グループ計画データ設定

｢グループ計画｣ 機能の用途は、サービスエンジニアをサービスオーダまたはサービス部署に割り当てて、作業オーダ/計画活動に割り当てることです。グループ計画では作業のコンテナとなるグループを準備し、資源に割り当てることができます。グループ内に、サービス活動および活動セットレベルがあります。これを物理的な現実に投影すると、次のようになります。

グループ計画は時間基準および経路基準にすることができます。｢計画｣ 活動ごとに既存経路の正しいノードに適合させる必要があるので、経路計算には拡張計算が必要です。前提条件として、GPS 座標が設置住所として知られています。時間基準計算の方がはるかに高速ですが、この時間基準計算からは移動時間を算出できず、甘い表示となります。

活動を活動セットおよびグループにグループ化するときに、サービスエンジニアまたはサービス部署をグループに割り当てることができます。

Infor LN では、サービスの特徴を基準にしてグループ化する活動のセットを計画します。グループ化の特徴として可能なものの例として、サービスエリア、スキル、サービスタイプ、プロジェクト、品目、契約、設置番号などがあります。

Infor LN では常時活動のセットを連番で計画します。連番を使用して、最初に計画する活動、およびタイムウィンドウ (時間制約) を超えているかどうかという事実を反映する活動を指定します。したがって、ソート構成が非常に重要となります。計画の作成は、次の 3 つのステップで構成されます。

計画の生成 (tsspc3200m000) セッションを使用してグループ計画を作成すると、グループ計画用のグループと活動が作成されます。活動は既存のグループまたは新規グループに追加することができます。新規オーダは、サービスオーダおよび作業オーダのセッションを使用して、グループ計画に追加できます。グループに関して、活動は次のようなグループ計画活動状況になり得ます。

グループ計画は大きく次の 3 つの処理ステップに分類することができます。

次は、グループ計画の機能に定義されたエンティティです。

グループ計画の機能について、一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションおよびサービス計画パラメータ (tsspc0100m000) セッションでパラメータを定義します。このパラメータは、サービスオーダ活動の計画用パラメータ、作業オーダ活動の計画用パラメータ、および計画活動の計画用パラメーの 3 グループに分類することができます。

グループ内で、指定された属性値を持つ活動セットの連番

関連サービスオーダ活動を作業オーダ活動または計画活動にグループ化するために使用する各計画属性に、特定の属性値を定義します。

参照ポイント構成によって、どの参照ポイント (複数可) を、属性/値の組合せのどのグループに適用するかを定義します。Infor LN では、活動のロケーション住所にもっとも近い参照ポイントを動的に判断します。

優先資源は、サービスオーダの優先エンジニアか、作業オーダまたは計画活動の優先部署となります。Infor LN ではこれらの優先資源をグループに割り当てます。

グループ計画を生成すると、サービスオーダ活動、作業オーダ活動、または計画活動からグループ計画活動が作成されます。グループ計画活動は、グループ計画活動セットにグループ化されます。

グループ計画グループが作成されたときに使用された属性値。2 つ以上の属性値を 1 つのグループにリンクすることができます。

グループ計画グループに資源を割り当てます。資源を活動セットまたは個別の活動に割り当てることはできません。エンジニアと部署という 2 種類の資源を、グループ計画に使用できます。2 人以上のエンジニアを 1 つのグループ計画グループに割り当てることができます。部署は、1 つのグループ計画グループに 1 つしか割り当てることができません。

グループ計画活動はサービスオーダ活動、作業オーダ活動、または計画活動から作成され、活動セットにグループ化されます。この活動セットがグループ計画グループにグループ化されます。

グループ計画活動セットを作成するときに使用される属性値

グループ計画が生成されると、サービスオーダ活動、作業オーダ活動、または計画活動からグループ計画活動が作成され、グループ計画活動セットにグループ化されます。2 つ以上の属性値を 1 つの活動セットにリンクすることができます。