4GL レポートの概要LN 4GL レポートは、データベースからさまざまなデバイス (プリンタ、ディスプレイ、ファイルなど) にデータを出力する際に使用されます。 1 つまたは複数の LN 4GL レポートを、LN 出力セッションまたは LN SQL 問合せにリンクする必要があります。出力セッションや SQL 問合せはデータベーステーブルからデータを読み取り、そのデータはレポートオブジェクトによって出力されます。 4GL レポートは、次の 2 つの方法で自動的に生成できます。
LN 4GL レポートには、以下のレイアウトが 1 つまたは複数含まれています。 4GL レポートの内容およびレイアウトは、データディクショナリで定義します。さらに、レポートスクリプトをレポートにリンクできます。レポートスクリプトでは、レポート実行の特定の段階で実行したい処理をプログラムできます。たとえば、レポートデータを計算するスクリプトや、レポートから自動的に使用できない関連テーブルからレコードを読み込むスクリプトを作成できます。 レポートスクリプトは、4GL プログラムスクリプトと同様にプログラムします。ただし、レポートスクリプトはイベントセクションが異なり、特殊な関数がいくつかあります。 レポートスクリプトは 1 つまたは複数のイベントセクションで構成されます。このイベントセクションで、レポートスクリプトのリンク先レポートの実行の特定段階で実行される処理をプログラムします。レポートスクリプトのセクションにプログラムされるステートメントは、3GL 言語ステートメントとレポートスクリプト関数の組合せで構成されます。 レポートスクリプトは以下のイベントセクションをサポートします。
以下のプログラムセクションを使用することができます。
以下のレポートセクションを使用することができます。
注意
レポートセクションは、メインセクションとサブセクションで構成されます。メインセクションを使用して、プログラムされた処理の実行対象となる特定レイアウトを指定します。メインセクションの後に、before.layout または after.layout サブセクションを続けなくてはなりません。これらは、処理が特定レイアウトの出力前に実行されるのか、出力後に実行されるのかを指定します。 以下の特殊なレポート関数は、レポートスクリプトで使用できます。
レポートスクリプトについての詳細は、ERP LN 6.1 Programmer's Guide (
注意
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