構成要素 (ttadv7117m000)

セッションの目的:  ビジネスオブジェクトの構成要素を追加または削除します。

構成要素は、繰返し要素のモデル化のみに使用します。たとえば、繰返しオーダラインは構成要素としてモデル化する必要があります。このため、オーダヘッダなど、同じビジネスオブジェクトの他の部分もこの時点で構成要素としてモデル化する必要があります。

構成要素を定義する選択肢、つまり、繰返し要素を定義する選択肢は、その企業で決定します。構成要素を定義することは、OAGIS 標準などの理由から望ましいと考えられます。

構成要素を持つビジネスオブジェクトは複合ビジネスオブジェクトと呼ばれます。また、構成要素を持たないビジネスオブジェクトは単純ビジネスオブジェクトと呼ばれます。

ビジネスオブジェクト構成要素関係 (ttadv7133m000) セッション (適切なメニューから開始可能) で構成要素間の関係を定義して、ビジネスオブジェクトの構造や階層をモデル化します。

構成要素を定義するには:

  • 新規構成要素をクリックして、構成要素の名前を入力します。
  • 新規構成要素をダブルクリックすると、ビジネスオブジェクト構成要素 (ttadv7117s000) 詳細セッションが開始されます。この詳細セッションで、基本プロパティと、構成要素の保護階層 (テーブル、保護属性、保護メソッド) を定義できます。
注意

オプションで、構成要素の保護階層を現行セッションの特定メニューから定義できます。

ビジネスオブジェクト構成要素には公開階層がありません。公開階層の内容 (公開属性および公開メソッド) は、ビジネスオブジェクト (ttadv7100s000) セッション内の対応するタブを使用して、ビジネスオブジェクトレベルで定義します。

 

構成要素
構成要素の名前

構成要素名に使用できるのは、次の文字のみです。

  • A ~ Z
  • A ~ Z
  • 0 ~ 9
  • . (ドット)
  • _ (下線)

 

Tables
クリックするとテーブル (ttadv7111m000) セッションにズームします。このセッションで、選択した構成要素に関連するテーブルを定義できます。

構成要素を使用する場合、テーブルをビジネスオブジェクトごとに定義することはできません。ただし、構成要素ごとに定義することは必要です。

Protected Methods
クリックすると、保護メソッド (ttadv7112m100) セッションにズームします。このセッションで、選択した構成要素の保護メソッドを作成または生成できます。

構成要素を使用する場合、保護メソッドをビジネスオブジェクトごとに定義することはできません。ただし、構成要素ごとに定義することは必要です。

Protected Attributes
クリックすると、保護属性 (ttadv7104m000) セッションにズームします。このセッションで、選択した構成要素の保護属性を作成または生成できます。

構成要素を使用する場合、保護属性をビジネスオブジェクトごとに定義することはできません。ただし、構成要素ごとに定義することは必要です。

Business Object Component Relations
クリックすると、ビジネスオブジェクト構成要素関係 (ttadv7133m000) セッションにズームします。このセッションで、ビジネスオブジェクト内の構成要素間の関係タイプ (1 対 1 や 1 対多など) を定義します。