保護属性 (ttadv7104m000)

セッションの目的:  ビジネスオブジェクトまたはビジネスオブジェクト構成要素の保護属性を定義します。

保護属性には、ビジネスオブジェクトのプロパティが内部フォーマットで保存されます。

保護属性には次の用途があります。

  • 保護メソッドの引数
  • 公開属性のマッピング

 

順序番号
レコードの連続番号
属性
属性の名前

属性名に適用されるルールは次のとおりです。

  • ビジネスオブジェクト内またはビジネスオブジェクト構成要素内で一意の名前であること
  • ビジネスオブジェクトのビジネスコンセプトまたは機能、あるいはその両方を意味する名前であること。技術ソリューションを意味する名前は使用しないこと
  • 品目、取引先などの LN 用語を使用すること
  • 意味のある名前にすること
  • 使用可能な文字は英数字の A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9 のみ
  • 名前が複数の単語から成る場合、最初の単語以外は各単語の先頭を大文字にすること
  • スペースは使用しない

例: soldToBusinessPartner

ドメイン
属性のドメイン

ドメインはドメイン (ttadv4500m000) セッションで定義されます。

データ型
属性のドメインのデータ型 (文字列、長整数、倍精度浮動小数点など)
マップ演算子
マッピング
前のフィールドのMap Operator for protected attributesに応じて、テーブル/フォームフィールド、質問、または属性のマップ先保護属性を入力します。
注意

テーブルおよびフォームのフォールドは、ビジネスオブジェクトまたは構成要素にリンクされたもののみ選択できます。

ヒント

指定のテーブルのフィールドに直接ズームするには、先にテーブルコードを入力してからテーブルフィールド (ttadv4529m000) セッションにズームします。

マッピング要素
繰返しフィールド (配列フィールド) を使用する要素を示す要素番号。番号がゼロの場合、フィールドを繰り返すことはできません。

詳細については、繰返しフィールドフィールドと要素の数フィールドのヘルプを参照してください。これらのフィールドはテーブルフィールド (ttadv4122s000) セッション (テーブル定義 (ttadv4520m000) セッションの詳細セッション) に表示されます。

デフォルトドメイン
マップ演算子フィールドでテーブルフィールドを選択した場合、そのテーブルフィールドのドメインが、デフォルトドメインになります。計算または該当なしを選択した場合、このフィールドが空になり、ドメインをマニュアルで指定する必要があります。
デフォルトドメインを上書き
このチェックボックスがオンの場合、属性用のドメインをマニュアルで指定する必要があります。このドメインは、次のフィールドに入力する必要があります。
注意

マップ演算子フィールドでテーブルフィールドを選択した場合、そのテーブルフィールドのドメインが、デフォルトドメインになります。計算または該当なしを選択した場合は、常にドメインをマニュアルで指定する必要があります。

ドメイン
デフォルトドメインの代わりに使用するドメインのパッケージコード
ドメイン
デフォルトドメインの代わりに使用するドメインの ID コード
データタイプ
属性のドメインのデータ型 (文字列、長整数、倍精度浮動小数点など)
XML 要素として使用
このチェックボックスがオンの場合、この属性の内容は XML コンテンツとして読み取られて翻訳されます。結果として、このチェックボックスがオフの場合、内容は XML コンテンツとしては翻訳されません。このオプションは、XML コンテンツを自動処理しないで送受信するために使用します。

このチェックボックスを使用できるのは、属性のドメインのデータ型が長整数の場合のみです。

読取専用
このチェックボックスがオンの場合、属性の値が計算されます。そのため、この値は直接変更できません。
識別子
このチェックボックスがオンの場合、属性がビジネスオブジェクトまたは構成要素の ID の一部として使用されます。
必須
このチェックボックスがオンの場合、属性には常に値が必要です。
表示フィールド
このフィールドが有効になるのは、マップ演算子がフォームのテーブルフィールドまたはフォームフィールドの場合のみです。機能サーバで使用されるセッションの表示領域の一部であるフォームフィールドに属性をマップする場合、このチェックボックスをオンにしてください。機能サーバは、他のフィールドに値が入力される前に、このフィールドに値を入力します。
対象セッション
このフィールドが有効になるのは、マップ演算子がフォームのテーブルフィールドまたはフォームフィールドの場合のみです。機能サーバに、メインセッションを使用させるか、ビジネスオブジェクト構成要素 (ttadv7117s000) セッションで指定されている同期ダイアログを使用させるかを指定します。
XML スキーマのデータ型
これは、内部インタフェースの汎用性を高めるために、LN ドメインに限定されない記述を XML スキーマフォーマットで保存するためのテキストフィールドです。この記述はデータ型チェックに使用できます。

 

保護属性の生成
このコマンドを使用すると、現行セッションのビジネスオブジェクト/構成要素の構造にもとづいて、可能な保護属性がすべて自動的に生成されます。
  • ビジネスオブジェクト/構成要素が DAL2/テーブルにもとづいている場合、このオプションを使用すると、ビジネスオブジェクト/構成要素のテーブル定義にもとづき、生成可能なすべての保護属性がMap Operator for protected attributes テーブルフィールドを使用して自動的に生成されます。
  • ビジネスオブジェクト/構成要素が機能サーバ/セッションにもとづいている場合、リンクセッション/同期ダイアログ内のフォームフィールドをもとに、保護属性が生成されます。マップ演算子がフォームのテーブルフィールド (フォーム内のテーブルフィールド用)、およびフォームフィールド (フォーム内の他の非テーブル、フィールド用) である保護属性が生成されます。構成要素にテーブルがリンクされていない場合、リンクされたセッション/同期ダイアログのメインテーブルが、構成要素のルートテーブルとして自動的に追加されます。

どちらの場合も、保護属性がルートテーブルのキーフィールドにマップされ、必須および識別子に設定されます。

属性の生成後は、不要な属性を削除できます。また、属性のマップ演算子が計算または適用外であって、テーブルフィールドに直接には関連していない場合、追加属性をマニュアルで追加することもできます。

属性 (たとえば名前など) によっては、マニュアルでの訂正が必要な場合があります。