作業オーダ物的資源 (tswcs4110m000)

セッションの目的:  作業オーダまたは作業オーダ活動に物的資源を追加します。作業オーダまたは作業オーダ活動への材料割当方法は、選択された納入タイプによって決定されます。

このセッションでは、分解部品も扱うことができます。入力可能な部品は、次のとおりです。

  • 組立待ちのサービス可能部品
  • 関連作業オーダの作成を要するサービス不可部品
  • 置換を要するサービス不可部品

作業オーダ物的資源の追加先となるのは、次のいずれかです。

  • 作業オーダ
  • 作業オーダ活動。作業オーダ活動に物的資源をリンクすると、資源所要量 (tsacm2120m000) セッションで定義された資源所要量が作業管理システムモジュールにコピーされます。
注意
  • 財務会計が導入済の場合、作業オーダまたは作業オーダ活動に対して使用される物的資源が仕掛品 (WIP) 原価として記帳されます。 
    • 納入タイプが倉庫からの場合、仕掛品原価は出庫数量に基づいて記帳されます。仕掛品の記帳は、消費量に基づいて調整されます。
    • 納入タイプがサービス在庫からまたはキットからの場合、仕掛品原価は消費量に基づいて記帳されます。
  • 参照活動を使用する場合は、資材所要量データが作業オーダにコピーされます。
  • このセッションのプロジェクトペギングデータは、原価分割 - サービスデポ修理材料費 (tppdm3103m000) セッションまたは作業オーダ (tswcs2100m000) セッションのいずれかをもとにデフォルト設定されます。原価分割機能を利用すると、原価をレベル間でリダイレクトできます。
  • サービスユーザプロファイル (tsmdm1150m000) セッションの対応するグループボックス内の物的資源チェックボックスがオンの場合、このセッションは、作業オーダ (tswcs2100m100)、作業オーダ活動 (tswcs2610m000)、および作業オーダ - バッチ修理 (tswcs2600m000) セッションの付随セッションとしても表示できます。
  • 次のような場合、外部作業オーダにリンクされ、かつ見積フェーズで作成された物的資源ラインを削除できません。
    • 作業オーダパラメータ (tswcs0100m000) セッションで見積の削除の許可フィールドがNoに設定されている場合
    • 作業オーダまたは活動状況が発行済転送済、または完了に設定されている
  • 次のような場合、見積適用範囲ラインにリンクされた物的資源ラインを削除できません。
    • 関連作業オーダが内部である場合
    • メンテナンス販売管理パラメータ (tsmsc0100m000) セッションで、見積の削除の許可フィールドが No に設定されており、かつ関連部品ラインの削除が許可されていない場合
Infor LN 品質との統合

[アクション] メニューの不適合レポートの作成オプションを使用すると、サービスオブジェクトに関する不適合レポートを作成できます。不適合レポート (qmncm1100m000) セッションが開始されます。このセッションで、サービスオブジェクトに関する不適合レポートを作成できます。

[アクション] メニューの不適合レポートのリンクオプションを使用すると、サービスオブジェクトに関する不適合レポートをリンクできます。不適合レポート (qmncm1100m000) セッションが開始されます。このセッションで、サービスオブジェクトにリンクするレポートを選択できます。

[アクション] メニューの不適合レポートのリンク解除オプションを使用すると、「不適合」 レポートのリンクを解除できます。関連オーダ - 不適合レポート (tsmdm4500m100) セッションが開始されます。このセッションで、リンクを解除するレポートを選択できます。

注意
  • これらの不適合レポートオプションが表示されるのは、一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションの不適合レポートチェックボックスがオンの場合のみです。
  • 不適合レポートの作成オプションが有効になるのは、サービスオブジェクトについて品目が指定されている場合のみです。

 

作業オーダ
物的資源ラインを作成する対象の作業オーダ
作業オーダ
作業オーダの記述は、次の順序で選択されます。
活動ライン
物的資源ラインを作成する対象の作業オーダ活動ライン

