レポート

レポートは、画面でのデータの表示、またはプリンタなどの出力デバイスへのデータの出力に使用されます。レポートは、(出力) セッションと SQL 問合せで使用されます。セッションには複数のレポートを使用できます。複数レポートがあるセッションを実行すると、有効レポートのリストが表示されます。SQL 問合せにはレポートを 1 つだけ含めることができます。

品目 - 一般の出力 (tcibd0401m000) セッションを開始します。

  • 品目 - 一般 (詳細)
  • 品目 - 一般 (概要)
  • 品目 - 一般 (一般)

このセッションで出力をクリックした場合、次の回答のうちのいずれかを選択する必要があります。

品目 - 一般の出力 - レポートの選択
品目 - 一般の出力 - レポートの選択
「品目 - 一般 (概要)」 レポートを選択すると、次のレポートが出力されます。
品目 - 一般 (概要) レポート
品目 - 一般 (概要) レポート
レポートの構成

LN のレポートには以下のレイアウトが 1 つまたは複数含まれています。

レイアウト説明
レポート前このタイプのレイアウトはレポートの始めに 1 回だけ出力されます。このレイアウトは、たとえばレポートのタイトルページのように、レポートの情報を提供するために使用できます。
ヘッダヘッダレイアウトはすべてのページの上部に出力されます。
フィールド前このレイアウトは、レポート入力フィールド (ttadv3532m000) セッションで 「ソートモード」 が定義されている各入力フィールドに定義できます。このレイアウトは、ソート入力フィールドの値が変更されるたびに 「詳細」 行の手前に出力されます。このようにして、レコードがグループ化されます。レコードのグループが複数のページにまたがる場合、フィールド前レイアウトは新しいページの上部 (ヘッダの後) に再出力されます。
詳細詳細レイアウトは、レポート本体に含まれる個別レコードに使用されます。詳細レイアウトは、データがレポートに送られるたびに出力されます。
フィールド後このレイアウトは、レポート入力フィールド (ttadv3532m000) セッションで 「ソートモード」 が定義されている各入力フィールドに定義できます。レイアウトは、ソート入力フィールドの値が変更されるたびに詳細行の後に出力されます。このレイアウトでは、事前ソート入力フィールドに古い値が含まれています。このレイアウトは、たとえば特定の詳細行グループの合計を出力する目的で使用できます。
フッタフッタレイアウトは、各ページの下部に出力されます。

このレイアウトを使用して次のものを出力します。

  • タイトル
  • ページ番号
  • ページ合計
レポート後このレイアウトは、レポートの終わりおよび他のすべてのレイアウトの後にのみ出力されます。このレイアウトでページが完全に埋まらない場合は、「レポート後」 レイアウトが出力されるページの下部にフッタレイアウトが印刷されます。

 

レポートの内容およびレイアウトは、データディクショナリで定義されます。さらに、レポートスクリプトをレポートにリンクできます。レポートスクリプトでは、レポート実行の特定の段階で実行したい処理をプログラムできます。たとえば、レポートデータを計算するスクリプトや、レポートから自動的に使用できない関連テーブルからレコードを読み込むスクリプトを作成できます。

レポートスクリプトは、4GL プログラムスクリプトと同様にプログラムします。ただし、レポートスクリプトはイベントセクションが異なり、特殊な関数がいくつかあります。

レポートを作成するには

レポートは、レポート (ttadv3530m000) セッションとレポート生成 (ttadv3130s100) セッションで作成できます。これらのセッションは、それぞれセッション (ttadv2500m000) セッションとセッション (ttadv2100s000) セッションから開始します。

レポートのレイアウトは、開発ツールに含まれているレポートエディタで変更できます。

詳細については、レポートを作成するにはを参照してください。

詳細については、ウェブヘルプの次のトピックを参照してください。

  • レポート概要

関連トピック