テーブル (ttadv7111m000)

セッションの目的:  ビジネスオブジェクトまたはビジネスオブジェクト構成要素に関連付けるテーブルを定義します。

このセッションは、「DAL 2/テーブル」 を基準とするビジネスオブジェクトおよび構成要素のみに使用してください。「FS/セッション」 にもとづくビジネスオブジェクトおよび構成要素には、テーブルを定義しないでください。

テーブルは、次の目的のために定義します。

  • ルートテーブルにビジネスオブジェクトまたは構成要素の主キーを格納する。
  • 参照テーブルに、外部アプリケーションから現行ビジネスオブジェクトへの参照フォームを保存する。ビジネスオブジェクトインスタンスのうち参照が存在するものは削除できません。
  • ビジネスオブジェクトのデータの保存先となる他のテーブルからルートテーブルを参照する。
注意
  • ビジネスオブジェクトに構成要素がある場合は、その構成要素内でテーブルを定義する必要があります。
  • ビジネスオブジェクトのパッケージ内およびモジュール内に出現しないテーブルも選択できます。
  • ルートテーブルは、ビジネスオブジェクトまたは構成要素ごとに 1 つ定義する必要があります。
  • 参照テーブルは、各ビジネスオブジェクトおよび構成要素に 1 つだけ定義できます。
  • 参照テーブルを定義しないと、標準メソッドを生成して外部参照の更新または削除を行うことができません。
  • 参照テーブル用のテーブル定義コードは、存在しないものも入力できます。参照テーブル用のテーブル定義は、完全に標準化されています。そのため、BOR のランタイムへの変換 (tlbct1210m000) セッションで BOR モデルをランタイムに変換したときに、このテーブル定義を生成できます。
  • 参照テーブルのテーブル定義は、マニュアルでは変更できません。
参照テーブル

参照テーブルを操作するには、いくつかの保護属性が必要です。

参照テーブルを操作するには、次の条件を満たす必要があります。

  • 次の標準メソッドが存在すること
    • CreateRef
    • DeleteRef
  • これらのメソッドに次の属性があること
    • ビジネスオブジェクトまたはビジネスオブジェクト構成要素の識別属性
  • これらのメソッドおよび属性が、ビジネスオブジェクトまたはビジネスオブジェクト構成要素の公開階層および保護階層の両方に存在していること
参照テーブル

参照テーブルを操作するには、次の標準メソッドが存在していなければなりません。これらのメソッドは、LN で生成するか、またはユーザがプロパティを指定して定義することができます。

参照テーブルを操作する標準メソッドのプロパティ
メソッド必須の引数入力/出力必須
CreateRef
  • ビジネスオブジェクトまたは構成要素の識別属性にマップするすべての引数
入力引数はすべて必須です。
DeleteRef
  • ビジネスオブジェクトまたは構成要素の識別属性にマップするすべての引数
入力引数はすべて必須です。

 

 

ルートテーブル
このチェックボックスがオンの場合、このテーブルはルートテーブルです。

ルートテーブルは、ビジネスオブジェクトまたは構成要素ごとに定義する必要があります。

ルートテーブルには次の特徴があります。

  • ビジネスオブジェクトの主キーを格納する
  • 他のテーブルには、このテーブルへの参照を格納する
テーブル参照
このチェックボックスがオンの場合、 テーブルは参照テーブルです。

参照テーブルには、ビジネスオブジェクトインスタンスへの参照が保存されます。ビジネスオブジェクトインスタンスのうち参照が存在するものは削除できません。

参照テーブルは、各ビジネスオブジェクトおよび構成要素に 1 つだけ定義できます。参照テーブルを定義しないと、標準メソッドを生成して外部参照の更新または削除を行うことができません。

参照テーブル用のテーブル定義コードは、存在しないものも入力できます。参照テーブル用のテーブル定義は、完全に標準化されています。そのため、BOR のランタイムへの変換 (tlbct1210m000) セッションで BOR モデルをランタイムに変換したときに、このテーブル定義を生成できます。参照テーブルのテーブル定義は、マニュアルでは変更できません。

テーブル
テーブル
テーブル
テーブルの 3 桁のコード
記述
テーブルの記述

 

保護属性の生成
このコマンドを使用すると、現行セッションのビジネスオブジェクト/構成要素のテーブル定義にもとづいて、可能な保護属性がすべて自動的に生成されます。テーブルフィールドごとに、対応する保護属性が生成されます。これらの保護属性のMap Operator for protected attributesテーブルフィールドです。

属性の生成後は、不要な属性を削除できます。また、属性のマップ演算子が計算または適用外であって、テーブルフィールドに直接には関連していない場合、追加属性をマニュアルで追加することもできます。

生成済の属性 (たとえば名前など) によっては、マニュアルでの訂正が必要な場合があります。

公開属性の生成
このコマンドを使用すると、現行セッションのビジネスオブジェクト/構成要素の保護属性にもとづいて、可能な公開属性がすべて自動的に生成されます。保護属性ごとに、対応する公開属性が生成されます。これらの公開属性のMap operator for public attributes保護属性です。

属性の生成後は、不要な属性を削除できます。また、公開属性のマップ演算子が計算または適用外であって、公開属性が保護属性にマップされていない場合、公開属性をマニュアルで追加することもできます。

生成済の属性 (たとえば名前など) によっては、マニュアルでの訂正が必要な場合があります。

Business Object Component Table Relations
このコマンドをクリックすると、ビジネスオブジェクト構成要素テーブル関係 (ttadv7134m000) セッションにズームします。このセッションで、ルートテーブルとビジネスオブジェクトとの間のリンク、またはルートテーブルと構成要素との間のリンクに対する制約を指定できます。