セッションをダイナミックへ変換 (ttadv2900m000)

セッションの目的:  スタティックセッションをダイナミックセッションに変換します。

このセッションでは、次のような処理を実行します。

  • 変換対象のセッションをダイナミックセッションに変換し、ダイナミックプロパティを設定します。
  • セッションのすべてのフォームを 1 つの新規ダイナミックフォームに変換します。
  • スクリプトも変換します。フォームセクションをグループセクションに変換します。
  • [ソフトウェア構成管理 (SCM)] がオンの場合、セッション、フォーム (存在する場合)、およびスクリプトは、置換される前に改訂として保存されます。
注意
  • 現行セッションを開始するには、BW 構成の [コマンド] フィールドに 「-- -set BSE_STD_PROGRAM=ottstpdyncnvstp」 と入力して BW インターフェイスを起動する必要があります。
  • セッションの変換後、フォームが適正かどうかを Dynamic Form Editor でチェックする必要があります。
  • 詳細については、Dynamic Form Editor のヘルプを参照してください。
  • 言語翻訳支援については、記述のラベルへのコピー (ttcon1300m000) セッションを実行して、セッション内のすべてのテキストをラベルに変換する必要があります。

 

パッケージ
企業計画、財務会計、または倉庫管理など、完全な機能部分を実装する関連モジュールのセット。パッケージは、顧客が特定のパッケージのみを実装できるように、できるだけ独立して機能するように設計されています。

パッケージコードは、2 文字から成ります。たとえば、tt はツールパッケージを表すコードです。

各パッケージは一意のバージョン構造、すなわち VRC 構造を持ちます。

パッケージ
たとえば B61 などの、パッケージのアップグレード。パッケージの機能を変更するたびに、バージョンが新しくなります。1 つのバージョンには、リリースがいくつか存在することがあります。
パッケージ
バージョンの更新。たとえば 「B61 a」 の場合、「B61」 はバージョンコード、「a」 はリリースコードを表します。それぞれに更新されて、新しいリリースコードを持つ新規リリースとなります。
パッケージ
カスタマイズしたソフトウェアパッケージを識別するコード。たとえば B61O_a_cus1 の場合、「B61O」 はバージョン、「a」 はリリース、「cus1」 はカスタマイズしたソフトウェアの顧客拡張を表します。
セッション
変換の対象となるセッション
セッション
変換の対象となるセッション
メッセージを追加するファイル
ログファイル (拡張子を含む) の名前。変換中にログ記録されたメッセージは、このファイルに保存されます。
変換せず検査のみ
このチェックボックスがオンの場合、処理を実行してもセッションは実際には変換されません。その後に、ログファイル内のメッセージを分析して、エラーが発生したかどうかをチェックできます。

 

変換
クリックすると、選択されたスタティックセッションがダイナミックセッションに変換されます。
現行 PVRC 変更
クリックすると、現行パッケージ VRC が変更されます。

変換できるのは、現行パッケージ VRC 内のセッションのみです。現行パッケージ VRC を変更する代わりに、ソフトウェア構成要素の新パッケージ VRC へのコピー (ttadv6265m000) セッションを使用して、セッションを現行パッケージ VRC にコピーすることもできます。

ログファイルの表示
クリックすると、ログ記録されたメッセージが格納されているログファイルが表示されます。