活動ラインには、作業オーダに対して実行する必要のある参照活動またはマスタ工順が表されます。活動ラインは連番で識別されます。

注意

活動状況発行済に設定されている場合、外注活動に関して材料ラインを追加できません。

ライン番号
物的資源を表すライン。物的資源ラインは連番で識別されます。
品目
作業オーダの実行に要する材料。また、分解品目も入力できます。
注意

参照品目フィールドで任意の値を指定すると、このフィールドは無効になります。

品目またはシリアル番号付品目を入力できます。

注意
  • 品目を変更できるのは、作業オーダの状況がフリーまたは計画済で、かつ倉庫オーダまたは購買オーダが未作成の場合です。
  • 仕損: 価値がゼロ、またはほとんどない品目。納入タイプが倉庫へに設定されている場合は、シリアル状況が表示されます。
在庫の取引先
在庫内の品目の所有者である取引先
注意
  • このフィールドが適用されるのは、所有権フィールドが顧客所有に設定されている場合のみです。
  • このフィールドが適用されるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの外部所有権チェックボックスがオンの場合のみです。
引当およびハードぺギングタイプ
引当およびハードペギングタイプ。特定の需要に合った在庫が引き当てられます。また、在庫の需要と供給に合わせて品目仕様が使用されます。
注意

[引当およびハードペギング] は、次の納入タイプに対してのみ適用されません。

  • 仕損
  • 倉庫へ
  • 輸送手段により倉庫へ
  • サービス在庫から
  • 発注先直送
  • 現地調達

作業オーダ原価ラインの引当およびハードペギングタイプを選択します。このフィールドには、次の値を指定できます。: 

  • 顧客基準: 作業オーダ原価ラインに対する在庫供給は、販売先取引先に引当またはハードペギングする必要があります。
  • オーダ基準: 作業オーダ原価ラインに対する在庫供給は、作業オーダに引当またはハードペギングする必要があります。
  • 顧客参照基準: 作業オーダ原価ラインに対する供給は、顧客参照に引当またはハードペギングされる必要があります。
  • 内部参照基準: 作業オーダ原価ラインに対する供給は、内部参照に引当またはハードペギングされる必要があります。
  • 適用なし: 引当およびハードペギングは適用されません。
注意

このフィールドが有効になるのは、一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションの引当およびハードぺギングチェックボックスがオンの場合のみです。

取引先
取引先の名称
取引先
取引先についての記述
ビジネスオブジェクトタイプ
ビジネスオブジェクトのタイプ。例: 作業オーダ物的資源
ビジネスオブジェクト
ビジネスオブジェクトの識別子。例: 作業オーダ物的資源番号
ビジネスオブジェクト参照
ビジネスオブジェクトに対する参照。例: 作業オーダ物的資源のライン番号
参照
在庫が引き当てられる参照コード。参照番号が同じオーダに対してのみ在庫を使用できます。
注意

このフィールドが有効になるのは、引当およびハードぺギングタイプフィールドを次のいずれかに設定した場合のみです。

  • 内部参照基準: このフィールドを使用して内部参照が記録されます。
  • 顧客参照基準: このフィールドを使用して顧客によって定義される参照コードが記録されます。
利用性
在庫チェック状況
「材料の利用性」 チェックの結果

指定可能な値

在庫状況

ATP 在庫利用可能
在庫が、有効在庫チェックで計算され、指定の倉庫で利用可能であるかどうかを示します。
利用可能日
オーダに属する材料ラインの最新の 「有効在庫日付」
チェック日
オーダに属する材料ラインの最新の 「有効在庫のチェック日」
計画在庫利用可能
材料が、「計画在庫」 チェックで計算され、利用可能であるかどうかを示します。
利用可能日
オーダに属する材料ラインの最新の 「計画利用可能日」
チェック日
オーダに属する材料ラインの最新の 「計画在庫のチェック日」
手持在庫利用可能
オーダに属する材料ラインの在庫が、「手持在庫」 チェックで計算され、利用可能であるかどうかを示します。
チェック日
オーダに属する材料ラインの最新の 「手持在庫のチェック日」
未引当在庫の使用
このチェックボックスがオンの場合、 Infor LN 企業計画は未引当在庫を使用して在庫需要および供給を一致させます。

このチェックボックスがオフの場合、 Infor LN 企業計画は在庫需要を満たすために未引当在庫を使用しません。

注意

LN は、次の優先順位で在庫需要と供給を一致させます。

  1. 引当済在庫
  2. 未引当在庫
引当数量
倉庫で利用可能な引当品目の数量
需要ペギング数量
ハードペギングされ、倉庫で受領される供給オーダの合計数量。販売単位で表されます。この数量が、作業オーダ原価ラインにハードペギングされます。
未引当数量
新規オーダに引当可能な、倉庫で利用可能な品目の在庫
シリアル番号
品目コードまたは製造元部品番号と組み合わせる番号。構成要素、品目、機械、または設備を一意に識別します。

