汎用テーブルメンテナンス (ttaad4100 )

セッションの目的:  セッションを使用 (通常の方法) せずに、テーブルフィールドデータを操作します。この特別なセッションは開発者にだけ有用です。

警告

不適切に使用すると、データの不整合を招くことがあります。

テーブルデータをメンテナンスするパッケージ、モジュール、テーブル、および会社のコードを指定します。テーブルフィールドにアクセスするには、選択フィールドで Y を押します。

スペースバーを押すと、画面上部に標準コマンドのプルダウンメニューが表示されます。コマンドは、メニューごとにグループ化されています。たとえば、アプリケーションメニューには、テーブルメンテナンスに使用するコマンドが含まれます。

これらのコマンドの使用方法は、標準的な使用方法とは異なる場合があります。たとえば、[一括削除] を選択すると、選択画面 ([開始] - [終了]) で範囲を指定できます。レコードをマークする必要はありません。

テーブルフィールドごとにヘルプ情報を呼び出すことができます。テーブルフィールドのヘルプを取得するには、? を押します。

 

汎用テーブルメンテナンス (ttaad4100 )
データ言語の変更
このコマンドを使用して、さまざまなデータ言語でテーブルデータを表示できます。この表示ができるのは、テーブルのフィールドが複数言語フィールドとして登録されている場合だけです。複数言語アプリケーションデータを参照してください。
承認済 (未承認) バージョン (CM) の
このコマンドを使用して、承認済 CM バージョンと未承認 CM バージョンを切り替えることができます。代替として、選択フィールドで - を押しても切り替わります。

「承認済バージョンの表示」 モードでは、レコードは赤色になります。「未承認バージョンの表示」 モードでは、チェックアウトレコードは緑色になり、ワークフローの状況とオブジェクト ID (toid) が表示されます。チェックアウトされていないレコードは白色になります。

 

汎用テーブルメンテナンス (ttaad4100 )
0) テーブル情報
一般テーブル情報を示すウィンドウが表示されます。

次の情報が表示されます。

  • テーブルコード
  • 行/レコードの長さ
  • 行/レコードの個数
  • インデックス数

    複数インデックスが存在する場合は、K を押してインデックスを変更できます。

  • 現行インデックス
  • 重複 (y/n)
1) 行のコピー
別のテーブルからレコードをコピーできます。ファイルで特定のパラメータを使用すると、別のテーブルのフィールドの一部を現行のテーブルのフィールドの一部にコピーできます。

パラメータファイルの各行の構文は次のとおりです。

x y z [式]

または

c x y 式

この表は、これらの行の意味を示しています。

意味
x y z [式] 位置 x から長さ y を現行のテーブルの位置 z にコピーすることを意味します。

次の式を指定することもできます: x y z ^abc

これは、文字列 abc が位置 x、x+1、x+2 にある場合にのみ、位置 x から長さ y を位置 z にコピーすることを意味します。

c x y 式 位置 x と長さ y に対して式が真である場合にのみ、処理を実行するということを意味します。式が偽の場合はレコードをスキップします。

 

注意:

  • 最初の行の場合、式は必要ありませんが、2 行目の場合は必要です。
  • x、y と z には値が入りますが、文字 c は通常の文字 「c」 です。
  • 式は、文字列フィールドの場合のみ機能します。
  • パラメータファイル内では、最大行数は 50 です。
2) データのエクスポート
現行のテーブルを順編成ファイルにエクスポートできます (圧縮ダンプ)。ダンプを保存するディレクトリを指定します。データのインポートコマンドを使用して、テーブルを別のシステムにインポートできます。
3) データのインポート
別のシステム (環境) のテーブルをインポートできます。ダンプが保存されているディレクトリを指定します。
4) 行のカウント
テーブルのレコード数を表示します。カウントするレコードを選択するインデックスフィールドの範囲を指定できます。
5) 行の更新
このコマンドを使用すると、現行のテーブルの指定範囲のレコードを更新できます。
6) 行の削除
このコマンドを使用すると、現行のテーブルから指定範囲のレコードを削除できます。
* ユーザモードとプログラマモードの切替
プログラマモードでは、テーブルの詳細情報 (プログラマ用の情報) を表示できます。