セッション権限を定義するには

通常ユーザは、ツールで限定された権限のみを持ちます。ユーザグループは組織の役割にリンクされており、その特定セッションに対して持っているセッション権限は、セッション権限で定義します。一連のセッションを使用して、会社内の特定セッションに対する権限を出力、表示、メンテナンス、変換します。

すべてのセッション権限に対して、セッション権限のタイプも指定しなければなりません。最低 1 つのセッション権限タイプを指定する必要があります。たとえば、削除、挿入、修正、表示、出力などです。ツールは、このデータを使用してユーザがセッションを開始する権限を持っているかどうかを判断します。4GL エンジンもこのデータを使用して、ユーザがどのオプションにアクセスできるかを判断します。セッション権限がユーザに対して指定されていない場合は、ユーザにはセッションアクセス権が全くありません。

セッション権限は、特定の会社またはすべての会社に対して指定することができます。特定の会社に対する権限が最も高い優先順位を持ちます。

次のように複数のレベルでセッション権限を指定することができます。例:

  • 会社レベル。例外はパッケージレベル、モジュールレベル、セッションレベルでメンテナンスすることができます。
  • パッケージレベル。これは会社レベルの例外であり、例外はモジュールレベルおよびセッションレベルでメンテナンスすることができます。
  • モジュールレベル。これは会社レベルおよびパッケージレベルの例外であり、例外はセッションレベルでメンテナンスすることができます。
  • セッションレベル。これは会社レベル、パッケージレベル、モジュールレベルの例外です。

最も具体的なレベルで示されている権限が最も高い優先順位となります。これは特定の会社に対するセッションごとのセッション権限です。優先順位が最も低いのは最もグローバルなレベルで示されている権限です。これはすべての会社に対する会社ごとのセッション権限です。

前述のレベルの他に、ユーザのセッション権限を複数の役割で指定することもできます。たとえば、1 人のユーザが 2 つの役割を持っているとします。ユーザがセッションに対するアクセス権を持っていることを 1 つの役割が示し、もう 1 つの役割がユーザがアクセス権を持っていないことを示す場合は、最終的にユーザはそのセッションに対してアクセス権を持っています。

権限は時間に関係しています。役割にリンクされているユーザがツールでセッションを開始できる期間を定義しなければなりません。