このシリアル番号は通常、品目に取り付けられた識別プレートに、製造元部品番号やその他の識別データと合わせて示されています。

注意
  • 納入タイプとして倉庫からまたは購入を選択した場合、そのシリアル番号から品目を納入することはできません。シリアル番号付品目ごとに物的資源ラインを作成して、オリジナルのシリアル番号とは別のシリアル番号を付ける必要があります。
  • 次の場合にのみ、顧客所有のシリアル番号付品目の 「出庫」 が可能になります。

    • 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの外部所有権チェックボックスがオンである
    • サービスオーダに指定された販売先取引先が、シリアル番号付品目に定義された所有者と同じである

倉庫からの納入を要する ABC 品目は、2 個あります。指定された倉庫から納入できる品目は、品目 ABC-123 で 2 個、および品目 ABC-456 で 1 個のみです。品目 ABC-123 については、現在の物的資源ラインが作成されます。品目 ABC-456 については、新規に物的資源ラインを作成する必要があります。

設計品目改訂
改訂管理品目の設計改訂を指定する値
注意
  • 品目の [改訂管理] チェックボックスは、一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションで設定する必要があります。
  • 作業オーダ状況がフリー完了承認済、またはクローズの場合、改訂をメンテナンスできます。
  • シリアル番号付品目の改訂はメンテナンスできません。
有効化コード
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
見積数量
品目棚卸単位で表される見積数量
注意
  • 負の値は指定できません。
  • デフォルトで、この値は次のように設定されます。
    • 状況がフリーまたは計画済以外のオーダまたは活動について、物的資源ラインが作成された場合はゼロ (0)。この値は修正できません。
    • 品目が品目 - サービス (tsmdm2100m000) セッションでシリアル番号付になっている場合は 1
    • 納入タイプフィールドが倉庫からに設定されている場合は、実際数量フィールドの値
  • 次のような場合は、この値は修正できません。
    • 関連するオーダ状況または活動状況が、フリーまたは計画済に設定されていない
    • 関連するオーダ状況または活動状況計画済に設定されており、納入タイプフィールドが購入に設定されている
    • 作業オーダ (tswcs2100m000) セッションで、関連する作業オーダに対して中断チェックボックスがオンになっている
  • この値は、関連するオーダ状況または活動状況計画済に設定されており、納入タイプ倉庫からキットから、または購入に設定されている場合に指定する必要があります。
見積単位原価
自国の通貨で表現される、見積単位原価
注意
  • この値は標準原価 - 原価タイプ (ticpr3502s000) セッションからデフォルト設定されます。
  • この値は、状況が発行済または完了に設定された関連オーダまたは活動について、物的資源ラインが作成されている場合にゼロに設定されます。
実際単位原価
自国の通貨で表現される、実際単位原価
注意
  • この値は、納入タイプフィールドがサービス在庫からに設定されている場合に、標準原価 - 原価タイプ (ticpr3502s000) に基づいてデフォルト設定されます。その他すべての納入タイプについては、この値は倉庫管理からの入庫または納入時に取得されます。
所要量
指定の長さ、幅、厚さ、および品目に必要な単位数を基準とした所要量
注意
  • 所要量が指定の長さ、幅、厚さ、および単位数を基準としない場合、この値はデフォルトで 1 に設定されます。
  • この値は、関連するオーダ状況または活動状況が、フリーまたは計画済に設定されている場合に、見積数量フィールドを基にデフォルト設定されます。
見積資源ライン
関連オーダまたは活動が発行済になる前に、資源ラインが作成されるかどうかを示します。
注意

メンテナンス販売管理パラメータ (tsmsc0100m000) セッションで適用範囲計算を見積に使用チェックボックスがオンになっており、かつ資源ラインが作成されたときにオーダまたは活動状況がフリーまたは計画済に設定されている場合に、このチェックボックスがオンになります。

