レイアウトタイプ

レポートには、次のレイアウトタイプを含めることができます。

  • レポート前

    このタイプのレイアウトはレポートの始めに 1 回だけ出力されます。このレイアウトは、たとえばレポートのタイトルページのように、レポートの情報を提供するために使用できます。

  • ヘッダ

    ヘッダレイアウトはすべてのページの上部に出力されます。

  • フィールド前

    このレイアウトは、ソートモードがレポート入力フィールド (ttadv3532m000) セッションで定義されている各入力フィールドに対して定義できます。

    ソート入力フィールドの値が変更されるたびに、このレイアウトが詳細行の手前に出力されます。このようにして、レコードがグループ化されます。レコードのグループが複数のページにまたがる場合、フィールド前レイアウトは新しいページの上部 (ヘッダの後) に再出力されます。

    lattr.break を出力式として使用することによって、各ページの上部への自動出力を抑制することができます。出力式 lattr.break は、ソートフィールドが変更されるときに値 1 (真) が格納される事前定義の変数です。この出力式を使用することによって、レイアウトは入力変数が変更されたときにのみ出力されるようになります。

    注意

    購買オーダレコードをまず購買担当別、次に購買元取引先別にグループ化するなど、レコードに対して複数のグループ化レベルを定義するには、次の手順を実行します。

    • レポート入力フィールド (ttadv3532m000) セッションで、レコードをグループ化する入力フィールドごとに ソートモードソート順序を定義します。
    • これらの各ソートフィールドに対してフィールド前を定義します。

    ソートとグループ化の順序は、指定した ソート順序によって異なります。

  • 詳細

    詳細レイアウトは、レポート本体に含まれる個別レコードに使用されます。詳細レイアウトは、データがレポートに送られるたびに出力されます。

  • フィールド後

    このレイアウトは、ソートモードがレポート入力フィールド (ttadv3532m000) セッションで定義されている各入力フィールドに対して定義できます。

    レイアウトは、ソート入力フィールドの値が変更されるたびに詳細行の後に出力されます。このレイアウトでは、事前ソート入力フィールドに古い値が含まれています。

    このレイアウトは、たとえば特定の詳細行グループの合計を出力するのに使用できます。

  • フッタ

    フッタレイアウトは、各ページの下部に出力されます。このレイアウトを使用して次のものを出力します。

    • タイトル
    • ページ番号
    • ページ合計
  • レポート後

    このレイアウトは、レポートの終わりおよび他のすべてのレイアウトの後にのみ出力されます。このレイアウトでページが完全に埋まらない場合は、レポート後レイアウトが出力されるページの下部にフッタレイアウトが印刷されます。