問合せに基づくレポートReporting Studio では、LN データベースからデータを読み取る問合せに基づくレポートを作成できます。問合せに基づくレポートは、データの読取のみ実行します。トランザクションや更新は実行しません。このため、ビジネスプロセスの一部とすることはできません。 アーキテクチャ 次の図は、Reporting Studio および Enterprise Server のランタイム環境の概要をアーキテクチャ的に示したものです。 問合せに基づくレポートアーキテクチャ Reporting Studio は、Infor JDBC ドライバを使用して LN の問合せに基づくデータソースに接続します。Infor JDBC コネクタは、開発用クライアントマシンで使用できる必要があります。JDBC コネクタは JBDB API を使用して LN データベースドライバに接続します。
注意
リソースファイル レポート設計は、言語に依存していません。 レポートにラベルやテキスト要素を挿入する場合は、静的テキストではなくリソースキーを指定します。レポート設計は、リソースキーとそれぞれの値を含む 1 つ以上のリソースファイルにリンクされています。 リソースファイルは、ISO 639-1 言語コードおよび ISO 3166 国コードにしたがって作成できます。 この方法では、レポートタイトル、列見出し、チャートタイトル、その他静的なラベルをローカライズできます。 レポートを出力する際、LN UI は Report Viewer にロケールを渡します。マシンのロケールは使用されません。このため、リソースファイルの作成時には、LN UI と同じ言語 - 国コードを使用する必要があります。 レポートを出力する際、Report Viewer は LN UI から渡されたロケールのほか、表示する適切なテキスト値を検索するために必要なリソースキーとリソースファイルを使用します。 下図の例を参照してください。 リソースファイルの例 図で示す要素は次のとおりです。
注意
レポートライブラリ Reporting Studio では、ライブラリを使用した共有レポート要素がサポートされています。複数のレポートで共有するコードを含むレポートライブラリを作成し、それらを問合せに基づくレポート設計にリンクできます。
注意
セットアップ 問合せに基づくレポートを設定するには、以下を実行する必要があります。
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