デバイス管理LN のレポートは、出力ファイルやプリンタなど、さまざまな種類のデバイスに出力できます。 LN デバイス管理は、次のアクションを実行する機能を提供します。
このオンラインマニュアルトピックでは、デバイス管理の目的と機能について説明し、関係する手順およびセッションの概要を提供します。 このトピックには次が含まれます。
概要 LN の最も重要なタスクの 1 つに出力の生成があります。未加工データが LN に送られ、レポート、販売請求書、給与支払小切手などに加工されます。LN によって処理されたデータを出力する前に、まず会社のプリンタがオペレーティングシステムで使用できることを確かめる必要があります。 LN が出力ジョブを実行する前に、出力ジョブは ${BSE_TMP} ディレクトリの作業用ファイルに保存されます。出力ジョブが出力されると、この出力ジョブはプリンタデーモンによって自動的に削除されます。出力要求の処理から作業用ファイルの削除までに要する時間は、削除遅延時間と呼ばれます。 各出力要求について、プリンタキューテーブル (ttaad320) にレコードが作成されます。この出力要求レコードは、レポートの出力時に自動的には削除されません。このため、LN のデバイス管理を使用して、プリンタキューテーブルを削除する必要があります。 サポートされるデバイスおよび論理プリンタ 会社において何台かの物理プリンタが近くに位置していれば、それらをグループ化して 1 つの論理プリンタにすることができます。LN のプリンタデーモンは、論理プリンタ内のプリンタの用紙タイプをチェックし、論理プリンタ内で、出力ジョブに必要な用紙タイプを持つ最初のプリンタに出力を指示します。 デバイス管理はあらゆる種類のデバイスタイプをサポートします。次は、LN における出力デバイスです。
権限管理システム (AMS) で、デバイスの優先順位リストをテンプレートに定義できます。会社において同じ役割を持つユーザのグループに対し、このテンプレートをリンクできます。詳細については、AMS でテンプレートを定義するにはおよび LN ユーザの作成 を参照してください。 用紙タイプと関連フォント デバイス管理を使用して、レポートを出力する用紙の用紙タイプ、フォント、およびシートサイズを定義できます。LN は様々なタイプの出力を生成できますが、それぞれが特定の用紙タイプに出力されなくてはなりません。物理プリンタにセットする用紙は、特定の出力に適したものでなくてはなりません。 用紙タイプは、出力を印刷できる用紙の特徴を特定します。出力タイプごとに特定の用紙タイプを定義できます。たとえば、給与支払小切手を出力したい場合は、プリンタにセットする印刷済の小切手の特徴を定義しなくてはなりません。 デフォルトのレポート設定 レポートデフォルトは、レポートのデフォルトの用紙タイプおよびフォントを定義します。これらの値は、デバイスの選択 (ttstpsplopen ) セッションの開始時に現れるデバイス選択ウィンドウに表示されます。 デバイスキューデータ プリンタタイプ 「ダイレクト」 の要求を除くすべての出力要求は、デバイスキューに追加されます。 デバイスキュー内の出力ジョブの状況を使用して、次のことが実行されます。
プリンタキューデータは、出力要求を出したユーザについての情報、要求の内容、および開始された時刻を示します。また、出力ジョブがどのデバイスに送られているか、および出力要求の状況も示します。 手順 デバイス管理モジュールには次が含まれます。
デバイス管理セッション デバイスの作成およびメンテナンスには、主に次のセッションを使用します。
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