システム回復このセクションでは、UNIX プラットフォームと Windows プラットフォーム用 LN ソフトウェア環境 (BSE) のクラッシュ回復処理を実行するときに必要な手順について説明します。 システム回復の概要 システムクラッシュの後は、別のシステムに保存されているバックアップファイルから LN ソフトウェア環境 (BSE) を復元する必要があります。したがって、BSE を実機環境で使用する前に、そのバックアップ計画を立てる必要があります。 バックアップ計画 LN を使用する前に、ディスククラッシュおよびその他のシステムエラーから BSE を保護する方法を計画する必要があります。正しいバックアップ手順を計画および実装しなければ、ハードクラッシュが起きた後に BSE を復元できない可能性があります。 実行時環境に移行する前後に、バックアップと回復の手順を徹底的にテストする必要があります。テスト回復を定期的に実行して、アーカイブとバックアップの手順が機能することを確認してください。 回復スキームを成功させるには、頻繁なバックアップが不可欠です。バックアップの頻度は BSE のデータが変更される頻度に合わせます。たとえば、データがよく変更される場合は、バックアップも頻繁に行う必要があります。 バックアップファイルを保存しておく期間は、回復スキームのバックアップ頻度によって決まります。 現在のバックアップファイルが無くなったり壊れたりした場合に備えて、以前のバックアップファイルを 2 ~ 3 個保管しておいてください。 システム回復手順
手順概要 ハードクラッシュが起きた後に LN を回復するには、次の手順を実行します。
また、場合によってはオペレーティングシステムとデータベースも回復する必要があります。正しい手順は、オペレーティングシステムおよびデータベースのマニュアルを参照してください。
注意
データベースパラメータ、ログインアカウント、カーネルパラメータなどの重要な情報は、システム管理者またはデータベース管理者のログブックなど、安全な場所に記録し、回復時にこの情報を再利用できるようにしておきます。
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