実際数量
作業オーダまたは作業オーダ活動に対して実際に使用される数量
注意

作業オーダの納入タイプが倉庫からまたは購入の場合、作業オーダまたは作業オーダ活動がクローズされた後、出庫数量と消費量の差異分が倉庫に返却されます。

テキスト
このチェックボックスがオンの場合、物的資源ラインにテキストが追加されています。

関連トピック

参照品目
オーダラインにリンクされた参照品目
重要

[品目] フィールドで値を指定しない場合、このフィールドが有効になります。

納入タイプ
活動を実行するために必要な材料をどのように納入するか、または、欠陥品目にどのように対処するかを示します。

指定可能な値

納入タイプ

注意

次の場合には、品目のデフォルト納入タイプを品目 - サービス (tsmdm2100m000) セッションで定義してください。

  • 物的資源ラインが作業オーダまたは作業オーダ活動にリンクされている場合
  • [外注への材料の供給] チェックボックスがオンになっている外注活動に物的資源ラインがリンクされている場合、このフィールドの値を倉庫から購入、またはキットからに設定できます。
  • [外注への材料の供給] チェックボックスがオフになっている外注活動に物的資源ラインがリンクされている場合、このフィールドの値を外注所要量に設定できます。
非消費品目の倉庫への返品
このチェックボックスがオンの場合、倉庫に返品する材料について、材料ラインが作成されます。
注意
  • 適切な納入タイプを使用して材料ラインを作成すると、品目 - サービス (tsmdm2100m000) セッションからデフォルト値が設定されます。
  • このフィールドが有効になるのは、納入タイプ倉庫へに設定されている場合のみです。
サービスキット
納入タイプとしてキットからを選択した場合、サービスキットは必須選択になります。

例: キットから作業オーダ物的資源を出庫する

  1. 品目 ABC が 10 個必要です。
  2. 物的資源ラインを作成します。
    • 作業オーダ (活動) 状況 = 計画済
    • 計画数量 = 0 個
    • 出庫数量 = 0 個
    • 消費量 = 7 個
  3. 消費量をマニュアルで入力する必要があります。消費量は仕掛品 (WIP) として記帳されます。
所有権
品目の所有権。これは表示フィールドです。

指定可能な値

  • 会社所有
  • 顧客所有
注意
  • このフィールドが表示されるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの外部所有権チェックボックスがオンの場合のみです。
  • この値は、次のセッションからデフォルト設定されます。
    • 物的資源ラインが、作業オーダ活動の参照活動に基づき作成されている場合、資源所要量 (tsacm2120m000) セッション
    • 材料費ラインが、計画活動に基づき作成されている場合、計画活動 - 資材所要量 (tsspc2110m000) セッション
    • 材料費ラインがマニュアルで作成されている場合、品目 - サービス (tsmdm2100m000) セッション
  • 次の場合に、このフィールドを会社所有に設定できます。 
    • 使用されているシリアル番号付品目が会社所有である
    • かつ、納入タイプフィールドが次のいずれかに設定されている 
      • サービスキットから
      • サービス在庫から
      • 購買オーダ使用
  • 次の場合のみ、このフィールドを顧客所有に設定できます。 
    • 作業オーダが内部作業オーダである
    • かつ、納入タイプフィールドが次のいずれかに設定されている 
      • 倉庫から
      • 倉庫へ
  • 非消費品目の倉庫への返品チェックボックスがオンの場合、このフィールドは会社所有にデフォルト設定されます。この値は修正できません。
  • 納入タイプ外注所要量に設定されている場合、このフィールドはデフォルトで会社所有に設定されます。この値は修正できません。
顧客支給資材
資材の所有権を示します。資材が顧客により支給された場合、このチェックボックスがオンになります。
注意
  • このフィールドが表示されるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの顧客支給資材チェックボックスがオンの場合のみです。
  • 次の場合、このチェックボックスがオンになります。 
    • かつ、所有権フィールドが顧客所有に設定されている
    • 納入タイプフィールドが倉庫からまたは倉庫へに設定されている (非消費資材の場合)
倉庫
納入タイプとして倉庫からまたは倉庫へを選択した場合、材料の入庫元倉庫または出庫先倉庫は必須入力になります。
注意

