ジョブへのシェルコマンドの追加 (ttaad5205m000)

セッションの目的:  シェルコマンド (スクリプト) をジョブに追加します。この方法で、ジョブの実行を操作できます。

コマンドファイル (cmd ファイル) または Visual Basic スクリプトもリンクできます。

 

シェルスクリプト
ジョブに追加できるコマンドまたはスクリプト

次の例を参照してください。

タイプ
シェルコマンド/usr/local/bin/transfer_files
CMD ファイルC:\Program Files\Own\bin\DemandJobMail.cmd
Visual Basic スクリプト/c C:\Program Files\Own\bin\DemandJobMail.vbs

 

スクリプト引数
コマンドやスクリプトのパラメータまたは引数。入力ファイル、ログファイル、モードなどがあります。

必要なパラメータは、コマンドやスクリプトによって異なります。指定する必要があるパラメータを見つけるには、コマンドファイルやスクリプトのコードを読み取ります。

次の例を参照してください。

シェルスクリプト/usr/local/bin/check_directory
スクリプト引数-n ${BSE}/tmp

 

「正常終了」の返値
このフィールドは、コマンドやスクリプトが正常に実行されたかどうかを確認するために使用します。コマンドやスクリプトが正常に実行された場合に生成される戻り値を指定します。

このフィールドに指定した値をコマンドやスクリプトが返した場合、ジョブ処理は続行されます。コマンドやスクリプトが異なる値を返した場合、ジョブ処理は終了します。

注意

多くのコマンドやスクリプトは、正常終了時に値 0 を返します。ただし、例外がいくつかあります。指定する必要がある戻り値を調べるには、コマンドファイルやスクリプトのコードを読み取ります。

戻り値は、次の名称でも知られています。

  • リターンコード
  • エラーコード
  • エラーレベル
  • 終了状況
  • 終了コード

たとえば、スクリプト /usr/local/bin/transfer_files は、正常終了時に値 0 を返します。このスクリプトが正常に実行されない場合、値 1 を返します。したがって、次の情報を指定します。

シェルスクリプト/usr/local/bin/transfer_files
「正常終了」 の戻り値0

 

 

スクリプトのテスト
引数を指定して、コマンドまたはスクリプトを実行します。正常に実行されない場合、エラーメッセージが表示されます。

コマンドまたはスクリプトの出力をファイルまたはプリンタにリダイレクトする必要があります。出力のリダイレクトを参照してください。