開発パラメータのテンプレート (ttams1150m000)

セッションの目的:  アプリケーション開発者の開発パラメータをテンプレートで定義します。このテンプレートは、ユーザデータ (ttaad2500m000) セッションで開発権限を持つユーザにリンクできます。

適切なメニューの変更をランタイム DD へ変換コマンドを使用すると、このテンプレートにリンクされたすべてのユーザのユーザファイルを再作成できます。実行時に権限を有効にするには、ツール を再起動します。

アプリケーションパラメータは、ユーザがソフトウェアを開発するために必要な設定です。パラメータの用途は次のとおりです。

  • フォームやメニューの変更後に実行されるランタイムデータディクショナリへの自動変換
  • 「現行パッケージ VRC へコピー」 オプションの後のアクション
  • ソフトウェア開発で使用できるパラメータ

 

テンプレートコード
開発パラメータのテンプレートのコードを指定します。
読取専用エディタコマンド
プログラムスクリプト/ライブラリ (ttadv2530m000) セッションおよび関数 (ttadv2560m000) セッションでの読取専用編集オプションの選択時に生成されるコマンドを指定します。読取専用編集オプションは、ファイルを編集不可モードで表示するオプションです。

  • vi -R
  • view -v
  • notepad.exe

引数 (読み取り対象ファイルの名前) の位置は $* で指定できます。

vi -R $*

$* を指定しない場合には、引数はコマンド文字列の最後に追加されます。

エディタ起動
エディタが開始されるシステムまたはサーバを指定します。
読み書き用エディタコマンド
プログラムスクリプト/ライブラリ (ttadv2530m000) セッションおよび関数 (ttadv2560m000) セッションでの読み書き編集オプションの選択時に生成されるコマンドを指定します。読み書き編集オプションは、ファイルを編集する際に使用します。

  • vi
  • ed
  • notepad.exe

引数 (編集対象ファイルの名前) の位置は $* で指定できます。

vi $*

$* を指定しない場合には、引数はコマンド文字列の最後に追加されます。

エディタ起動
エディタが開始されるシステムまたはサーバを指定します。
編集前にバックアップ
このチェックボックスがオンの場合、スクリプトを編集する前にソースファイルのコピーが自動的に作成されます。
ソース生成オプション
ソースジェネレータ (std_gen) 用のオプションを指定します。ソースジェネレータは 4GL スクリプトのコンパイル時に実行されます。

使用できるオプションは次のとおりです。

-w (警告を非表示)

コンパイルオプション
(bic) コンパイラオプションを指定します。このオプションは、プログラムやライブラリ、または関数スクリプトのコンパイル時に使用できます。指定可能なオプションは次のとおりです。
オプション説明
-i<source>.i のアセンブラ出力を行う
-lオブジェクトをデバッグモードで実行する
-pオブジェクトをプロファイルモードで実行する (時間分析)
-s記号表を stdout に作成する -I<path> 代替インクルードパスを指定する
-Vコンパイラのリリース情報を出力する
-wすべての警告を非表示にする
-w[l]レベル [l] の警告を非表示にする
-W[l]レベル [l] の警告を表示する

 

以下のレベルの警告を表示/非表示にできます。

レベル説明
1宣言されているが使用されていない
2関数が使用されていない
3関数の返値が無視された
4長整数による長整数の除算結果が長整数である
5ステートメントまたはラベルの範囲外
9関数で外部変数を参照している
10関数の fixed でない引数に fixed 変数を指定している (またはその逆)
12外部記号表に外部変数が追加された
15#pragma warning <text> の形式で警告が発行された
16selectdo が無い。break を自動挿入

 

大文字と小文字を区別しない
このチェックボックスがオンの場合、大文字および小文字は、プログラムスクリプト、ライブラリ、または関数では同一として処理されます。
すべての空白文字を無視
このチェックボックスがオンの場合、すべてのスペースは、プログラムスクリプト、ライブラリ、または関数では無視されます。
空白文字の個数の変更を無視
このチェックボックスがオンの場合、ホワイトスペース量の変更は、プログラムスクリプト、ライブラリ、または関数では無視されます。
空白行の変更を無視
このチェックボックスがオンの場合、プログラムスクリプト、ライブラリ、または関数の変更の結果である空白行は無視されます。
2 列形式で出力
このチェックボックスがオンの場合、出力は 2 つの列で定義されます。
タブを空白に変換して出力
このチェックボックスがオンの場合、出力のタブは、プログラムスクリプト、ライブラリ、または関数のスペースに拡張されます。
存在しないファイルを空として処理
このチェックボックスがオンの場合、プログラムスクリプト、ライブラリ、または関数の不在ファイルは、空として処理されます。
2個のファイルが同じ場合に報告
このチェックボックスがオンの場合、プログラムスクリプト、ライブラリ、または関数の 2 つの同一ファイルが報告されます。
大文字と小文字を区別しない
このチェックボックスがオンの場合、大文字および小文字は、プログラムスクリプト、ライブラリ、または関数では同一として処理されます。
一致する行数のみ表示
このチェックボックスがオンの場合、一致する行数の数だけが表示されます。
ファイル名のみをリスト
このチェックボックスがオンの場合、ファイル名だけがリストされます。
各行の前にファイルの行番号を追加
このチェックボックスがオンの場合、ファイルの各行の前に相対行番号がおかれます。
フォーム
このチェックボックスがオンの場合、変更または作成したフォームは、フォームエディタを終了すると自動的にランタイムデータディクショナリに変換されます。このフォームは、ソフトウェア構成要素のディレクトリ (ttadv1115m000) セッションで指定したディレクトリにダンプされます。

このチェックボックスがオフの場合、フォームは自動変換されません。ランタイムデータディクショナリに変換するには、ランタイムデータディクショナリへの変換 (フォームとメニュー) (ttadv5200m000) セッションを使用します。

リリースノートを作成
このチェックボックスがオンの場合、ソフトウェア構成要素が現行パッケージ VR にコピーされるときに、次のメッセージが表示されます。テキストがありません。「作成」、「複製」、「選択」、「終了」 から選んでください。更新したソフトウェア構成要素のリリースノートを必要に応じて作成します。

このチェックボックスがオフの場合、メッセージは表示されません。リリースノートを作成するには、テキストマネージャを起動する必要があります。

メニュー
このチェックボックスがオンの場合、変更または作成したメニューは、メニューエディタを終了すると自動的にランタイムデータディクショナリに変換されます。このメニューは、ソフトウェア構成要素のディレクトリ (ttadv1115m000) セッションで指定したディレクトリにダンプされます。

このチェックボックスがオフの場合、メニューは自動変換されません。ランタイムデータディクショナリに変換するには、ランタイムデータディクショナリへの変換 (フォームとメニュー) (ttadv5200m000) セッションを使用します。

プロジェクトにズーム
このチェックボックスがオンの場合、現行パッケージ VRC にソフトウェア構成要素をコピーすると、カスタマイズパーツ (ttadv1177s000) セッションが開始されます。

ソフトウェア構成要素はプロジェクト内で更新できます。発行済のソフトウェア構成要素は、カスタマイズリリースにコピーされます。修正内容はカスタマイズパーツ (ttadv1177s000) セッションで指定します。