資源利用性のチェック

定義されている利用性割合よりも重複期間 (計画開始時間および計画終了時間) が短い別の計画グループに、資源がまだ割り当てられていない場合にのみ、計画グループに関して資源が利用可能になります。LN で属性またはスキルが一致する資源 (のリスト) が提案され、グループ - 提案済資源 (tsspc3104m000) セッションに表示されます。LN では最高ランクのリソースを割り当てるよう提案します。資源を計画グループに割当チェックボックスをオンにして、資源をグループに割り当てます。

資源がグループ計画に割り当てられると、グループ - 資源 (tsspc3102m000) セッションで資源を表示することができます。サービスオーダのグループ - 資源所要量 (tsspc3604m000) セッションで提案済資源のリストを表示することもできます。このセッションには、グループに定義されている属性およびスキルも表示されます。このセッションで、計画者は必要な属性およびスキルのいずれかまたは両方を選択あるいは消去して、より多くの資源をより柔軟な基準でグループに使用できるかどうかをチェックします。計画者はサービスオーダ - 提案済資源のグループ (tsspc3604m400) セッションを使用して、提案済資源の属性およびスキルがグループの要件に一致するかどうかをチェックすることもできます。

特定グループの期間中に資源が十分に使用できていない場合は、利用性の割合が計算されます。

次の式を使用して、利用性割合 (AP) を計算します。

AP = 利用可能時間 × 100% ÷ 必要時間

利用可能時間 = 計画グループの計画開始時間から計画終了時間までの作業時間数 (資源カレンダーに基づく) - Σ(資源割当先の重複するグループの計画開始時間から計画終了時間までの作業時間 (資源カレンダーに基づく))

利用可能時間が必要時間を超えることは可能で、利用性割合 > 100% です。この場合、利用性割合は 100% に設定されます。

資源が計画グループに割り当てられるとすぐに、LN では資源の利用性を再計算します。

サービス計画パラメータ (tsspc0100m000) セッションで定義されている最小利用性割合よりも資源の利用性が小さい場合、LN ではこの資源を提案資源リストに移動します。

[利用性のチェック] チェックボックスがオフの場合、LN では資源の利用性をチェックしません。[利用性割合] は指定されず、0.0 に設定されます。