ジョブにシェルコマンドを追加するには
シェルコマンドをジョブにリンクできます。コマンドファイル (cmd ファイル) または Visual Basic スクリプトもリンクできます。
コマンドやスクリプトをジョブに追加するには、以下のステップを実行します。
-
ジョブへのシェルコマンドの追加 (ttaad5205m000) セッションを開始します。
以下の情報を指定します。
- コマンドまたはスクリプトの名前
- コマンドまたはスクリプトの引数
- 返値
ジョブへのシェルコマンドの追加 (ttaad5205m000) を参照してください。
スクリプトのテストをクリックします。
指定した引数を使用して、コマンドまたはスクリプトが実行されます。実行に失敗した場合、エラーメッセージが表示されます。
通常、コマンドやスクリプトをテストするには、出力をリダイレクトする必要があります。出力のリダイレクト を参照してください。
ジョブに追加をクリックします。
ジョブへのセッションの追加 (ttaad5102s000) セッションが開始されます。
コマンドやスクリプトのリンク先となるジョブを選択し、必要な情報を指定します。
ジョブへのセッションの追加 (ttaad5102s000)、およびジョブにセッションを追加するを参照してください。
OK をクリックします。
出力のリダイレクト
コマンドまたはスクリプトの出力をファイルまたはプリンタにリダイレクトする必要があります。コマンドファイルまたはスクリプトのコードに、オペレーティングシステムのリダイレクト機能を指定します。
Unix のシェルスクリプトでは、> と | の文字を使用して、出力をリダイレクトできます。たとえば、Unix のシェルスクリプトに以下のコード行を指定できます。
find / -name core > /tmp/results 2>/tmp/errors
| 「core」 の名前を持つファイルのファイルシステムを検索します。検索されたファイルリストの標準出力を、/tmp/results ファイル にリダイレクトします。エラーメッセージをすべて、/tmp/errors ファイル にリダイレクトします。 |
df | lp -dpr1050
| df コマンドの出力、およびディスク空き容量のレポートをプリンタ pr1050 に出力します。 |
df | mailx -s "Free disk space" jdoe@mycomp.com
| ディスク空き容量のレポートに件名 「Free disk space」 を付けて、E メールとして jdoe@mycomp.com に送信します。 |
出力のリダイレクトの詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。