倉庫オーダは、品目納入の目的に合わせて作成する必要があります。

例: 作業オーダ (活動) に応じた作業オーダ物的資源を出庫する

  1. 品目 ABC が 10 個必要です。
    • 作業オーダ (活動) 状況 = フリー
    • 所要量 = 10 個
    • 出庫数量 = 0 個
    • 消費量 = 0 個
  2. 物的資源ラインを作成します。
    • 作業オーダ (活動) 状況 = 計画済
    • 計画数量 = 10 個
    • 出庫数量 = 0 個
    • 消費量 = 0 個
  3. 有効在庫のチェックを実行します。約定の使用チェックボックスがオンの場合、倉庫オーダが作成され、必要な在庫が作業オーダに強制的に割り当てられます。 
    • 作業オーダ (活動) 状況 = 発行済
    • 計画数量 = 10 個
    • 出庫数量 = 0 個
    • 消費量 = 0 個
  4. 倉庫管理において出庫勧告が開始されました。出庫勧告の結果として倉庫から出庫されたのは 2 個です。この 2 個は、仕掛品として記帳されます。他の 8 個は作業オーダに割当/約定引当されたままです。 
    • 作業オーダ (活動) 状況 = 発行済
    • 計画数量 = 8 個
    • 出庫数量 = 2 個
    • 消費量 = 0 個
  5. また、出庫勧告の結果、他の 8 個は出庫された後で出庫数量に追加されました。
    • 作業オーダ (活動) 状況 = 発行済
    • 計画数量 = 0 個
    • 出庫数量 = 10 個
    • 消費量 = 0 個
  6. この作業オーダに実際に使用されるのは、7 個だけです。消費量はマニュアルで入力できます。
    • 作業オーダ (活動) 状況 = 完了
    • 計画数量 = 0 個
    • 出庫数量 = 10 個
    • 消費量 = 7 個
  7. 割当や約定はすべて撤去されます。出庫数量と消費量の差異分は、倉庫に返却されます。仕掛品は実際の使用分に合わせて調整されます。実際に使用された数量が、消費量です。
    • 作業オーダ (活動) 状況 = クローズ
    • 計画数量 = 0 個
    • 出庫数量 = 10 個
    • 消費量 = 7 個
約定の使用
このチェックボックスがオンの場合、倉庫から納入しなければならない材料は、作業オーダまたは作業オーダ活動に約定引当をしてからでないと計画/発行が可能になりません。

作業オーダまたは作業オーダ活動の計画/発行を可能にするために材料を事前に約定引当をする必要があるかどうかは、作業オーダパラメータ (tswcs0100m000) セッションの約定の使用設定に応じて決定されます。

ロット選択
ロット選択を指示する値を選択します。特定を選択した場合、ロットは必須入力です。
注意

納入タイプとして倉庫からまたは購入を選択した場合、各品目の納入元は同じロットではないため、オリジナルのロットと異なる各ロット用に物的資源ラインを作成する必要があります。

倉庫からロット 1 の品目 ABC 10 個を納入する必要があります。指定された倉庫ではロット 1 から納入できる品目 ABC が 5 個だけに限られているため、あと 5 個はロット 2 から納入されます。ロット 2 から納入される品目 ABC 5 個については、新規に物的資源ラインを作成する必要があります。

ロット
特定を選択した場合、ロットは必須入力になります。
物的資源の交換
現在の物的資源ラインを置換する物的資源ライン。選択された納入タイプに従って材料を納入できない場合に使用されるのが、別の物的資源ラインである置換ラインです。

納入タイプが倉庫からの物的資源ラインを作成し終えました。ただし、倉庫には十分な在庫がありません。必要な材料は、購入する必要があります。納入タイプが購入の置換ラインを作成して、納入タイプが倉庫からの物的資源ラインをその置換ラインで置換してください。

返品理由
品目を仕損にする理由、または品目を倉庫に返却する理由
注意

デフォルトの理由は、作業オーダパラメータ (tswcs0100m000) セッションで定義されます。

出庫数量
作業オーダに対して納入された数量
原価構成要素
物的資源の原価構成要素

デフォルト

品目の原価構成要素

確認済
このチェックボックスがオンの場合、この資源ラインがチェックオフされて修正不可になります。
注意

作業オーダパラメータ (tswcs0100m000) セッションの資源の確認必須チェックボックスがオンの場合、まず実際に使用される材料をチェックして確認をクリックする必要があります。その後、作業オーダまたは作業オーダ活動のクローズが可能になります。

