ツールパラメータ (ttaad0100m000)

セッションの目的:  ソフトウェア環境にパラメータを定義します。

データを指定して保存した後、適切なメニューで TSS データをランタイムに変換を選択します。変更はランタイムデータディクショナリに変換されます。つまり、すべてのユーザファイルが (再) 構築されます。その後、実行時に変更を有効にするために、すべてのユーザが bshell を再起動する必要があります。

 

「オーバーフロー」 文字
数値フィールドの表示フォーマットにデータが一致しない場合に、実行時にそのフィールドに表示される文字

フィールドの表示フォーマットは 9999VD99 です。実行時にフィールドに値 「-3.1」 を指定すると、このフィールドに対して指定されている文字が表示されます。

「権限なし」 文字
静的フォームのフィールドに対してユーザにデータ読取権限がない場合に、実行時にそのフィールドに表示される文字
注意

この権限は、テーブルフィールド権限 (ttams3143m000) セッションまたはテーブルデータ権限 (ttams3145m000) セッションで定義します。

ダイナミックセッションのダイナミックフォームに 「権限なし」 文字が表示されることはありません。これは、ダイナミックフォームにはユーザが読取権限を持たないフィールドが表示されないからです。

「参照なし」 文字
参照データがない場合に、実行時に参照フィールドに表示される文字
限度
セッションは、新旧 2 種類のスクロールバーをサポートしています。詳細については、スクロールバーを参照してください。このフィールドを使用して、セッションで新しい方のスクロールバーを無効にする必要があるタイミングを指定します。

セッション内のレコード数がこのフィールドで指定した限度を超えた場合には、自動的に新しいスクロールバーが無効になります。

  • WorkTop でセッションを開始した場合は、古い方のスクロールバーが表示されます。
  • Web UI でセッションを開始した場合、スクロールバーは表示されません。代わりに、ナビゲーションボタンが表示されます。
注意

このフィールドに指定した限度により、簡易フィルタの機能が影響を受けることもあります。簡易フィルタを許可を参照してください。

簡易フィルタを許可
このフィールドを使用して、簡易フィルタを構成します。簡易フィルタを使用すると、Web UI のユーザは、概要セッションのグリッドの上にある入力フィールドにフィルタ基準を指定できます。Web UI のマニュアルを参照してください。

指定可能な値

指定可能な値

デフォルト文字列フィルタ演算子
簡易フィルタにおける文字列タイプのフィールドのデフォルトのフィルタ演算子。セッションを再開すると、選択されたデフォルトが有効になります。

デフォルトでは、このフィールドに現在の (以前の) 動作が保持されます。OR 演算子が許可されている場合は、さらに強力な問合せが定義および実行できます。これらの問合せを実行することで、環境のパフォーマンスが影響を受ける場合があります。

指定可能な値

  • 開始: フィールドの内容は指定された文字で始まります。
  • 含む: フィールドの内容には指定された文字が含まれます。
高度なフィルタでの OR 演算子の使用を許可
このチェックボックスがオンの場合、「OR」 検索演算子がフィルタ内で使用できます。

このチェックボックスがオフの場合、「OR」 検索演算子はフィルタ内で使用できません。この検索演算子を含むフィルタは、もともと表示されず、選択もできません。

注意

「OR」 演算子は、パフォーマンスに悪影響を与える場合があります。「OR」 演算子を含むフィルタが適用されると、データが画面に表示されるまで時間がかかることがあります。

重要度ラベルを有効化
このフィールドでは、重要度ラベル機能を有効または無効に切り替えます。[重要度ラベル] を使用して、重要なデータを含む出力をマークすることができます。複数のラベルをさまざまな重要度に定義できます。

重要度ラベルを定義するには、次のセッションを使用します。

  • 重要度ラベル (ttaad3150m000) セッション
  • テーブルフィールドの重要度レベル (ttaad3151m000) セッション
  • レポートとセッションノ重要度レベル (ttaad3152m000) セッション (オプション)
  • 重要度ラベルのランタイムへの変換

