フィジカルブレイクダウン構造の更新メンテナンスする必要がある品目に PBS を使用できない場合は、新しい PBS を作成できます。 次のセッションの [アクション] メニューのフィジカルブレイクダウンの作成オプションを使用して、フィジカルブレイクダウンを作成および変更できます。
注意
このオプションが表示されるのは、構成管理パラメータ (tscfg0100m000) セッションのフィジカルブレイクダウン変更チェックボックスがオンの場合のみです。 フィジカルブレイクダウン構造 (PBS) の親品目の子に対する複数の変更を登録および処理できます。1 ブレイクダウンレベルで取り込まれる変更はすべて、承認の後同時に PBS に更新されます。PBS に取り込まれる変更のセットは、変更番号としてグループ化されます。新しい変更が既存の PBS に適用されるとき、新しい変更番号が作成され、既存のフィジカルブレイクダウン構造がフィジカルブレイクダウン変更にコピーされます。変更が処理された後、フィジカルブレイクダウン変更がクローズされます。 フィジカルブレイクダウン - 変更 フィジカルブレイクダウン変更 (tscfg2140m000) セッションおよびフィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションでフィジカルブレイクダウン変更を登録およびメンテナンスできます。 フィジカルブレイクダウン変更 (tscfg2140m000) セッションを使用して、コンポーネント関係への変更をメンテナンスする必要がある既存の PBS の (親) 品目を表示およびメンテナンスできます。各変更は一意の変更番号として記録されます。新規変更オーダ番号グループとシリーズに基づいて、構成パラメータから変更番号がデフォルト設定されます。フィジカルブレイクダウン変更 (tscfg2140m000) セッションのオーダタイプフィールドとオーダ番号フィールドを指定して、サービスオーダ、メンテナンス販売オーダ、または作業オーダにフィジカルブレイクダウン変更をリンクします。 フィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションを使用して、コンポーネントレベルでブレイクダウン変更をメンテナンスできます。ヘッダレコードが作成され保存されると、すべてのコンポーネント (子) がラインにコピーされます。フィジカルブレイクダウンの位置番号ごとに変更ラインが作成されます。変更処理中に、これらのコピーされたラインは古い構造への参照としてブレイクダウン変更で使用できます。フィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションの変更のソースフィールドを使用して、変更の理由を示すことができます。アクションフィールドには、ラインに取り込まれた変更のタイプが示されます。複数の変更が同じブレイクダウン位置番号に登録されると、この位置に追加のラインが作成されます。ただし、変更のソースごとに 1 つの変更ラインを使用できます。 また、フィジカルブレイクダウン - 変更 (tscfg2640m000) セッションでも、フィジカルブレイクダウン変更を登録およびメンテナンスできます。 構成管理パラメータに基づき、フィジカルブレイクダウン変更を自動またはマニュアルで作成するか、BOD メッセージを使用して作成することができます。 PBS の自動作成 構成管理パラメータ (tscfg0100m000) セッションで (作業オーダ、サービスオーダ、およびメンテナンス販売オーダ用の) 作業オーダから自動更新チェックボックスがオンの場合、フィジカルブレイクダウン変更が実施されます。これらのサービスオーダ、作業オーダ、メンテナンスおよび販売オーダの完了時、フィジカルブレイクダウン変更 (tscfg2140m000) セッションで 「フィジカルブレイクダウン変更」 が作成されます。 PBS の作成時に、複数レベルのチェックが実行され、オープンの PBS が PBS 内の子または親のいずれにも使用できないことが確認されます。使用可能な場合、PBS は作成されません。 フィジカルブレイクダウン (tscfg2110m000) セッションでデータを保存すると、PBS の親品目とシリアル番号に所属するコンポーネント/フィールドがフィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションにコピーされます。フィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションのPBS からコピーチェックボックスがオンに設定され、新規のフィジカルブレイクダウン変更番号が作成されます。 フィジカルブレイクダウン (tscfg2110m000) セッションで状況が設置予定および削除予定に設定されているフィジカルブレイクダウンラインがフィジカルブレイクダウン変更 (tscfg2140m000) セッションにコピーされます。これらのフィールドの値は修正できません。 フィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションのすべてのラインについて、変更のソースフィールドは変更なし、アクションフィールドは保持、および変更の状況はフリーに設定されます。 マニュアルでの PBS の作成と変更 フィジカルブレイクダウン - 変更 (tscfg2640m000) セッションを使用して、PBS をマニュアルで作成できます。フィジカルブレイクダウン (tscfg2110m000) セッションで [アクション] メニューのフィジカルブレイクダウンの作成を使用して、PBS をマニュアルで作成することもできます。PBS がオーダからマニュアルで作成すると、フィジカルブレイクダウン変更 (tscfg2140m000) セッションのブレイクダウン変更の承認後にのみオーダ発行 チェックボックスがオンに設定されます。 フィジカルブレイクダウンラインを修正できるのは、フィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションのアクションフィールドが設置、削除、および置換に設定されている場合のみです。親品目のブレイクダウン構造で、品目/シリアルを追加、修正、または削除できます。品目がシリアル番号付品目でない場合、新数量フィールドの値を修正することもできます。 ラインデータを修正できるのは、状況がフリーに設定されている場合のみです。状況がフリーに設定されたラインが使用できない場合 (フィジカルブレイクダウン変更中に同じ位置番号に複数の変更が実施されたため)、変更に対応するため、その位置板東に対する新しいブレイクダウン変更ラインを作成する必要があります。 フィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションで [アクション] メニューの設置、削除、および置換オプションを使用すると、変更ラインを設置、削除、または置換できます。オーダからブレイクダウン変更を開始した場合、オーダが完了するまでマニュアルで変更できません。 変更のソースがマニュアルに設定され、変更が承認済または拒否ではない場合、フィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションでマニュアルでの変更を元に戻すことができます。 [置換]/[設置] オプションを使用して構造の一部となったシリアル番号付品目には、次の制約が適用されます。
BOD 変更 BOD メッセージに基づき、フィジカルブレイクダウン変更ライン (tscfg2141m000) セッションでフィジカルブレイクダウンラインが作成され、有効な PBS がフィジカルブレイクダウン変更ラインにコピーされます。
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