されます。

レコードの数が多いセッションについてスクロールバーを無効にするには

レコードの数が多いセッションについてスクロールバーを無効にするには:

  1. ツールパラメータ (ttaad0100m000) セッションを開始します。
  2. 個数フィールドに値を入力します。

    指定した値よりもレコードの数が多いセッションについて、スクロールバーが自動的に無効になります。

  3. 変更を保存して、ツールパラメータ (ttaad0100m000) セッションを閉じます。
いかなるセッションについてもスクロールバーを無効にするには

セッションについてスクロールバーを無効にするには:

  1. ツールパラメータ (ttaad0100m000) セッションを開始します。
  2. Sessions with a Disabled Scrollbarをクリックします。ランタイム個数上限を含むセッション (ttaad4180m000) セッションが開始されます。

  3. 新しいスクロールバーを無効にするセッションをリストに追加します。

    詳細は、このセッションのヘルプを参照してください。

  4. 変更を保存してセッションを閉じます。