重要度ラベルを参照してください。

パフォーマンスへの影響

[重要度ラベル] を有効にした場合、設定した重要度ラベルのサイズおよび複雑さによっては、パフォーマンスが低下する可能性があります。

スマートリンクを有効にする
このチェックボックスがオンの場合、 Web UI の概要セッションでスマートリンクが有効になります。スマートリンクにより、Web UI のユーザは概要セッションから関連するセッションに即座にズームできます。

このチェックボックスがオフの場合、スマートリンクが無効になります。

列挙ドメインのフォーマットを有効にする
このチェックボックスがオンの場合、 Web UI の概要セッションで、列挙型フィールドにアイコンを表示できます。アイコンは列挙定数にリンクされ、対応する列挙記述の代わりに表示されます。これにより、グリッドのスペースが節約されます。

アイコンを列挙値にリンクするには、列挙ドメインのフォーマット (ttgfd4525m000) セッションを使用します。

注意

Web UI では、アイコンを表示するか、または対応する列挙記述を表示するかを選択できます。Web UI のオンラインヘルプの 「Infor LN セッションを個人用設定するには」 を参照してください。

グリッド内のアイコンにカーソルを合わせると、対応する列挙記述がツールチップとして表示されます。

メッセージと質問の追加ボタン
このチェックボックスがオンの場合、メッセージと質問のアプリケーションにボタンを追加し、機能を強化できます。
メッセージの非表示を許可
このチェックボックスがオンの場合、メッセージの非表示を有効化します。承認済ユーザは、メッセージダイアログを非表示にすることができます。

ユーザのユーザデータテンプレート内のメッセージの非表示を管理 チェックボックスがオンの場合のみ、メッセージを非表示にすることができます。ユーザデータテンプレート (ttams1110m000) を参照してください。

注意

メッセージの非表示は Infor Ming.le-LN プラグインでのみ機能します。

質問選択の記憶の有効化
このチェックボックスがオンの場合、質問の非表示を有効化します。承認済ユーザは、質問ダイアログボックスを非表示にすることができます。

ユーザのユーザデータテンプレート内の質問選択の記憶の管理を許可チェックボックスがオンの場合のみ、質問を非表示にすることができます。ユーザデータテンプレート (ttams1110m000) を参照してください。

注意

質問の非表示は Infor Ming.le-LN プラグインでのみ機能します。

十進/千の位の記号クライアントを使用
このチェックボックスがオンの場合、 LN セッションでは、クライアント PC の Windows 設定で指定した小数点の記号と桁区切り記号を使用して、金額が表示されます。すべての金額が、同一の小数点の記号と桁区切り記号を使用して表示されます。

このチェックボックスがオフの場合、指定した小数点の記号と桁区切り記号を使用して、金額が表示されます。

ソフトウェアの言語ごと、および通貨ごとに小数点の記号と桁区切り記号を指定します。このため、同一セッションでも、異なる小数点の記号や桁区切り記号が表示されることがあります。たとえば、あるセッションで、次のフィールドと金額が表示されることがあります。

フィールド金額説明
A10,000.00このフィールドの表示フォーマットは、通貨 USD (US ドル) に基づきます。
B5.000,00このフィールドの表示フォーマットは、ソフトウェアの言語に基づきます。ソフトウェアの言語は 1 (オランダ語) です。

 

注意

この設定は、セッションで表示する金額にのみ適用されます。レポートの金額は常に、LN で指定した小数点の記号と桁区切り記号を使用して表示されます。

サーバ基準日時の使用
このチェックボックスがオンの場合、ユーザが日付フィールドで + または - を押して入力する日付は、LN サーバのシステム日付を基準とします。

このチェックボックスがオフの場合、+ または - を使用して入力する日付は、クライアント PC のシステム日付を基準とします。

注意

LN UI は、サーバ日付のみをサポートしています。LN UI では、+ または - を使用して入力する日付は、常にLN サーバのシステム日付を基準とします。

クラウド有効
このチェックボックスがオンの場合、クラウド限定機能が利用できます。

マルチテナントが有効な場合、このチェックボックスはオフにできません。マルチテナントは、複数テナントパラメータ (ttmtm0100m000) セッションで有効化できます。