ユーザデータテンプレート (ttams1110m000)セッションの目的: ユーザグループに有効なデフォルト設定およびパラメータでテンプレートを定義します。このテンプレートは、ユーザデータ (ttaad2500m000) とユーザへの役割とテンプレートの割当 (ttams1201m000) の 2 つのセッションでユーザにリンクできます。 適切なメニューを使用すると、ユーザデータテンプレートの変更内容をデータディクショナリに変換できます。変更のランタイム DD への変換 (ttams2200m000) セッションで指定した範囲内のすべてのユーザを対象に、$BSE/lib/user ディレクトリ内のユーザファイル (u<ユーザ名>) が作成 (または再作成) されます。変更内容を実行時に有効にするには、ツール を再起動する必要があります。
テンプレートコード ユーザデータテンプレートのコード。 アプリケーションサーバ ユーザインターフェイスとアプリケーションロジック間のサーバ。ユーザインターフェイスは、このサーバを介してアプリケーションロジックに接続されます。このサーバは ${BSE}/lib/ipc_info ファイルで設定されており、デフォルトは bshell です。アプリケーションロジックとユーザインターフェイスが同一のシステム上で動作し、しかも ipc_info ファイルで bshell がアプリケーションサーバとして設定されている場合には、このフィールドは空欄のままでかまいません。 ユーザインターフェイスとアプリケーションロジックは、互いに異なるシステム上で動作する場合もあります。そのような場合には、サーバが動作するリモートシステムおよび当該システムの ${BSE}/lib/ipc_info ファイルで定義されているサーバを指定する必要があります。システム名とアプリケーションサーバ名を感嘆符 (!) でつなげて指定します。 アプリケーションロジックが host2 で動作する場合は、「host2!<アプリケーションサーバ>」 と入力します。 例
ローカル (host1): アプリケーションサーバ: host2!bshell リモート (host2): ${BSE}/lib/ipc_info: bshell s 0 0 s ${BSE}/bin/bshell6.2 結果: host1 のユーザインターフェイスは、host2 の ${BSE}/bin/bshell6.2 と通信します。 起動システム ユーザがアプリケーションを実行するシステム。このシステムには、他のシステムやワークステーションで作成されたリモートユーザファイルもダンプされます。 起動システム 2 ユーザデータテンプレートにリンクされた、ユーザがアプリケーションを実行できる 2 次システム。2 次システムは、通常の起動システムに障害が発生したり、一時的に利用できない場合などに使用します。このシステムには、他のシステムやワークステーションで作成されたリモートユーザファイルもダンプされます。 ヘルプファイル/ヘルプサーバのパス
Infor ES Web UI がインストールされている仮想フォルダのパス。たとえば、srv-nld-beem/webtop のようになります。 出力での削除猶予時間 [hrs] 出力要求の処理から一時ファイルの削除までの時間。一時ファイルには、テキストデータが出力されるまでの間、一時的にデータが格納されます。出力プログラムの起動時には、デフォルトでは入力値が使用されます。 ロケール
ツール スーパーセットのロケール名。ロケールは、TSS キャラクタセット定義、システムの NLS ロケール、フォームフィールドとデータベースフィールドの最小値および最大値の集合です。各ロケールでは、ツール スーパーセット (TSS) に指定された特定範囲のマルチバイト文字が使用されます。 表示更新間隔 [秒] レコードのデータが更新されるまでの時間。ゼロを指定すると、レコードのデータは更新されません。
注意
表示メニューの [最新の情報に更新] コマンドを使用して、フォーム上のデータを更新することも可能です。 セッションログ履歴
このチェックボックスがオンの場合、
ツール によって履歴ログファイルがメンテナンスされます。テンプレートにリンクされたユーザごとに、セッションの使用履歴を保存できます。その履歴はファイル $BSE/lib/TIME.HIS に記録されます。履歴は、各ユーザに対して、実行したセッションとその開始および終了日時のリストです。履歴データは、ユーザ履歴の出力 (ttaad2402m000) セッションで出力できます。履歴データを削除するには、ユーザ履歴の削除 (ttaad2202m000) セッションを実行します。 履歴ログファイルに記録されたデータは定期的に消去する必要があります。そのため、特に履歴を残す必要がある場合のみ、このフィールドを選択してください。 タイムゾーン ユーザデータテンプレートにリンクされたユーザが属するタイムゾーン。 外部レポートデフォルトデバイス 外部レポート用のデフォルトデバイス。外部レポートツールが使用されていて、レポートをレポートサーバ上で利用できる場合、このデバイスが使用されます。このフィールドが空の場合、WebUI 印刷設定 (ttaad3108m000) セッションで指定されたデフォルトのデバイスが使用されます。 開始時刻 ユーザデータテンプレートにリンクされたユーザが ツール を開始できる時間帯の開始時刻。 終了時刻 ユーザデータテンプレートにリンクされたユーザが ツール を開始できる時間帯の終了時刻。 シェルコマンドタイプ ユーザデータテンプレートにリンクされたユーザからセッションまたはシェルへの分岐の可否を指定します。 シェルコマンド 外部プログラム起動用のシェル。 コマンドタイプが UNIX の場合は、UNIX プログラムを入力できます。たとえば、ksh などです。 コマンドタイプが 「セッション」 の場合は、セッションコードまたはメニューコードを入力できます。たとえば、ttstpshell または mtttls1000m0001 などです。 セッションコード別プログラムの実行を許可