長さ
品目の長さ。品目の長さは、購買品目にのみ指定できます。長さを表す単位は、品目在庫単位に等しくなります。棚卸単位の物理量は、長さ、面積または容積です。
注意

納入タイプとして購入を選択しておく必要があります。また、購買オーダの状況はフリーまたは計画済でなければなりません。

品目の幅。品目の幅は、購買品目にのみ指定できます。幅を表す単位は、品目在庫単位に等しくなります。棚卸単位の物理量は、面積または容積です。
注意

納入タイプとして購入を選択しておく必要があります。また、購買オーダの状況はフリーまたは計画済でなければなりません。

厚さ
品目の厚さ。品目の厚さは、購買品目にのみ指定できます。厚さを表す単位は、品目在庫単位です。棚卸単位の物理量は、容積です。
注意

納入タイプとして購入を選択しておく必要があります。また、購買オーダの状況はフリーまたは計画済でなければなりません。

単位数
品目が指定の長さ、幅、および厚さに収まる回数
購買元取引先
必要な材料に関して優先される購買元取引先
購買オーダ
特定の条件に基づいて、どの品目が購買元取引先から納入されるかを示す契約

購買オーダには次のものが含まれます。

  • 一般的なオーダデータ、購買元取引先データ、支払条件、および受渡条件を記載したヘッダ
  • 実際に納入される品目についての詳しい情報を記載した、1つまたは複数のオーダライン
購買オーダ/ライン
購買オーダ/ライン
見積
作業オーダにリンクされたメンテナンス販売オーダ見積
見積原価ライン
作業オーダ物的資源ラインにリンクされた見積原価ライン
親品目
サービスオーダに必要な親サービス品目の品目コード
親シリアル番号
親シリアル番号付品目のシリアル番号
親/位置
サービスオーダにおける子品目の位置番号
プロジェクト
物的資源ラインの作成対象となるプロジェクトのコード
注意
  • このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのプロジェクトペギングチェックボックスがオンの場合に適用されます。
  • 次のような場合、このフィールドの入力は必須です。

    • 品目 (tcibd0501m000) セッションでプロジェクトペグの継承および必須プロジェクトペグチェックボックスがオンになっている
    • プロジェクトぺギングデータが作業オーダ (tswcs2100m000) セッションで定義されている
  • 次のような場合、このフィールドは無効です。

    • 契約 (tpctm1100m000) セッションで、プロジェクトが契約にリンクされている
    • プロジェクトが、フリー状況のプロジェクト (TP) である
    • プロジェクトがプロジェクト (PCS) である
記述
コードの記述またはコード名
要素
物的資源ラインの作成対象となるプロジェクト要素のコード
注意
  • 次のような場合、このフィールドの入力は必須です。

    • 品目 (tcibd0501m000) セッションでプロジェクトペグの継承および必須プロジェクトペグチェックボックスがオンになっている
    • プロジェクトぺギングデータが作業オーダ (tswcs2100m000) セッションで定義されている
    • プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000) セッションの要素チェックボックスがオンである
  • 次のような場合、このフィールドは適用されません。

    • 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのプロジェクトペギングチェックボックスがオフである
  • 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで原価分割チェックボックスがオンの場合、このフィールドの値は、原価分割 - サービスデポ修理材料費 (tppdm3103m000) セッションをもとにデフォルト設定されます。ただし、このセッションで原価分割が定義されていない場合、このフィールドの値は、作業オーダ (tswcs2100m000) セッションをもとにデフォルト設定されます。
  • 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで原価分割チェックボックスがオフの場合、このフィールドの値は、作業オーダ (tswcs2100m000) セッションをもとにデフォルト設定されます。
記述
コードの記述またはコード名
活動
物的資源ラインの作成対象となるプロジェクト活動のコード
注意
  • 次のような場合、このフィールドが適用されます。

    • 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのプロジェクトペギングチェックボックスがオンである
  • 次のような場合、このフィールドの入力は必須です。

    • 品目 (tcibd0501m000) セッションでプロジェクトペグの継承および必須プロジェクトペグチェックボックスがオンになっている
    • プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000) セッションの活動チェックボックスがオンである
    • プロジェクトぺギングデータが作業オーダ (tswcs2100m000) セッションで定義されている
  • 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで原価分割チェックボックスがオンの場合、このフィールドの値は、原価分割 - サービスデポ修理材料費 (tppdm3103m000) セッションをもとにデフォルト設定されます。ただし、このセッションで原価分割が定義されていない場合、このフィールドの値は、作業オーダ (tswcs2100m000) セッションをもとにデフォルト設定されます。
  • 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで原価分割チェックボックスがオフの場合、このフィールドの値は、作業オーダ (tswcs2100m000) セッションをもとにデフォルト設定されます。
記述
コードの記述またはコード名
プロジェクトペグ発生元
プロジェクトペグの発生元
注意
  • プロジェクトペグデータが、作業オーダ (tswcs2100m000) セッションをもとにデフォルト設定される場合、このフィールドは最上位需要に設定されます。プロジェクトペグデータが、原価分割 - サービスデポ修理材料費 (tppdm3103m000) セッションをもとにデフォルト設定される場合、このフィールドは原価分割がコピーされましたに設定されます。
  • このフィールドが適用されるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのプロジェクトペギングチェックボックスがオンの場合のみです。
プロジェクトペギング在庫
このチェックボックスがオンの場合、 プロジェクトペギング在庫 (whwmd2560m000) セッションでプロジェクトペギングされている品目のみが考慮されます。
注意

