テーブル定義

テーブル定義はテーブルの構造を定義します。テーブル定義にはフィールドとインデックスが含まれています。テーブルフィールドは、データ型と、フィールドのいくつかの特徴を定義するドメインにリンクされています。

テーブルデータの例
テーブルデータの例
フィールド、ドメイン、インデックス

テーブルにはフィールドがあります。テーブルフィールドには、顧客名、品目の注文数、仕訳の入力日などの個々のデータが格納されます。

テーブルフィールドはドメインにリンクされています。ドメインは、以下のようなデータに関する共通情報を定義する構成要素です。

  • データ型 (例: 顧客名の文字タイプ、数量の数値タイプ、仕訳日の日付タイプ)
  • 有効な範囲
  • 特別設定 (大文字使用ルールなど)

ドメインによって、類似するテーブルフィールドのデータ型の一貫性が保たれます。

テーブルフィールドとドメインの例
テーブルフィールドとドメインの例

各テーブルには、インデックスが少なくとも 1 つ必要です。インデックスは 1 つまたは複数のテーブルフィールドから成り、テーブル内のレコードのソートと検索に使用されます。先頭のインデックスは常に 「主キー」 で、テーブルのレコードを識別する ID です。

関連テーブルと参照

テーブルには関連テーブルがある場合もあります。関連テーブルとは、テーブル内のフィールドが別のテーブルのキーフィールド参照するという意味です。この方法でデータに関係を持たせることができます。顧客には注文があり、在庫は品目を倉庫に保管し、従業員は部署で働きます。「企業モデル」 のツールを使用すると、これらの定義済み関係からダイアグラムを作成できます。

テーブル定義を作成するには

テーブル定義は、テーブル定義 (ttadv4520m000) セッションで作成できます。

詳細については、データモデルを作成するにはを参照してください。