監査構成の移行 (ttaud3204s000)

セッションの目的:  監査構成を、ツールの 7.4a より前のバージョンからツールの 7.4a 以降のバージョンに移行します。

ツールのバージョン 7.4a 以降をインストールしている場合は、新しい監査構成機能に移行することをお勧めします。旧構成もそのまま使用できますが、いかなる変更もできません。新規ツールへのマージを新たな監査設定が必要になるまで遅らせると、そのマージによってシステムの運用が長時間中断される恐れがあります。

新しい監査構成に移行するには、次のタイプのデータを移行する必要があります。

  • 監査ホストの設定: この設定をマージするには、監査ホスト (ttaud3130m000) セッションでマニュアル入力する必要があります。旧構成ではこの情報は tabledef6.2 ファイルに保存されており、そのファイルは \$BSE\lib ディレクトリに保存されています。
  • 監査プロファイル: このデータもマニュアル入力する必要があります。ただし、現行セッションでは、旧設定と新設定を比較するレポートを生成できます。新規の設定がない場合、レポートには現行の監査フィールドの設定が表示されます。旧構成では、この情報が保存されていたのは、データディクショナリ、ttaad4111 テーブル (データベース別テーブル)、および \$BSE\lib ディレクトリに保存されている audit_set ファイルでした。
  • 監査証跡ファイル (順編成ファイル) サイズ、監査証跡パス、およびセキュリティ設定で構成された監査証跡の設定: このデータは、現行セッションでマージできます。旧構成ではこの情報はテーブル ttaad416 (監査ファイルディレクトリ)、および \$BSE\lib ディレクトリの audit_spec ファイルに保存されていました。このテーブルには、以前は監査ファイルディレクトリ (ttaad4116m000) セッションからアクセスできましたが、ツールのバージョン 7.4a 以降、このセッションは使用できなくなりました。
注意
  • 現行セッションで生成できる監査プロファイルのレポートは、ユーザのパッケージコンビネーションによって異なります。パッケージコンビネーションが違うと、生成されるレポートも異なります。
  • 監査定義のランタイムの作成 (ttaud3200s000) セッションを実行して、マージを完了します。

関連トピック

 

監査証跡ファイルサイズ
このチェックボックスがオンの場合、このセッションにより、順序ファイルの最大ファイルサイズに対する設定がマージされます。

監査証跡ファイルサイズは、監査証跡ファイルサイズ (ttaud3135m000) セッションで定義できます。

監査証跡パス
このチェックボックスがオンの場合、このセッションにより、順序ファイルへのパスがマージされます。

監査証跡ファイルサイズは、監査証跡パス (ttaud3136m000) セッションで定義できます。

監査証跡セキュリティ
このチェックボックスがオンの場合、このセッションにより、順序ファイルの出力、クリーニングおよびメンテナンスに対するセキュリティ設定がマージされます。

監査証跡ファイルサイズは、監査証跡セキュリティ (ttaud3137m000) セッションで定義できます。

監査フィールドを比較
このチェックボックスがオンの場合、このセッションにより、旧監査フィールドの設定と新規の設定 (監査プロファイル) を比較するレポートが生成されます。新規の設定がない場合、レポートには現行の監査フィールドの設定が表示されます。
パッケージコンビネーション
レポートの生成対象であるパッケージコンビネーション

表示されるパッケージコンビネーションは、このセッションを実行するユーザのパッケージコンビネーションです。

注意

パッケージコンビネーションが違うと、生成されるレポートも異なります。

ファイル名
レポートが書き出されるファイル名とそのパス
ファイルビューアでファイル表示
このチェックボックスがオンの場合、レポートは生成時に表示されます。このチェックボックスがオフの場合、レポートはファイル名フィールドで指定したファイル内に格納されます。

 

続行
クリックすると監査証跡設定のマージや、監査フィールド設定 (監査プロファイル) のレポートの生成を行います。