このチェックボックスが適用されるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのプロジェクトペギングチェックボックスがオンの場合のみです。

デフォルトで、このチェックボックスはオフになっています。

オーダ済
倉庫 - 品目在庫 (whwmd2115s000) セッションでリストされる、品目の手持在庫
割当
倉庫 - 品目在庫 (whwmd2515m000) セッションでリストされる、品目の引当済在庫
約定引当済
倉庫 - 品目在庫 (whwmd2515m000) セッションでリストされる、品目の在庫約定
手持在庫
倉庫 - 品目在庫 (whwmd2515m000) セッションでリストされる、品目の手持在庫
単位
数量を表す単位
非消費ライン
超過の材料 (品目) が返品される (作業オーダの) 原価ライン番号。材料費の非消耗数量は出庫数量から実際数量を差し引いた量です。
注意
  • このフィールドが有効になるのは、次の場合のみです。
    • 原価ラインの納入タイプ倉庫へに設定されている
    • 作業オーダ状況または活動状況発行済に設定されている
    • 材料の返品をまだ受け取っていない
  • 作業オーダ状況完了に設定されている場合、非消費品目の返品納入が生成されます。
  • オーダが発行されると、非消費品目の返品納入をマニュアルで追加できます。
  • 出荷済材料の原価ラインのみを選択できます。
  • 返品納入ライン上で、品目データは納入ラインをもとにデフォルト設定されます。

 

ロットおよびシリアルセット
ロットおよびシリアルセット (tcibd4111m000) セッションを開始します。品目 - 倉庫管理 (whwmd4100s000) の在庫中ロットチェックボックスがオフで、サービスとメンテナンス時のロット出庫の登録フィールドが [Yes] に設定されている場合、このセッションでロットの詳細を入力できます。サービスとメンテナンス時のロット出庫の登録フィールドが [No] に設定されている場合は、ロットの詳細の表示のみが可能です。

このボタンが有効になるのは、品目がロット管理されている場合のみです。

注意

ロットの詳細を入力できるのは、オーダ状況が原価計算済になる前までです。

代替品目 - 品目ブレイクダウン
代替品目 - 品目ブレイクダウン (tscfg1120m000) セッションを開始します。
  • 品目フィールドが編集可能な場合のみ、代替品目を選択できます。

作業オーダ状況フィールドおよび納入タイプに基づいてオプションを選択できます。

  • 作業オーダ状況フィールドは、フリーまたは計画済に設定されている必要があります。
  • 納入タイプは次のいずれかでなければなりません。
    • 倉庫から
    • 車により倉庫から
    • 輸送手段により倉庫から
    • サービスキットから
    • サービス在庫から
    • 現地調達
    • 発注先直送
代替品目
代替品目 (tcibd0505m000) セッションを開始します。
  • 品目フィールドが編集可能な場合のみ、代替品目を選択できます。

作業オーダ状況フィールドおよび納入タイプに基づいてオプションを選択できます。

  • 作業オーダ状況フィールドは、フリーまたは計画済に設定されている必要があります。
  • 納入タイプは次のいずれかでなければなりません。
    • 倉庫から
    • 車により倉庫から
    • 輸送手段により倉庫から
    • サービスキットから
    • サービス在庫から
    • 現地調達
    • 発注先直送
非消費材料の処理
オーダが発行されると、非消費品目の返品納入ラインが生成されます。

材料費の非消耗数量は出庫数量から実際数量を差し引いた量です。

返品納入ライン上で、品目データ (品目、シリアル、所有権) は納入ラインをもとにデフォルト設定されます。所要量は納入ラインの非消費品目でデフォルト設定されます。納入ラインの非消費品目は、実際数量を調整することにより修正できます。