レポートスクリプト

レポートスクリプトではレポートの処理をカスタマイズできます。レポートスクリプトは、レポートの特定の実行状況で実行する処理をプログラミングする複数のイベントセクションで構成されます。レポートスクリプトのセクションにプログラムされるステートメントは、3GL 言語ステートメントとレポートスクリプト関数の組合せで構成されます。

レポートスクリプトは、4GL プログラムスクリプトと同様にプログラムします。ただし、レポートスクリプトはイベントセクションが異なり、特殊な関数がいくつかあります。

レポートスクリプトを使用すると、以下のことができます。

  • 追加の問合せを実行する
  • 複雑な出力式を計算する
  • 複雑な出力式を総計する
  • データベースの行を更新する
  • プログラムスクリプトを操作できないときにプログラムスクリプトで問合せされないテーブルからフィールドを追加する
  • レポート中にある定義された変数を操作する (レイアウトを出力するかどうかなど)
レポートスクリプトの構造

レポートスクリプトは、レポートの特定の実行状況で実行する処理をプログラミングする 1 つ以上のイベントセクションで構成されます。レポートスクリプトのセクションにプログラムされるステートメントは、3GL 言語ステートメントとレポートスクリプト関数の組合せで構成されます。

レポートスクリプトは以下のイベントセクションをサポートします。

  • プログラムセクション (例: 宣言、プログラム前、プログラム後)
  • レイアウトに対応するレポートセクション (例: レポート前、ヘッダ、詳細)。レポートセクションはレイアウトの前か後に処理できます。
  • テキストフィールドセクション

レポートスクリプトは、レポートをコンパイルするときにレポートと一緒に自動的にコンパイルされます。

注意

「レポート」 スクリプトの詳細については、Infor ES Programmer's Guide の 「Report Script Features」 を参照してください。レポートで使用される定義された変数もリストされます。

レポートスクリプトを作成するには

レポートスクリプトの作成と編集には、レポート (ttadv3530m000) セッションを使用します。

詳細については、ウェブヘルプの次のトピックを参照してください。

  • レポート概要