このチェックボックスがオンの場合、ユーザデータのテンプレートにリンクされたユーザは、Web UI または WorkTop で ツール メニューから [プログラムの実行] コマンドを実行して、セッションやメニューを開始できます。 アプリケーションの個人用設定を許可
このチェックボックスがオンの場合、ユーザデータのテンプレートにリンクされたユーザは、LN セッションのフォームレイアウトを個人用設定する権限を持ちます。 WorkTop および Web UI の両方で、ユーザは概要セッションのグリッド (列) をカスタマイズできます。Web UI では、ユーザはフィールドの表示/非表示および、その他のセッションタイプのフィールドラベルの変更も行うことができます。 詳細については、次のトピックを参照してください。
このチェックボックスがオフの場合、ユーザは、LN セッションのフォームレイアウトを個人用設定することはできません。 メッセージの非表示を管理
このチェックボックスがオンの場合、ユーザは 「情報」 タイプのメッセージを抑制することができます。情報メッセージダイアログごとに今後このメッセージを表示しないチェックボックスが表示されます。メッセージが表示されないようにするには、このチェックボックスをオンにして OK をクリックする必要があります。 このメッセージ抑制設定は、ユーザの個人用設定として保存されます。権限のあるユーザは、この設定をたとえば 1 つの会社番号やすべてのユーザに配布することができます。セッションの個人用設定 (ttadv9100m000) を参照してください。
注意
メッセージを抑制できるのは、メッセージの非表示パラメータが有効になっている場合に限ります。ツールパラメータ (ttaad0100m000) を参照してください。 このチェックボックスがオフの場合、ユーザはメッセージを抑制することができません。今後このメッセージを表示しないチェックボックスが表示されなくなります。 質問選択の記憶の管理を許可
このチェックボックスがオンの場合、ユーザは質問を抑制することができます。質問ダイアログごとに今後この質問を表示しないチェックボックスが表示されます。質問が表示されないようにするには、このチェックボックスをオンにして、希望の回答ボタンをクリックする必要があります。 この質問抑制設定は、ユーザの個人用設定として保存されます。権限のあるユーザは、この設定をたとえば 1 つの会社番号やすべてのユーザに配布することができます。セッションの個人用設定 (ttadv9100m000) を参照してください。
注意
質問を抑制できるのは、質問選択の記憶の有効化パラメータが有効になっている場合に限ります。ツールパラメータ (ttaad0100m000) を参照してください。 このチェックボックスがオフの場合、ユーザは質問を抑制することができません。今後この質問を表示しないチェックボックスが表示されなくなります。 すべてのデバイスに対する権限
このチェックボックスがオンの場合、ユーザデータのテンプレートにリンクされたユーザは、すべてのデバイスに関するレポートを出力できます。 このチェックボックスがオフの場合、 デバイス設定のテンプレート (ttams1140m000) セッションで定義されていないデバイスに関するレポートの出力は許可されません。 データ言語の変更を許可
このチェックボックスがオンの場合、ユーザデータのテンプレートにリンクされたユーザは、別のデータ言語に切り替える権限を持ちます。それにより、ユーザは多言語対応のセッションにおいて複数の言語でデータの表示や編集ができます。 このチェックボックスがオフの場合、ユーザは、自分のデフォルトのデータ言語でのみデータを表示できます。デフォルトのデータ言語は、ユーザデータ (ttaad2500m000) 詳細セッションのデータ言語フィールドで定義します。 複数言語アプリケーションデータを参照してください。 高度なフィルタでの OR 演算子の使用を許可 このオプションは、ツールパラメータ (ttaad0100m000) セッションで 「OR 演算子の使用を許可する」 が有効の場合にのみ表示されます。 このチェックボックスがオンの場合、ユーザによるフィルタ内で、ユーザデータテンプレートにリンクされた 「OR」 検索演算子が指定できます。 このチェックボックスがオフの場合、「OR」 検索演算子は指定できません。フィルタが 「OR」 検索演算子を使用する場合、ユーザは公開済のフィルタのみ使用できます。この設定は、TSS データをランタイムへ変換を実行した後にユーザランタイムファイルが書き換えられたときに、有効となります。
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