テーブルフィールド権限 (ttams3143m000)

セッションの目的:  データベーステーブル権限をテーブルフィールドレベルでメンテナンスします。この結果、役割にリンクされた通常ユーザによる特定テーブルのフィールドへのアクセスを制限できます。

データベーステーブルフィールド権限は、ユーザが当該テーブルに対して読取以上の権限を持つ場合のみ有用です。

データベーステーブルフィールド権限は、メインテーブルを使用するセッションのみで有効です。たとえば、「メンテナンス」 セッションや 「表示」 セッションです。ユーザが更新権限を持たないフィールドは無効化され、使用できません。ユーザにいっさいの権限が与えられていない場合には、ツールパラメータ (ttaad0100m000) セッションで定義された 「権限なし」 文字が表示されます。データベーステーブルフィールド権限はレポートには影響しません。更新セッションによるフィールド値の自動入力時にも、データベーステーブルフィールド権限は無視されます。

データベーステーブルフィールド権限を指定しない場合、ユーザにデータベーステーブル権限が与えられます。

テーブルフィールドデータ権限 (ttams3146m000) セッションを使用すると、テーブルフィールドデータレベルのデータベーステーブルフィールド権限に対する例外を定義できます。

適切なメニューで次の処理を実行できます。

  • 指定範囲のテーブルフィールドに対するデータベーステーブルフィールド権限の更新
  • 現行の役割へのテーブルフィールドのコピー
  • 指定範囲のテーブルフィールドに対するデータベーステーブルフィールド権限の削除
  • ライブラリ権限の変更内容のランタイムデータディクショナリへの変換。役割のデータベース権限データは、$BSE/lib/roles/db/<役割の頭文字>/<役割> ファイルに保存されます。

 

役割
役割のコードを指定します。
役割
役割についての記述
すべての会社
このチェックボックスがオンの場合、これらの権限は、すべての会社に対して定義されます。

すべての会社と特定の会社に権限を定義する場合は、権限が重複してもかまいません。特定の会社に対する権限が最も高い優先順位を持ちます。

会社
データベーステーブルフィールド権限を定義する特定の会社のコードを指定します。
会社
このトピックに関連するヘルプはありません。
フィールド名
データベーステーブルフィールド権限を定義するテーブルフィールドを指定します。

顧客定義フィールド (CDF) がこのテーブルに定義されている場合、それらも権限プロセスで使用することができます。このフィールドでは、顧客定義フィールド (ttadv4591m000) セッションで表示される CDF フィールドの名前を指定します。このセッションにより、接頭語 「cdf_」 がフィールドに追加されます。このフィールドにズームすると、標準テーブルフィールドへのズームと CDF フィールドへのズームから選択できます。

注意

権限で正しく動作するには、権限を定義する CDF フィールドがユーザの現行パッケージコンビネーションに存在する必要があります。

記述
テーブルフィールドについての記述
権限
可能なテーブルフィールド権限を指定します。