レポートレイアウト (ttadv3531m000)

セッションの目的:  レポートのレイアウトを表示します。

特定メニューでは、以下の操作を実行できます。

  • 選択されたレイアウトを編集する。詳細については、レイアウトの編集... を参照してください。
  • すべてのレイアウトを同時に編集する。詳細については、全レイアウトの編集... を参照してください。
  • 別のレポートからレイアウトをコピーする。詳細については、他のレイアウトからコピー... を参照してください。

レポートエディタを起動し、指定のレイアウトをマークすることにより表示できます。

 

言語
レポートの言語コード。ユーザが、レポートが存在するセッションを実行する場合、レポートはユーザの言語で実行されます。
パッケージ
企業計画、財務会計、または倉庫管理など、完全な機能部分を実装する関連モジュールのセット。パッケージは、顧客が特定のパッケージのみを実装できるように、できるだけ独立して機能するように設計されています。

パッケージコードは、2 文字から成ります。たとえば、tt はツールパッケージを表すコードです。

各パッケージは一意のバージョン構造、すなわち VRC 構造を持ちます。

VRC
たとえば B61 などの、パッケージのアップグレード。パッケージの機能を変更するたびに、バージョンが新しくなります。1 つのバージョンには、リリースがいくつか存在することがあります。
VRC
バージョンの更新。たとえば 「B61 a」 の場合、「B61」 はバージョンコード、「a」 はリリースコードを表します。それぞれに更新されて、新しいリリースコードを持つ新規リリースとなります。
VRC
カスタマイズしたソフトウェアパッケージを識別するコード。たとえば B61O_a_cus1 の場合、「B61O」 はバージョン、「a」 はリリース、「cus1」 はカスタマイズしたソフトウェアの顧客拡張を表します。
レポート
レポートが属するモジュール
レポート
レポートの ID コード。レポートは、パッケージコード、モジュールコード、レポートコード、および言語の組合せによって一意に識別されます。
レイアウトタイプ
フィールド名
フィールド名は フィールド前 レイアウトおよび フィールド後 レイアウトにのみ適用できます。指定できるフィールドは、レポート入力フィールド (ttadv3532m000) セッションでソート入力フィールドとして定義されているフィールドだけです。フィールド前レイアウトとフィールド後レイアウトは、指定したフィールドの値が変更されると出力されます。
レポートレイアウトの順序番号
レイアウト/フィールド名の組合せごとに複数のレイアウトを定義することができます。同じレイアウト/フィールド名のレイアウトは、レイアウトの連番順に出力されます。

レイアウト/フィールド名の組合せごとに複数のレイアウトを定義するのには次の 2 つの理由があります。

  • レイアウトの最大サイズは 22 行です。レイアウトに 23 行以上必要な場合、同じタイプの 2 つめのレイアウトをより高い連番で作成することができます。
  • 指定のレイアウトをある条件下で出力し、他のレイアウトを別の条件下で出力しなければならない場合、出力条件が異なる複数のレイアウトを定義する必要があります。
出力式
出力式とは、実行時に評価される式のことです。結果は常に、真または偽になります。式の構文は 3 GL 構文と同じです。レイアウトを出力するときには、システムによってレイアウトの出力条件が評価されます。その時点の結果が真の場合にのみ、レイアウトが出力されます。

  • 1
    レイアウトは常に出力されます。
  • 0
    レイアウトは出力されません。
  • print.detail = 1 または print.detail = 2
    変数 print.detail が 1 または 2 の場合にレイアウトが出力されます。
  • strip$(tdsls041.cprj) <> ""
    フィールド tdsls041.cprj が空でない場合にのみ、レイアウトが出力されます。
注意

出力式に変数を使用する場合は、それらの変数をレポートの入力フィールドとしてレポート入力フィールド (ttadv3532m000) セッションで指定する必要があります。

 

レイアウトの編集...
フォーム/レポートエディタ (ttadvformedit) が開始されます。このセッションでは、選択されたレイアウトを表示または編集できます。

レポートが現行パッケージ VRC に属する場合、レポートレイアウトは編集のみ可能です。レポートが別の VRC に属する場合、レポートエディタが表示モードで開始されます。

他のレイアウトからコピー...
レイアウトを別のレポートから現行レポート内の新規レイアウトにコピーするには、このオプションを使用します。

レポートレイアウトデータの表示 (ttadv3535s000) セッションが開始されます。このセッションでは、レポートのレイアウトの検索および選択が可能です。このセッションで、OK をクリックすると、レポートレイアウト (ttadv3131s000) 詳細セッションが開始されます。ここで、現行レポート内の新規レイアウトの名前を指定する必要があります。

全レイアウトの編集...
フォーム/レポートエディタ (ttadvformedit) が開始されます。このセッションでは現行レポートの全レイアウトの表示または編集が可能です。このオプションは、レポート構造全体の概要を表示する場合、または構成要素をレイアウト間で移動する場合に、特に便利です (ラベルをヘッダから before.field に移動するときなど)。

レポートが現行パッケージ VRC に属する場合、レイアウトは編集のみ可能です。レポートが別の VRC に属する場合、レポートエディタが表示モードで開始されます。