作業オーダの計画および発行 (tswcs3200m000)

セッションの目的:  作業オーダおよび関連する作業オーダ活動を計画または発行します。

次のような場合に作業オーダを計画します。

  • 工場およびデポのワークロードで作業オーダが承認された
  • 作業オーダの作業オーダ活動を計画する
  • 必要な資源を作業オーダ (活動) に割り当てる

発行可能なものは、次のとおりです。

  • 作業オーダ
  • 最初の作業オーダ活動。最初の活動を発行、実行、および完了した後で、その次に続く活動を発行できます。
  • すべての作業オーダ活動。すべての活動ラインを一括して発行できます。

約定管理が導入済の場合、計画フェーズでは倉庫管理から資材所要量ラインに対する約定が必要になります。その後、工場またはデポで品目を受領する必要があります。受領後に、作業オーダおよび作業オーダ活動が発行されます。

作業オーダの発行後は、工場文書を出力する必要があります。作業オーダを外注した場合は、購買オーダを作成する必要があります。作業オーダ活動ごとに、対応する外注資源ラインを使用して購買オーダ/ラインを作成します。その他の必要品目をテキストに追加してから購買オーダテキストに追加します。

作業オーダを計画できるのは、次の場合です。

  • 作業オーダ状況がフリーまたは計画済である
  • 作業オーダが外注されていない
  • メンテナンス販売オーダから作業オーダを生成できる

メンテナンス販売オーダがブロックされている場合、関連する作業オーダは計画または発行できません。

納入タイプとして購入を使用する場合は、物的資源ラインごとに購買オーダを作成する必要があります。出庫時間は最早開始時間に等しくなります。

別の納入タイプを選択した場合は、作業オーダに材料を割り当ててください。約定管理が導入済の場合、計画フェーズでは倉庫管理から資材所要量ラインに対する約定が必要になります。

作業オーダには、工具およびその他所要量を割り当てることもできます。

計画時間を再計算するには、作業オーダ状況を計画済に設定する必要があります。作業オーダに関連する活動が計画されます。次に、すべての活動に対して外注品目が定義されているかどうかをチェックする必要があります。品目は、活動管理モジュールまたは作業オーダで定義できます。各作業オーダ活動には資源ラインを作成できます。オーダを購買価格として購買管理モジュールに転送するときに用いられる標準原価は、修正可能です。

 

作業オーダ
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 発行する作業オーダ
作業オーダ
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 発行する作業オーダ
計画開始時間
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 作業オーダを発行する日時
計画開始時間
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 作業オーダを発行する日時
サービス部署
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 作業オーダを発行するサービス部署
サービス部署
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 作業オーダを発行するサービス部署
販売先取引先
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 作業オーダを発行する取引先
販売先取引先
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 作業オーダを発行する取引先
メンテナンス販売オーダ
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: メンテナンス販売オーダ
メンテナンス販売オーダ
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: メンテナンス販売オーダ
アクション
適切なアクションを次から選択します。
スキルをチェック
このチェックボックスがオンの場合、割当済エンジニアが、作業オーダ活動を実行するための必須スキルを備えているかどうかがチェックされます。

デフォルト

デフォルトで、このチェックボックスはオンになっています。

割当のチェック
割当が活動にリンクされているかどうかを示します。

デフォルト

デフォルトで、このチェックボックスはオンになっています。

注意

このフィールドが表示されるのは、作業オーダパラメータ (tswcs0100m000) セッションの作業オーダの割当の使用および割当は必須チェックボックスがオンの場合のみです。

材料の利用性
ATP 在庫のチェック
このチェックボックスがオンの場合、「ATP 在庫」 のチェックが実行されます。
注意

有効在庫チェックは、品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) セッションのオーダシステム計画に設定され、倉庫 (tcmcs0103s000) セッションの企業計画に含むチェックボックスがオンの場合のみ実行されます。

ブロック在庫のスキップ
このチェックボックスがオンの場合、「計画在庫」 のチェックまたは 「手持在庫」 のチェック時に、ブロック済数量が、「手持」 数量から減算されます。
注意

このフィールドが有効になるのは、計画在庫のチェックチェックボックスまたは手持在庫のチェックチェックボックスがオンの場合のみです。

計画在庫のチェック
このチェックボックスがオンの場合、「計画在庫」 のチェックが実行されます。
手持在庫のチェック
このチェックボックスがオンの場合、「手持在庫」 のチェックが実行されます。
在庫チェックのスコープ
材料が、「材料ライン」 に定義された倉庫 ([現在の倉庫のみ]) または 「材料ライン」 に定義された倉庫と同じクラスタ内の倉庫の 1 つ ([クラスタ内のすべての倉庫]) で利用可能かどうかをチェックします。
注意

このフィールドが有効になるのは、計画在庫のチェックまたは手持在庫のチェックチェックボックスがオンの場合のみです。

指定可能な値

在庫のスコープ

不足の計画時間
材料ラインの計画納入時間の更新
このチェックボックスがオンの場合、 サービス材料の利用性 (tstdm2520m000) セッションで在庫チェック状況供給遅延または不足に設定されているときに、「材料ライン」 の 「計画納入時間」 が 「計画利用可能日」 に更新されます。このチェックボックスがオンの場合、更新後に、実行済の在庫チェック (ATP 在庫または計画在庫) の再計算が実行されます。
注意

このフィールドが有効になるのは、ATP 在庫のチェックまたは計画在庫のチェックがオンの場合のみです。

最新の計画材料ラインを含む活動およびオーダの更新
このチェックボックスがオンの場合、関連する材料ラインのオーダおよび活動の 「計画開始時間」 が、材料ラインの最遅 「計画納入時間」 に更新されます。
最新の計画材料ラインを含む材料の同期
このチェックボックスがオンの場合、オーダまたは活動に属するすべての材料ラインの 「計画納入時間」 が、材料ラインの最終 「計画納入時間」 に更新されます。
オーダタイプ
オーダタイプにより、オーダ手順の一部であるセッション、そしてこの手順が実行される方法および順序が決まります。

注意

範囲を指定して購買オーダタイプおよび購買オーダシリーズを選択できるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのオーダ管理 (TD) チェックボックスがオンの場合のみです。

オーダシリーズ
購買オーダを識別するシリーズコード
注意
  • 先頭空番号 (tcmcs0150m000) セッションで定義されている番号グループにのみ購買オーダシリーズを選択できます。
  • 範囲を指定して購買オーダタイプおよび購買オーダシリーズを選択できるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのオーダ管理 (TD) チェックボックスがオンの場合のみです。
処理レポート
エラーレポート
情報レポート
このチェックボックスがオンの場合、 LN 倉庫モジュールで定義されたエラーメッセージまたは情報メッセージが表示されます。

作業オーダを発行すると、LN 倉庫モジュールで倉庫オーダが生成されます。倉庫オーダは、自動的に処理できます。倉庫オーダが処理されると、処理された倉庫オーダに関連するエラーまたはメッセージが表示されます。これらのメッセージは、情報レポートに表示されます。