リモートユーザデータ (ttaad2101s000)

セッションの目的:  リモートユーザファイルを作成します。

ユーザが分散アプリケーションサーバを使用する場合には、リモートユーザファイルが必要です。リモートユーザファイルは、特定ユーザがリモートシステムに接続するために使用されます。リモートユーザファイルは、ユーザがアプリケーションを起動するシステムに作成します。

リモートユーザファイルは、ユーザのローカルシステムまたは別のリモートシステムから作成できます。

リモートユーザファイルをユーザのローカルシステムから作成する場合、ユーザテンプレートの起動システムフィールドに入力しないでください。

リモートユーザファイルを別のリモートシステムから作成する場合、ユーザテンプレートの起動システムフィールドにユーザのシステム名を入力してください。リモートユーザファイルを作成するアプリケーションの管理者は、ユーザのシステムに接続できるようにするリモートユーザファイルを持っていることを確認してください。

リモートユーザ用のデータを定義した後、終了ボタンをクリックして概要セッションに戻ります。次に、適切なメニューのコマンドを使用してリモートユーザファイルを作成します。

注意

ユーザはユーザデータ (ttaad2500m000) セッションのユーザテンプレートにリンクしています。

 

ユーザ
LNユーザのコードを指定します。
ユーザ
ホスト名
ユーザが接続するリモートシステムのホスト名を指定します。

システム名はシステム (ttaad0550m000) セッションで事前に定義しておく必要があります。

BSE パス
指定したホストシステムの BSE パスを指定します。
別のユーザとしてログイン
このチェックボックスがオンの場合、別のユーザの UNIX ログオンを使用してリモートシステムに接続できます。

その場合は、リモートシステムにユーザ (リモートユーザファイルを作成する対象のユーザ) のユーザファイルが存在していなければなりません。ユーザファイルには、「unixuser: <別のユーザ>」 という項目が含まれていなければなりません。

ユーザ john がリモートシステム B でユーザ peter のログインを使用する場合、このセッションを使用して、リモートユーザファイル 「rjohn」 をシステム A に作成できます。リモートシステム B には、項目 unixuser:peter を含むユーザファイル 「ujohn」 が $BSE/lib/user に存在していなければなりません。

リモートシステムのユーザ
ユーザが使用するリモートシステムの他のユーザのログオンコードを指定します。
リモートユーザのシステム権限
このチェックボックスがオンの場合、そのユーザに対して定義されている UNIX 権限を使用します。

これは、ファイル ipc_boot6.2 の所有者に UNIX 権限 root があり、s-bit が設定されている場合にだけ有効です。

注意

この方法はセキュリティ上の理由からお勧めできません。

リモートユーザの Infor LN システム権限
このチェックボックスがオンの場合、ユーザはリモートユーザに対して定義されているツールの権限を使用します。