ランタイムデータディクショナリの作成 (フォームとメニュー) (ttadv5214m000)

セッションの目的:  フォームやメニュー、または既存のフォームやメニューの変更をランタイムデータディクショナリに変換します。

フォームとメニューの最新バージョンのみを使用可能にするには、ソフトウェア配布に対して [マルチレベル] チェックボックスをオンにします。これにより、全パッケージ VRC の使用可能なすべてのバージョンが変換されることはありません。どのパッケージバージョンまでのフォームとメニューをランタイムデータディクショナリに変換する必要があるかを定義してください。

たとえば、ラベルの変更/変換後に、このセッションを実行します。このセッションは、次のユーティリティによるソフトウェアの変更後も実行する必要があることに注意してください。

  • ソフトウェア構成要素の新パッケージ VRC へのコピー (ttadv6265m000)
  • パッケージ VRC 別ソフトウェア構成要素の削除 (ttadv6250m000)
  • 言語依存 DEM ソフトウェア構成要素のインポート (ttadv6231m000)

 

パッケージ
ランタイムデータディクショナリにダンプするフォームやメニューが含まれているパッケージを指定します。
パッケージ
ランタイムデータディクショナリにダンプするフォームやメニューが含まれているパッケージを指定します。
バージョン
ランタイムデータディクショナリにダンプするフォーム/メニューを含むパッケージのバージョンを指定します。
リリース
ランタイムデータディクショナリにダンプするフォーム/メニューを含むパッケージのリリースを指定します。
顧客
ランタイムデータディクショナリにダンプするフォーム/メニューを含むパッケージの顧客拡張を指定します。
言語
ランタイムデータディクショナリにダンプするフォームとメニューの言語のコードを指定します。
フォーム
このチェックボックスがオンの場合、 フォームがランタイムデータディクショナリにダンプされます。
フォーム
ランタイムデータディクショナリにダンプするフォームを指定します。
ダンプ
フォームまたはメニューのソースは、複数のパッケージ VRC に存在することができます。たとえば、フォーム tf acp1100m0001 は、tf B61 a、tf B61U a stnd および tf B61O a cus1 のパッケージ VRC に存在することができます。B61U a stnd、および B61O a cus1 のパッケージ VRC の派生元は B61 a です。

フォームダンプは、派生元の VRC のフォームから生成することができます。これは、フォームで使用されているラベルまたはメッセージが VRC からの派生で変更できるためです。

メニューダンプは、派生元の VRC のメニューから生成することができます。これは、そのメニューで使用されるラベルまたはセッションの記述を、派生した VRC で変更できるためです。

フォーム tf acp1100m0001、VRC B61 a のラベル tfacp000.xxxx は、B61U a stnd で変更されたものです。このラベルへの変更が表示されるのは、フォームを B61U a stnd フォームダンプにダンプした後です。

使用可能なオプションの説明:

オプション説明
VRC 中のフォーム/メニューのみ 指定した VRC のフォームやメニューを同じ VRC にダンプします。

例:

パッケージ tf、B61O、a、cus1 のフォームをダンプするように指定した場合、この VRC のフォームのみが同じ VRC のダンプへダンプされます。

新規ラベル/メッセージ

以下のフォームとメニューをダンプします。

  • 選択した VRC のフォームとメニュー
  • 前の VRC のフォームとメニュー。これには、選択した VRC で変更されたラベルやメッセージが含まれています。以下の例を参照してください。

例:

パッケージ tf、B61O、a、cus1 のフォームをダンプするように指定した場合、この VRC のラベルまたはメッセージが変更されると、派生元の VRC のフォームも tf、B61O、a、cus1 のダンプへダンプされます。

全フォーム/メニュー ラベルまたはメッセージが変更されていなくても、前のパッケージ VRC のすべてのフォーム/メニューをダンプします。このオプションは、ツール のパフォーマンスを向上させるために使用します。すべてのフォームやメニューは最初のレベルに存在するため、bshell でフォームまたはメニューのダンプは即座に見つかります。

 

2 番目のオプションを使用する必要があります。

複数レベル
このチェックボックスがオンの場合、メニューおよびフォームは、[VRC 深さ] フィールドで指定されたパッケージ VRC のレベルまで、ランタイムデータディクショナリにダンプされます。

現行パッケージ VRC を B61a4 と仮定します。[VRC 深さ] で定義されたパッケージ VRC は B61a2 です。フォームとメニューはそのレベルまでダンプされます。この範囲に存在しないフォームおよびメニューは、ランタイムデータディクショナリにダンプされません。

このチェックボックスをオンにできるのは、指定されたパッケージ VRC が同一である場合のみです。

このオプションは、メニューとフォームの最新バージョンだけが使用可能になるように、ソフトウェア配布の目的にのみ使用します。

VRC 深さ
フォームおよびメニューをどのパッケージレベルまでランタイムデータディクショナリにダンプするかを示すパッケージのコードを指定します。
VRC 深さ
フォームおよびメニューをどのパッケージレベルまでランタイムデータディクショナリにダンプするかを示すパッケージのリリースコードを指定します。
VRC 深さ
フォームやメニューをランタイムデータディクショナリにダンプする必要があるパッケージの最大カスタマイズコードを指定します。
エラーを出力
このチェックボックスがオンの場合、ランタイムデータディクショナリへの変換時に発生したエラーが出力されます。